下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
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エンゼル型でお菓子を焼く
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連休中、ギター教室の子どもたちが遊びに来るというので、
いつものようにバナナケーキを焼くことにした。
本当に、こればかりという感じなのだが、
お菓子作りに関して腰が重いわたしには、
家にある材料で作れるこのビギナーレシピがいちばんなのだ。

手持ちのお菓子の型は、
パウンド型、エンゼル型、スクエア型、底が抜ける丸型の4つだけ。
中でもいちばん活躍するのがエンゼル型である。
パウンドケーキだろうと、ムースやプリンだろうと、
ふだんはこのエンゼル型で済ませてしまう。

わたしが子どものころ、
母もまたこのエンゼル型をよく使っていた記憶がある。
ずいぶん前になるが、
大原照子さんの「1つのボウルでできるお菓子」という本を見つけたときに、
懐かしさもあいまって、
本と一緒にエンゼル型を衝動買いしてしまったのだ。
以来、わたしのお菓子作りは、
エンゼル型なくしては成り立たない。
大原さんよると、
エンゼル型は熱が平均して行きわたるところが最大の長所のようだ。

大原照子さんには、その昔、一度だけお会いしたことがある。
当時のわたしは駆け出しのライターで、
紅茶の記事ならなんでもやります、
と会う人ごとにさんざん言っていたころである。
念願かなって、初めての紅茶特集を任されたとき、
カラーページの撮影で、
紅茶のセッティングをしてくださったのが大原さんだった。
撮影はこの本と同じく、大御所の安東紀夫さん。
ベテランの編集者も同伴し、
新参者のわたしなど、いてもいなくても。
撮影も試食もつつがなく進んだ最後に、
編集者が気をきかせてくれて、
「紅茶が大好きで勉強もされているんですよ」
とわたしのことを紹介してくれた。
大原さんはそのとき初めてわたしを正面から見ると、
「あら、イギリスで勉強されたの?」と言う。
いいえ、とかなんとかモゴモゴ答えているわたしに、
「あら、それではだめね」
と言うと、話はそれきりになった。
そのときの気恥ずかしさは、今でも思い出すことができる。

その言い方に、気を悪くしたとかではない。
ああ、そうか、と妙に腑に落ちてしまったのだ。
紅茶を学びたければやっぱりイギリス暮らしなのね、と。
だからと言って、イギリスに留学しようという気はさらさらなかった。
むしろ、お茶好きとして日本で学べることといえば何だろうと真剣に考え出して、
その後すぐに、煎茶のお手前を習うことにしたのだ。
煎茶道に出会えたことは、
わたしの人生の中でも、幸福なことのひとつである。
だから、あのひとことは、新しい扉を開いてくれた贈り物だと言えるかな。

今も思い出す。
エンゼル型を見ると、
「あら、それではだめね」という凛とした声を。


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最近は、スクエア型をよく使うようになりました。スライスしたバナナを押し込んで焼けば、見た目もひと味違います。


1つのボウルでできるお菓子―型も1つで全部できます

大原 照子 / 文化出版局


じつは、この本のレシピそのものは、いまはそれほど使っていません。でも、パンをきらしてしまったというときには、この本のスコーンやソーダブレッドが活躍してくれます(くれぐれも温かいうちに食べてください)。紅玉を使ったりんごのケーキはどれもおすすめ。子どもたちに人気なのは、マーブルケーキ、チョコレートブラウニー。かぼちゃのムースもおいしいですよ。
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by Annes_Tea | 2009-09-26 22:54 | お茶と料理、ときどきカフェ
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