下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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教会にしかできない支援
夏期講習で忙しかったので、朝の散歩は高校がお休みの夫に任せていたら、こんな顔。
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石巻に送る絵本がもう少し欲しかったので、
毎度のこと、ふるほん日和さんに助けてもらった。
昨日の朝、自転車で取りに行き、
倉庫で本を選んでいるうちに土砂降りとなった。
天気予報は終日曇りだったが、
最近の天気はくるくる変わるから予想外でも仕方ない。
あまりの強い降りは単なる気まぐれだろう。
そう思って1時間ほど待っていたが一向に止む気配がない。
というわけで、
人間だけ電車で帰って、
自転車と本はまた後日取りに行くことになった。
墨田区は縦のラインの交通が弱いから、
自転車ならば近いところも、
電車を使うとなると、かなりの遠回りになる。
最寄りの駅に行くと、
みな空を見上げて途方に暮れていた。

石巻の教会は、震災直後から、
教会関係のチームが続々と入っては支援に取り組み続けている。
まちの人たちにも「教会」の支援はおなじみとなっているらしい。
私はその様子を東京から見聞きするだけだが、
最近、心にストンと落ちたフレーズがあった。

「教会は教会にしかできない支援をして下さい」
と言われたという話である。
物はたくさんある。
食べ物も足りている。
ただ、ここにいる人たちは、心のバランスがよくないんだ、
という話が飛び出し、
上の台詞を被災地の方々から言われたという。

つまり、心。
いえきっと、もっと奥にあるもののことだ。

教会は究極の自助グループとも言えるかもしれない。
というのも、赤ちゃんから(いえ、お腹の中にいる時から?)、
天国に見送るまでの生涯、
あらゆるステージで助け合っていく。
ただし、中心になる仕事は、
聖書のことばによって、
人が新しく歩み出していくお手伝いをし続けることだ。

この「し続ける」がポイントだ。
初めは私たち教職者がおもに関わるけれど、
やがて教会の人たちが、
それぞれに持てる力を使って関わっていく。
ある人は祈りで。
ある人はおしゃべりで。
一緒に食事に行くことも、大切な力。
経済的な支援ができる人もいれば、
家探しから病院探し、
必要ならば役所と交渉する場合もある。
最近では、一人暮らしの方にクーラーを入れるための手助けをした。
とまあ、やり始めればきりがないが、
やっぱりぶれていけないのは、
最初に言ったように、
聖書のことばによって歩み続けることができるように
支えていく、ということ。
祈って。愛して。かかわる。

ただ、距離感や言い方によって、
人の気持ちはくるくる変わるし、
簡単に傷つくから、
これはもう、経験を通して、
失敗しては反省し、
学習能力を高めていく、ということしかない。

でも、さんざん失敗をして、
つくづくわかったことは、
ただ相手をありのままに受け入れるという「愛」だけが、
その人に変化をもたらしていく、ということ。
聖書的に言えば、
「ただ憐れみと恵みによる」。
なあんだ、聖書にちゃんと書いてあるじゃない、
ということになるわけだけど、
どうしても、
情で動いてしまったり、
よかれと思って余計なことをしたり、
というのは、相手に思い入れが強まるほど、
やってしまうのが痛い。

というような話を、
関西からきた宣教師の友だちとした。
昼下がりの秋葉原、
廃校になった小学校をアートで再生したアーツ千代田3331でおしゃべり。
これも私にとっては自助的友情だ。
関西から来るごとに、
私の話を聞いてくれ、最後にはどこであろうと祈ってくれる。
前回は代々木上原だった。
たいていはカフェ。
こんなふうに互いにかかわりあって、
知らないうちに元気をもらったり、元気を与えたり。
(話はそれるが、
途中、ドンキホーテの前で、記念撮影をしてあげた。
教会で大学生と関わっている彼女は、
話題作りのためにこういう小さなことを大切にする人だ。
それにしても、秋葉原は観光地なのを実感)

話は戻ると、
要するに、ただ愛と憐れみだけ。
この日の結論である。
彼女いわく、
「ヨウコさん、あとは包容力だね」。
やはり目指すはムーミンママかなぁ。

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近くの100円ローソンでは、パンの棚がムーミン祭り。これはアイス。思わず買って帰ったら、同じものが先に冷凍庫に入っていました。読書会以来のムーミンモードの私へのプレゼントでした。こういうのも日々のちょっとした思いやり? ありがと。

東日本大震災緊急支援募金募集中。国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン
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by Annes_Tea | 2011-08-04 13:15 | 牧師館で暮らす
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