下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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青菜に塩を使ってみる
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夏紅葉が好きです。植えてみたいとは思うのですが、和の風情が庭に似合うかどうか?



クラスで慣用句やことわざを教えるために、自分の知識を見直した。
これがけっこう、あやふやなのだ。

以前、まさに「顔から火が出る」体験をした。
クリスチャン向けの雑誌でエッセーを連載していたとき、
点字図書館で音訳をしていただいたことがある。
その中の記事のことで、ボランティアの方から編集部に問い合わせがきた。
「引導を渡す」と言うべきところが「印籠を渡す」になっているというのだ。
うわ、印籠では水戸黄門ではないか。
校正さんも見てくれたのに、どうして誰も間違いに気づかなかったのだろう。

子どもたちは、慣用句やことわざ、それに四字熟語も大好きだ。
わかんないなぁ、と言いながらも、クイズ感覚で問題を解いていく。
作った例文を見せてもらうと、
「あの人は腹を割ったような性格だ」
という珍答シリーズが生み出されている。
あのね、「腹」じゃなくて、「竹」だよね。
竹を割ったような人という表現は、基本的にはほめことばだ。
でも子どもたちに言わせると、
そう言われてもほめられた感じがしないらしい。
だから竹というのは縦に割ってみるね、とかなんとか、
説明しているうちにだんだんと心もとなくなっていく。

「青菜に塩」にいたっては、頭を抱えてしまった。
ほとんど全員が、
(失敗したり、怒られたりして青菜に塩)
という内容で例文を書いている。
たとえば、
「ガラスを割ってしかられたので、青菜に塩だ」
「テストの点が悪くて、青菜に塩だ」
うーん。これはどう考えても変だ。
でも、なぜおかしいのかということになると、
小学生にそのニュアンスをわかりやすく説明するのは難しい。
金田一先生、どうしましょう?

それで、他の国語の先生に聞いてみると、
「青菜に塩をかけて水気が抜けるのは時間がかかるから、
 少しずつしおしおになる状態に使うのではないかな」と言う。
脱水シートに魚をはさんだ時のように、
少しずつしおしおという状態を理解はできるけれど、
現実世界ではどんなことがあるのだろう。
まだ腑に落ちない。
調べ直してみると、
(元気だった人が、あることで急にしおれてしまうさま)
ということに落ち着いた。
しおれる前の状態に「元気」や「勢いがある」ところこそ、
ポイントなのかもしれない。
たとえば、
「株で儲けていた人が、金融破綻で大損をして青菜に塩だ」という具合に。
社会問題で言えば、
時代の寵児だった青年実業家が、
不正や賄賂で逮捕されて、一夜で凋落するさまか。
うん、これはわかりやすい。
では、子どもたちの世界では、どんなことかな?
リレーの選手に選ばれて準備万端、張り切っていたのに、
運動会の当日、なんと骨折してしまった、なんて状況はどうだろう。
ううむ。しっくりするような、しないような。

こうしてみると、小学生にとって「青菜に塩」という現実は、
まだまだ先の現実かもしれない。
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by Annes_Tea | 2009-07-08 23:40 | お茶と料理、ときどきカフェ
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