下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
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e0165236_175580.jpgメルの散歩、ちゃんと行かないと。


クリスマスの行事が終わってほっとひと息、と思ったら、
家の中がでんぐり返っていた。
気持ちよく年を越すために、
よしっ、と気合いを入れて掃除を始めるときりがない。
さて、どこまで片付けようか。

日曜日は、年内最後の礼拝だった。
礼拝後はファミリーサンデーなので、
各自、家へ直行かと思っていたら、なんとはなしにみんなが残っていた。
ゆく年を振り返って話は尽きない。
わたしも立ち話だけのつもりが、いろんな人と話し込んだり、祈り合ったり。

仕事を探している人、
病気のいやしを願っている人。
新しい年を前にすると、
いつもの願いがもう一度まっさらにされて、期待がふつふつとわいてくる。
朝、教会へ来たときには暗い顔をしていた人が、
笑顔で帰っていくのを見ると、あ、うれしい。

祈り終わってお茶を飲んでいると、
「ヨウコさん、それ、トランプ柄ですか?」
と言われて、少しだけ驚いた。
視力の不自由なAさんから言われたからだ。
Aさんとのお付き合いは1年強になるが、
洋服について言われたのは初めてだった。
左右とも視力のほとんどを失ったとはいえ、何かしらは見えるらしい。
「赤色ですか? 今日は派手なんですか?」
とも言われた。
めずらしくこの日、わたしは柄物を着ていた。
茶色ベースに赤色の幾何学模様のチュニックである。
Aさんは、大きな模様や派手な洋服だと、うっすらと見えるらしい。

後で教会の女性たちにこの話をすると、
「じゃあ、なるべく明るい色を着ようかしらね」
と年輩のひとりが言う。
わたしは小学生を教える時は、なるべく明るい色を選んで着るが、
礼拝となると、白や茶を選んでいるかもしれない。
昔、男性ばかりの編集部で働いていた時、
わたしが珍しく真っ赤なワンピースを着ていったら、
「それ、いいと思うよ」
と何人かの同僚に言われたことを思い出した。
来年は、礼拝でもときどきは華やかな色を着ようかしらん。

「ヨウコさんだけは見分けられるようになりました」
ともAさんに言われて、なんでかな? と思っていると、
教会の交わりでわたしがよく座る席は、
外の光が窓から射し込む場所らしいのだ。
光が当たると、その人の姿がぼんやりながらも見えるという。
逆に、いつも暗い場所に座る人は、
1年経っても輪郭すらつかめないらしい。
暗闇に光。それが細くかすかな一筋の光でも、
それまで見えなかったものが見えるようになる不思議。

心の中も、部屋の中も、
暗く隠れたところがないようにと願いつつ、
さて、明日ももうひと仕事しますかね。
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by Annes_Tea | 2009-12-29 01:14 | クリスマス
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