下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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変わる人、変わらない人
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奥多摩のさわのすけくん。地元の蔵元が経営する澤乃井園にいます。このすぐ下の川で洗礼式をおこないました。お寺の鐘がごーん、観光客が大勢という場所。でも、不思議なことに、洗礼式の間だけは人の波が引き、聞こえるのは流れる川の音だけでした。


何年経っても変わらない人がいる。

かと思えば、
こちらが驚くほどみごとに変わっていく人もいる。

人が信仰によって歩み出すお手伝いをしていく中で、
これは毎回感じること。

時間の長さではない。
その違いは何かな?
いくつも思い浮かぶことはあるけれど、
共通しているのは
「心をひらく」ということかしらん。

信じるからには、
信じる相手をよく知っておかなくては。
それが聖書のことば。
聖書のことばに心を開いて自分への語りかけとして受け取る。
受け取ったならばおこなってみる。
おこなう力も神さまが下さると聖書は言っているのだから、
それを信じて一歩踏み出す。

神さまは自分と親しく交わってほしいと願っている。
だから、礼拝を捧げる。
そして、おしゃべりするみたいに祈ってみる。

本当にただこれだけ。
聖書のことば、礼拝、祈り。聖霊の力。

その途中で、人生のゴミがあっちこっちと見つかる。
隠しておいたもの、
あるいはしまい込んで忘れていたようなものも出てくる。
そのゴミをひとつひとつ捨てていく。
このときどれだけ心を開いて捨てられるかが、
変わる人、変わらない人の分岐点だったりもする。
捨てる場所は、もちろん十字架だ。
十字架にはりつけました、
イエスさま受け取って下さり感謝します、と祈る。

こんなことを書いたのは、
最近、みるみるうちに新しい人生を受け取り、
鮮やかに変わっていく姿を間近で見せてもらったためだ。

洗礼式は7月二度目の奥多摩で極上の晴れの日におこなわれた。
いつも会堂でおこなうスタイルなので川での洗礼式を初めて見た。
時間にすれば15分かそこらだけど、
崖の上から見守っていたわたしたちにとってもかけがえのない時となった。

「昔はよく荒川で白い着物をつけた人たちが川の中に入っていくのを見た」
とSさんが言う。
あのネズミ色の荒川で洗礼を?
驚いて尋ねると、
「荒川も昔は澄んでいたましたからね」
と言う。
ただしこれ、60年ほど前の話だそうだ。

後で川に入った感想を当人に聞くと、
「どろどろしたものが全部洗い流されたみたい」
と言って笑う。

もうひとつ、
変わる人に共通しているのは、
「求める心」強く持っている人だ。
ただし、求める相手を間違えないように。
人はだめ。
結局のところあてにならないし。
やっぱりね、愛なるイエスさま、ということになる。

「求めなさい、そうすれば与えられます」

聖書を学び始めた人たちは、
このことばが好きなんですよね、と言う。

「たたきなさい、そうすれば開かれます」

ほんと、その通りだね。
いよいよ新しい人生の始まり。
おめでとう!

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by Annes_Tea | 2010-07-26 19:24 | 牧師館で暮らす
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