下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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今年は個人的に読書年です。
和風の小物はあまり使わないのですが、
バーナードリーチのうさぎは好き。
これは文庫本用。
単行本のカバーは、尾道で買った白い帆布のものを使っています。
でも、ちょっとごわごわしていて、
つけかえる時に、本を傷めないかと慎重になります。



寒い夜、祈り会に来たSさんとお茶をいただいた。
冷蔵庫の野菜室に2個の紅玉を見つけたので、
混ぜるだけのリンゴケーキを焼いたのだ。
バスを乗り継いで来たSさんは、
いれたての中国茶をひと口含むと、
「ああ、幸せ」
と目を細めた。
「こんな心持ちで生きていけるなんて想像もしてなかった」
とも言うと、口をホの字にして笑う。
もうすぐ傘寿を迎えるSさんが言うと、
「幸せ」ということばに重みがある。

リンゴケーキはだれに出しても美味しいと言ってもらえたが、
実は、ふるった粉を入れ忘れた代物だった。
りんごとたまごと砂糖を混ぜ合わせたものをオーブンに入れてから、
あれ、なんか妙に水っぽいな、と思ったところでようやく気付いた。
信じられない。ケーキを作るのに粉を入れないなんて。
でも、寛容なレシピのおかげで助かった。
オーブンから慌てて引き上げて粉を加え、
結局、何事もなかったかのように焼き上がった。

2月は行動がおかしくなる。
これは毎年のことだ。
一年でいちばん苦手な月なのだ。
ところが、こんな間の抜けたことはするものの、
今年は少し心の様子が違う。
元気なのだ。寒くて体はこわばる。
でも、
心の風通しは良好で、
去年の分まで挽回すべく、
隙間時間を見つけては、せっせと読書なんかをしている。
2月に読書だなんて、
これまでだったら信じられない話である。

「2月がいちばん好きねぇ」
とSさんは言う。
ええっ。そんな人もいるのか、世の中には。
理由を尋ねると、
「寒いでしょ。大変でしょ。
でも、その中に春を見つけるのが楽しいのよ」
という答え。
なんとなんと。
春の兆しを見つける月だとは。
これは一本とられましたね。

明日の朝、メルと散歩に出かけたら、
吹きすさぶ荒川河川敷で、
春を見つけてみよう。
メルのように、もっと地面をよく見ないと。


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by Annes_Tea | 2010-02-18 00:44 | 牧師館で暮らす
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