下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

『赤毛のアン』の講演や読書会ワークショップ、執筆依頼などは、下記のメールにてご連絡ください。








参加者常時募集中!

▷「大人のための子どもの本の読書会」墨田区のふたつの拠点を中心に、子どもの本のロングセラーを読むゆるやかなサードプレイス。幅広い年代が参加されています。


▷ つながる・祈る・分かち合う「pray&hopeプロジェクト」を主宰。月に一度、女性たちの集まりをもっています。
○詳細はここから





055.gif
メールは以下のアドレスに★を@に変えてお送りください。

booksheepbook☆
gmail.com




牧師館の住人たち
(profile)


   わたし

 ゴエモン先生

   メル


墨田聖書教会Blog






文章・画像・イラストの無断転載は禁止です。引用の際には必ずご連絡ください。
外部リンク
検索
お味噌汁のようなコーヒー?


e0165236_23473033.jpg


10年ほど前に一度だけお会いしたことのある女性が
つい最近、事故で亡くなったと聞いた。
当時、初対面の私に、
「神さまを信じる気にはなれない」
と彼女は言った。
会話をした場面も、話の流れもよく覚えていないけれど、
教会に通い始めてまだ日の浅かった私は、
ああそうなのね、
と思ったことだけはなぜか心に残っている。
確か世代が近かったはずだ。
知り合いとも言えない遠い関係だから何もわからない。
この10年の間に、彼女はどんな人生を送っていたのだろう。

いのちと死の両方の傍らにいつもいる仕事なので、
だれかが苦しんだり、
悲しんだり、
またその中で希望を見い出したりする様を、
たえず身近に見聞きして暮らしている。
最近は親しい人たちに、
病いが見つかったり、
余命があと少しだとわかったり、
急遽、入院することが決まったり、
たて続けにざわざわとしている。
もう死のうかと思います、とか、
このまま目が覚めなければいいのに、とか。
そんなことばをときどき聞く機会がある。
昔ならばその度に慌てていただろうけれど、
今は少し違う。

祈れる。
この一事に、どれだけ日々励まされていることだろう。
もしも私の暮らしに祈りがなければ、
それだけ多くの人たちの苦しみを見聞きして、
いったいどうすればよいのか途方に暮れるに違いない。

今週から夜の祈り会に集まれない女性のために、
平日の午後に祈りと学びの会を始めた。
小さな小さな集まりだ。
月に一度であっても、
それが互いに暮らしの潤いになればと思っている。

祈り会の日は真夏のような一日だった。
そのせいだろうか?
礼拝とも祈とう会とも違う寛いだ雰囲気でみな明るい。
私の質問から、
会話はどんどん広がって、
ただのおしゃべりになるかと思いきや、
不思議とまた聖書の話に戻っていたり。
それぞれがこの会に期待することを分かち合っていくうちに、
「会の名前は何?」とだれかが言い出した。

エステル、ルツ、マルタ・・・
と聖書に登場する女性たちの名前が色々と出たが、
どれもしっくりこない。
「女ペテロの会」と私が冗談で言うと、
うーん、それがいちばん気分に近いかも、
などと同意が出そうになって焦る。
女ペテロはいくらなんでもねぇ。
というわけで、名前は次回までの宿題となった。

会の終わりに、
少しだけお茶の時間をとって、
まるっきりのおしゃべりをするようにした。
おやつは持ち回りで用意する。
一人200円まで。各自に一個。こんなルールでどう?
と言い出した手前、まずは私が用意した。
コンビニのデザートがこのところ優秀なので、
セブンイレブンのロールケーキにした。
スプーンですくって食べるあれ。
本当はローソンの方が好きなのだけど近場で済まさせてもらった。

いただくのは初めてとのことで、
思った以上に好評でほっとひと息。
コンビニでいいのなら準備するのも大変ではないわね、
とみなもほっとする。
長続きさせるには、負担にならないことは大切だから。

「神田でそれは結構なコーヒーをいただきました」
とYさんが言う。
門構えの立派なクラシカルなお店で、
店主は白いおひげの老紳士だったそうだ。
「一杯500円もするの。
でも、ときには生活に必要なぜいたくですね」
ひとりずまいのYさんは80歳になったばかりだ。
それでどんな味でした?
私が問うと、
「お味噌汁のようにおいしいコーヒーでした」
と答える。
湯気がふわっと立って、
入れたて出来たてのコクのある美味しさは
赤だしのお味噌汁を彷彿とさせたのだとか。
なるほど。
Yさんらしい比喩に思わずくすり。
年代がさまざまに集まったガールズ(?)トークは楽しい。

[PR]
by Annes_Tea | 2010-06-18 23:52 | お茶と料理、ときどきカフェ
<< 父の日もコストコ 初めてのジューンベリー >>


ライフログ
カテゴリ
画像一覧
記事ランキング
タグ
最新の記事
以前の記事
その他のジャンル