下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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ポール・スミザーの美しい庭とシンボルツリー
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ガーデンデサイナーのポール・スミザーが「絵のように美しい庭」というコンセプトで、軽井沢絵本の森美術館の庭を手がけたそうです。このナチュラル・ガーデンはオープン間もないようですから恵まれていました。いつも立ち読みなんですけど、いいなあ、と前々からポールさんの庭にうっとりしていました。彼の庭の空気感は、わたしのデジイチの腕ではまだ切り取ることができずに残念ですが、ほんのぽっちりだけでもお裾分け。

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教会の玄関にシンボルツリーを植えようと思っている。
そう話すと、教会の男性のひとりに
「ええっ。木を植えるのですか?」
と仰天されてしまった。
それはそうだ。
あの木もこの木も切らなくては。
この何年も、伐採計画でさんざん大騒ぎしたのだから。
「シンボルツリー」ということばの意味を説明する。
そして、自分たちで剪定できる細い幹だと聞いて
やっと安心してくれた。

さて、何にしよう。
以前、植木屋さんにそれとなく相談してみたところ
若い職人さんたちはタバコを吸いながら
「クレスト」と言う。
うーん、あの。わたしが小首をかしげたせいだろう。
「普通すぎますよね」
と言って小さく笑う。
「オリーブかシマトネリコはどうですかね」
うーん、そういう感じなのね。
どちらも牧師館の玄関にあるが
オリーブは案外、枝ぶりを整えるのが難しい。
あっちこっちと枝が暴れているうえに、やせっぽっちで頼りない。
園芸書を見ると
シンボルツリーと言えばシマトネリコなのかと思うほど
きまって登場する。
じつは、そんなによいものなのかと
試しに小さい鉢植えで育てているところである。

どちらも悪くないとは思うのだが
もうひとひねりほしいところだ。

雨でまたしても工事が延期になり結局、
来週の月曜日から始まることになった。

「ここまで待ったのだもの。焦らずに、シンボルツリーを決めましょう」
そう言ってくださったのは2年も前に庭のことで相談をしたお花の先生である。
今回、急展開で植栽プランを立ててくださることになった。
ちょうど花あしらいの本を出版したばかりとかで超多忙のご様子。
待ちます。待ちます。

ポール・スミザーの庭への道のりははるか遠く。
でも、数年前を思えば
よくここまで明るい庭になったものだとしみじみ。

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絵本美術館では古い友との再会がひとつの楽しみです。気負わずに入れるので、旅先でふと空いた時間に立ち寄ることが多いようです。ここは庭も素敵ですが、建物もよくできています。第一展示館には、児童文学者の吉田新一文庫という部屋があり、先生のコレクションが書棚仕立てで展示されていました。吉田先生! 懐かしい! 大学で先生の講義を受けました。センダックの話、楽しかったな。


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by Annes_Tea | 2010-09-16 21:55 | 日々の庭と花
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