下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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あとがきを読み直す
久しぶりにブログに戻ってきた。
ついでに、ブログのデザインも少し整理をして見やすくしてみた。
原稿を書き終えたひと区切り、何かを刷新したくて。

なすカフェトークのイベントは無事に終了。
その準備と平行しながら、
初校の赤入れやら、参考文献のリスト作りやら。
10月に出る新しい本を見る度に、寺島なすと過ごした夏を思い出しそうだ。

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e0165236_2210491.jpg食のアーティスト、TAROさん制作のなすの揚げ煮浸しとポン酢の浅漬け。そしてなすジャム! 林檎ジャムのようで驚きました。いけます。

人生で3度目となる「あとがき」の執筆作業を前に、
さて、以前はどのようなことを書いたものか、
と13年も前に出版した本をひっくり返してみた。

料理家の枝元なほみさんと濃い時間を過ごしたのも、
このロングインタビューの日々を通してだった。
つい先日、久しぶりに担当編集者さんからおたよりなどいただき
(メールではないところがらしくて好きなのだ)、
季節が一巡して、古くに関わってきた方々とのつながりが、
また、新しい形で結ばれ始めているような気がしている。

13年前の私はあとがきの中でこんなことを言っている。

「人が生きていく、そのことを真っ白な気持ちで考えてみたい。
それが「食べる」こととつながったのは、
阪神大震災がきっかけでした。
震災から三ヶ月ほど経ったある日、私は神戸に行きました。
アスファルトがめくれ、粉塵のたちのぼるなか、
「温まるわよ」と多くのボランティアから豚汁を差し出されました。
私は結局、受け取ることができなかった。
東京に戻り、この都会で誰と話をすればいいか考えあぐねた末、
私は「料理研究家たち」に会おうと思いいたりました。

去年、再び神戸を訪れました。
そこはもう、私が土曜日にたこ焼きを食べてうきうきしていた街とは、
違う場所でした。
神戸特有の高く広い空の下で、
まっさらな建物や道路がぴかぴかしているのを眺めながら、
この新しさが、
過去の苦しみを見えない場所に隠しただけの新しさでないことを、
願ってやみませんでした。

昔の物語から学び、
いちばん新鮮な「いま」を大切にする。
新しい春を迎えて、
そんな料理を、私は何よりも食べたいと思っています。」
(一部引用)

東京生まれではあるが、
神戸育ちの私には、あの震災は人生の一大事だった。
あの時、今度は東日本大震災が起きること、
そして原発のことなど想像すらできなかった。

私自身が料理の仕事をしようと思ったことはないのに、
なぜだか食に携わる人たちの話をうかがうことが昔から好きで、
結局のところそれは今も変わってないのだな、と可笑しくなる。

ライターとしてひたすら仕事に邁進し、
ひたすら忙しく、
始終迷ってはよそ見をしていたあのころを思うと、
置かれた場所も状況もずいぶん変わったことを思う。

でも、あのころ、いのちのことばに出会って光をいただき、
それを胸に抱いて歩み出した新鮮な心持ちは、
今もまったく変わっていないことに気付かされる。
状況は、いろんな厳しいことがあるにせよ、
むしろ心の中の希望はいよいよ明るい。
肩の力が抜けたんだな、ようやく。

e0165236_21551120.jpgトーク風景。やわらかく、温かく、食の本質を語るお二人。幸せな夜でした。


e0165236_2214158.jpg寺島なすを使った地場商品もこの夏、少しずつ増えてきました。左側は寺島なす羊羹入り。和菓子屋・一哲さんに立ち寄ったら、食べてみて、と渡されました。うれし。
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by Annes_Tea | 2012-09-25 22:35 | まちづくり
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