下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
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ドッグカフェ見つけた

メルのカフェデビューの写真。もう4年くらい前かな?


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メルのドッグカフェデビューは、数年前の夏、軽井沢だった。
そのころ、犬の飼い主初心者のわたしは、
犬のことをもっと知りたくて、犬にまつわるエッセイばかり読んでいた。
その前は、犬のしつけに関する本を読み漁っていたのだが、
読めば読むほど理想と現実とのギャップに滅入るので、
ブルース・フォーグル博士の「新! ドックトレーニングマニュアル」(これは優秀 !)を最後に、
読むのを止めてしまった。

本の中の犬を探し始めると、きりがない。
古いところでは、中野孝次の「ハラスのいた日々」を引っ張り出して、
散歩の途中でオス同士をケンカさせて社会を学ばせる、
なんてエピソードに、時代が違うなぁとつぶやいたり、
カレル・チャペックの「ダーシェンカ」が何年も本棚に寝かせたままだったのを思い出したり、
江國香織の「雨はコーラがのめない」という不思議なタイトルは、
「雨」という名前の犬の話だといまさら知ったり、
とまあ、そんな風に読書する女を続けていた。

そんなころの話である。
車にメルを乗せて軽井沢の町中を走っていると、「スリードッグベーカリー」の看板を見つけた。
ちょうど、創業者であるダンとマークがカンザスシティーに開いた
自然素材のドッグベーカリーの話を読んだところだったので、
これはこれは、と嬉しくなって店内に入った。
もちろんメルを連れて。
メルにとっては初めてのドッグカフェである。
ところが、すぐ後に、よく吠える小型犬が入ってきた。
メルは滅多なことでは吠えない。
そして、吠えられることが何よりも嫌いだ。
小型犬が吠える度に、メルは胸をううっと持ち上げ、わたしたちは気が気でない。
優雅なお茶の時間どころではなかった。

わたしたちがリラックスできたのは、
その翌日に偶然見つけた中軽井沢の「チェルシーズガーデンカフェ」である。
「スリードッグベーカリー」や「ドッグデプト」のような
チェーン展開のお店のつるんとした感じは、個人的にはあまり好みではない。
その点ここは、カフェマニアのセンサーがぴぴっと働いて、
引き寄せられるように入って行った場所である。
チェルシーというぐらいだから、イギリスでよく見かける一軒家風、
私の中の紅茶好きのセンサーも、ぴこぴこと動いた。
外のテラスは、木立に囲まれて、小鳥のさえずりが耳に優しい。
でも、
これこれ、こういうのを求めていたのよね、と喜んでいるのはわたしだけだ。
結局のところ、犬にカフェは必要ないし、
人間だって気を張りつめながらお茶を飲むよりは、
のんびり軽井沢の自然の中を犬と散歩する方が楽しいはずだ。
それでも、メルは生まれて初めて目にする「犬用のケーキ」は相当気に入ったようだった。
素材はおもに野菜で、甘みはもちろん入っていない。
とにかく、ぺろり、と食べてしまった。
ただ、上に乗っていた飾り切りのにんじんだけは、
つついているだけでとうとう残してしまったけれど。

先日、山谷にある宣教師事務所に行ったときに、
浅草の言問橋近くに、教会が営むカフェができて、それがいい雰囲気だ、という話を聞いた。
ちょうど車で来ていたので、寄り道して訪ねてみた。
元は何かの事務所か工場だったらしく、
1階の倉庫をカフェに改装して、2階を会堂として利用しているようだった。
家具は持ち寄り風、細部までおしゃれというわけではないけれど、
全体のざっくりした雰囲気が心地よい。
倉庫だったということで、天井がそこそこに高く、がらんとした特有の抜け感がある。
あ、いいねぇ。しかも、有機コーヒーが一杯250円。
カップ持参だと割り引きもあるらしい。
ご近所住まいらしいスタッフの女性に、
早速、自己紹介をして、カフェ開業の顛末なんかを教えてもらう。
オープン時に配ったというチラシを見せてもらうと、
やや、箱の中に黒いレトリバーが入っているではないか。
「犬もいいんですか?」とわたし。
「もちろんです」と彼女。犬の飼い主さんでもあるらしい。
「どんな大きさでも?」と念を押す。本当はボーダーコリーでもいいですか、と聞きたいところだったけど。
「もちろんです」と彼女。

浅草にドックカフェを見つけた。しかも教会カフェ。うれしい。
お休みの日、白髭橋から隅田川沿いをメルと歩いて、ここに来たら楽しいだろうな。
でも、実際に行くことはたぶんないだろう。
軽井沢以来、カフェに行きたいのは人間だけで、
メルは行きたくないのだと知っているから。
それでも、近くにメルと行けるカフェがあると思うだけで、
犬の飼い主としてはなんだか心強いのである。

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倉庫を改装したカフェ「ライトハウス」。
2階は教会として使っているそうです。
先生はガーナの人、インターナショナルチャーチだけあって、
ゴスペルや英会話教室が賑やかに開催されているそうです。楽しそう!
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by Annes_Tea | 2009-09-19 14:08 | まちを歩く
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