下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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ヨコハマの友だち
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シャンプー中のメルは耳がぺちゃんこになって、ボーダーからポインターに変身。
久しぶりに、つやつや王子さまになりました。


仕事で横浜まで行ったので、
「ヨコハマの友だち」に会いたくなった。
ケータイさんの出番である。
家で留守番ばかりさせていたケータイだったが、
連絡が取れたためしがないと言われたり、
電車が遅れて無断で遅刻になりそうなところを助けられたりしているうちに、
ようやく持ち歩くようになった。遅いデビューである。
いつ登録したのかも思い出せないが、
ちゃんと友だちのメールアドレスだけは入っていた。
彼女へ初メールをしてから小一時間後には、
東横線沿線の駅で落ち会えたのだから、
ケータイさんの働きぶりはたいしたものだ。
1年ぶりの再会は、
お互いに夕飯の支度を控えたほんのひと時だけである。
近況から、家族のこと、自分のこと、
人間関係の方法論だとか、
人生すべて益とされるとかなんとか。
話題の締めくくりは、献立の相談とレシピの交換になった。
わたしは彼女にレンズ豆の便利さを力説する。
「水でもどす必要はないし、15分で煮えるし、あとね、葉酸がたっぷり。
いいよ、おすすめ、ぜったい」
彼女が教えてくれたのは、タコスの皮に具を入れて焼くピザだった。
速攻ながらフルコースで硬軟取り混ぜて語り合えるのは、
学生時代の友ならでは。
手を振って「またね」と言ったときには、お互いさっぱりした気持ちになっていた。

わたしは中央線沿線に生まれ育ったので、
大学に入るまで東横線沿線の友だちがいなかった。
東京の鉄道はタテのラインに詰めが甘い。
近くて遠いヨコハマだったのだ。
彼女は、大学1年生のときに初めてできた「ヨコハマの友だち」である。
中華街の歩き方も、
チャーミングセールの楽しみ方も、
みんな彼女から教わった。
彼女が結婚をして東京の北の方で暮らし始めたとき、
友だち一同で、なんかへん、と言ったものだ。
結局、すぐにヨコハマ住まいに戻って子育てを始め、
以来ずっと、「ヨコハマの友だち」を続けている。

知らない町に、ひとりでも知り合いができれば、
知っている町に変わる。
実際に歩いたわけでもないのに、
心の距離が縮まるだけで、親しさが沸く。
ニュースでその地名を耳にすれば、
素通りできなくなったりもする。
今年もひとつ、ふたつ、と知り合いの町が増えてきた。
さて、どんな地図が心の中にできあがるのやら。



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by Annes_Tea | 2010-01-21 19:31 | 牧師館で暮らす
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