下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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犬の影踏み
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朝、メルの散歩に30分出遅れて、
荒川土手に着いたときにはすでにかんかん照りだった。
久しぶりの快晴なのだ。
シーツも枕も何もかも洗濯してから出かけようとしたのが敗因だ。
最初はご機嫌だったメルは、
ボール遊びで大周りを数回しただけで、
ぽろん、とボールを放してしまった。暑くてやっていられないのだ。
広い河川敷には、犬も人もだれもいない。
酔狂だよね、こんな暑い時間に、イギリスの犬と散歩に来るなんて。
それでも、ボーダーコリーには運動が必要だと思うものだから、
そのまま帰る気にもなれない。
せめていつもの木まで歩いてUターンしようと思っていたら、
メルは途中で、勝手にコースを外れて、階段へと向かった。
はいはい、帰りたいのね。
今週はメルと二人暮らし。
メル散歩を夫から託されたのに、ほんと、申し訳ない。

帰り道は、アスファルトの照り返しが厳しくて、メルの肉球が心配になった。
最近、雨続きで、夏の本格的な暑さというものを忘れかけていたような気がする。
それとも、会堂のリフォームで新しくしたエアコンの性能があまりによくて、恵みボケしちゃったかなぁ。
そういえば、東京の夏は暑いのだっけ。
メルがいつになく、道路の際というか、
ほとんど人の家とも言えるようなところを選んで歩く。
何ごとかと思っていると、影踏みをしているのだった。
建物が作り出す日影に入ると、ほんの一瞬、ひんやりする。

気をつけて見てみると、下町の家屋はひさしの幅が狭い。
古い、昔ながらの木造家屋が、
おしるし程度の日影を、わたしたちに心ばかり提供してくれる。
簾をかけて中は見えないとはいえ、
玄関を開けっ放しにしている家が、
今の時代、東京という場所にいくらもあるのは、さすが下町だ。
開いた玄関からかすかにもれ聞こえる暮らしの音に、
気持ちだけはふと涼やかになる。

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by Annes_Tea | 2009-08-13 10:29 | ボーダーコリーのメル
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