宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん
参加者常時募集中! 「大人のための子どもの本の読書会」 墨田区のふたつの拠点を中心に、子どもの本のロングセラーを読むゆるやかなサードプレイス。幅広い年代が参加されています。 つながる・祈る・分かち合う「pray&hopeプロジェクト」を主宰。月に一度、女性たちの集まりをもっています。 ○詳細はここから メールは以下のアドレスに★を@に変えてお送りください。 booksheepbook☆ gmail.com 牧師館の住人たち (profile)← わたし ゴエモン先生 メル 墨田聖書教会Blog 文章・画像・イラストの無断転載は禁止です。引用の際には必ずご連絡ください。 外部リンク
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↑春の陽気にメルはだらだら。 桜が咲くこの季節、まちを歩くたびに見上げる。 メルの散歩に出かけても、あ、桜、と思って顔を上げる。 1日に何度も、あちこちで見ているはずなのに、 あ、桜、というこれを繰り返している。 一方で、メルと言えば、桜にはとんと関心がない。 そもそも見上げるという動作をあまりしない。 メルの興味はもっぱら地面にあるから、 歩くたびに下を向いている。 ぼんやり歩いていると、 こわばった顔をしてうつむきかげんなんていうことがある。 そんな時、近所の顔見知りから 「こんにちは」 と声をかけられて、あら、恥ずかしい。 いつも微笑んでいたいと思うのに。 だからかな、桜を見る。 見上げると、心に風が通る。 そして、ほっこり笑みが浮かぶ。 今夜の祈り会で、Sさんが言っていた。 「先週、90歳の人を交えて何人かで善福寺川まで桜を見に行ったのね。 そうしたら、きれいだなぁ、感謝だなぁって、 あふれるようにそう思わされたの。 自分で思うなんてもんじゃなくて、思わされたのね」 じつは昼間は、春なのにクラスの子どもたちと海へ行った。 というのはウソで、 「つもりごっこ」をしたのだ。 アン好きとしては、つもりごっこは大人になっても得意分野だ。 体験学習プログラムのいっかんなのだが、 「海辺に行くよ! 」 と言ったとたん、ちゃあんとみんな海辺にいた。 「目をつぶってね」 と言うと、 「あ、見える見える」 と返事をする。 すごいなぁ。 貝殻だとか、コーラのびんだとか、くらげの死体だとか、 見えるものを次々と教えてくれる。 ただ一人だけ、何にも見つけられない子がいた。 「海なんて、ほんとに行けるわけないじゃん」と言う。 ふうん。心の中の何がそう言わせているのかな? ちょっと寄り添ってみたくて、 今日は隣りに何度も座ってみた。 海から帰ったら、 今度は桜の木に行こう。 ほのかな桜色の翼が包んでくれるよ。 そうして見上げると、ほら、少し心に風が通るかな? ↓イースターを迎える教会の庭の花たちです。 今年から少しずつ、リ・ガーデン(再生)を企んでいるので、今はただ植えっぱなしの庭ですが、来週、いよいよ庭のデザインの打ち合わせ。楽しみです。 読んでくださったら、応援のクリックをお願いします ! ↓ ↓ ↓
by Annes_Tea
| 2009-04-09 00:33
| 牧師館で暮らす
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