下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

『赤毛のアン』の講演や読書会ワークショップ、執筆依頼などは、下記のメールにてご連絡ください。








参加者常時募集中!

▷「大人のための子どもの本の読書会」墨田区のふたつの拠点を中心に、子どもの本のロングセラーを読むゆるやかなサードプレイス。幅広い年代が参加されています。


▷ つながる・祈る・分かち合う「pray&hopeプロジェクト」を主宰。月に一度、女性たちの集まりをもっています。
○詳細はここから





055.gif
メールは以下のアドレスに★を@に変えてお送りください。

booksheepbook☆
gmail.com




牧師館の住人たち
(profile)


   わたし

 ゴエモン先生

   メル


墨田聖書教会Blog






文章・画像・イラストの無断転載は禁止です。引用の際には必ずご連絡ください。
外部リンク
検索
サードプレイス=第三の場所
e0165236_20255218.jpg


先週の土曜日は定例の読書会だった。
課題図書は『クローディアの秘密』だ。
主人公のクローディアは、小学生の時に読んで以来の友だちだ。
でも、実際に彼女と友だちだったら、
理屈っぽくて、気が強くて、ときどき距離を置きたくなるかもしれない。
友だちにするならば、
突飛で情感あふれるアン・シャーリーにしておこうかな。

さてと。
せっかくなので、カニグズバーグに挑戦してみたところ、
すっかりはまってしまった。
礼拝でのメッセージの御用の週だったので、
創世記とカニグズバーグとまぜこぜにしながら読んでいたような。
カニグズバーグはユダヤ系アメリカ人のアイデンティティを大切にしているらしく、
旧約聖書の引用が思いのほか多い。

この作家、すごい。
頭の働きが、わたしとはまったく違うタイプだ。
綿密に調べて、組み立てて、完璧なまでに統合していく人。
理系に違いないと思って調べてみると、
やっぱり。
化学を専攻して大学院まで進んでいる人だった。

じつはいちばん興味深かったのは、
彼女の講演を編纂した『トーク・トーク』である。
翻訳のせいなのか、
それともわたしの頭のツクリのせいなのか、
気を抜いていると置いてきぼりになるような文章なのだが、
それでも読み通したいと思う内容だった。

例えば、「第三の場所」について。
二度目のニューベリー賞受賞記念講演で言及している。
受賞したのは『ティーパーティの謎』という
これまた読者に根気を強いるような作品である。
紅茶だ紅茶だ、と気をよくして買ったまま、
途中で挫折した本である。
今回、ようやく読み通すことができた。

作品に出てくる第三の場所とは、
インド系アメリカ人の親子が営む宿で開かれるお茶会のこと。
学校ではアウトサイダー的な4人の子どもたちが、
毎週土曜日に集まり語り合う場となっている。

ティーパーティーの謎 (岩波少年文庫 (051))

E.L.カニグズバーグ / 岩波書店



カニグズバーグは第三の場所についてこのように言っている。
(以下、『トーク・トーク』より引用)

「第三の場所」とは、仕事に行くでもなく、家に帰るでもなく行けるところ、家とも仕事場とも異なったものさしを使うように教えられる場所です。「第三の場所」とは、個人でありながら、同時にコミュニティの一部として、人と会い、交わり、関わろうと願う人々の目ざす場所であり、自分自身があるがままに受け入れられていると感じられる場所であり、より大きなコミュニティのメンバーとしてふるまうことが学べる場所です。「第三の場所」は私たちを人間の伝統の中に位置づけてくれます。

あ、教会のことだ。
と思ってしまったのは身びいきかな。

去年は地元のコミュニティ、サードプレイスの数々に
自分自身が入っていくことに思いと時間をたくさん使った。
今年はあらためて自分が託されているこの教会というコミュニティを
より成熟したサードプレイスとして育てていきたいな、
などとちょうど思っていたところだった。

聖書によると、
「成長させて下さるのは神」なんですけどね。
草むしりはだいたい終わったので、
これからは手をかけていく季節かな。ようやく。

e0165236_20261548.jpg

わたしのカニグズバーグ祭りもいったん終わり。

e0165236_20261567.jpg

アマゾンのレビューを見ると、カニグズバーグの読みにくさは、翻訳の質に起因するらしい。ならば、一冊くらいは原書に挑戦せねば。



News! 私の新刊本、好評発売中。2月下旬に増刷決まりました。感謝!!

こころのごはん~日々をささえる聖書のことば30~

宮葉子 / いのちのことば社

イースターのお祝いにも、ぜひおすすめします。洗礼祝いとしても人気だと聞いています。ふだん聖書を読んだことのない方でもリラックスして読める内容なので、喜んでいただいています。
[PR]
by Annes_Tea | 2013-02-25 21:16 | 向島こひつじ書房の本棚
<< 『こころのごはん』再版のお知らせ イースターの絵本その1 >>


ライフログ
カテゴリ
画像一覧
記事ランキング
タグ
最新の記事
フォロー中のブログ
以前の記事
その他のジャンル