下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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アンとバッハが出会ったら!?



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上野教会が作ってくださったプログラムを、記念に一枚いただいた。
バッハとリストとガーシュインとアンは、
頭で考えるよりも実際にはよい取り合わせで、
美しく流れるようにプログラムは進んだ。

コンサートの幕開けは、キラキラ星だった。
小さな子どもたちが、いちばん前の席でリズムを取る。
わ、楽しそう。と、目の端で確認しながら、
私はどうしても、‘のだめ’のモーツァルト姿を連想してしまう。
『のだめカンタービレ』で、
のだめがお城に招かれて弾き、聴衆を一気に魅了したあのシーンだ。

すでに古典の領域かもしれないけれど、
くらもちふさこの『いつもポケットにショパンを』に始まって、
音楽成長物語系の漫画には、いまだに胸キュンしてしまう。
ピアノそのものよりも、
のだめのようにオーケストラや吹奏楽など、
多種多様な楽器と人がからんでくるストーリーの方が今は断然好きだ。
チームで作り上げることの難しさや人間関係にやきもきしながら、
音楽の力がミラクルを見せてくれる、というパターン。
だいたいラストは演奏場面で終わり、
満ち足りた気分にしてくれるハッピーエンド。
だからと言って予定調和ではなく、
きちんと人間を描き、
最後は収まるところに収まるという筋書きは、
アンに通じるのかもしれない。
つまり、好みなんですね、わたしの。

例えば『オーケストラ』という映画。
これはヴァイオリンとチャイコフスキーなので、
ふだんはなじみのない素材だ。
それにも関わらず、
ラストのコンサートの場面だけは、繰り返して何度でも見たくなる。

くらもちふさこの画力はさすがで、
演奏シーンを何度読み返したことか。
その点のだめは、
コミカルな場面に味はあるものの、
シリアスな演奏場面になると、迫力にはやや欠ける。
こちらはむしろ、実写の方にはまった。

今回のコンサートでの朗読は「主の祈り」からだった。
バッハにはマシュウの章を、
リストにはマリラの章をそれぞれ読ませていただいた。
大作曲家と夢見るアンとの異色コラボは、
どんなに削っても10分はかかる。
さて、と思ったが、
ほとんどの子どもたちが離籍せずに聴いてくれたことに感激した。

最後はガーシュイン、15分の大曲。
これは、ニューヨーカー・友樹子さんからのエールだ。
アン流に言えば、「道の曲がり角」となる。
今日はうまくできなくても、
必ず新しい明日が来る。
大丈夫だよ、とピアノが奏でる。

ニューヨークというスピーディなまちで暮らしていると、
チャンスの前髪は、ひるんだ隙に、さっさと素通りしていくらしい。
けれども、チャンスがめぐってくる速度も、同じように速いらしい。
どんどん進む。その中でひとり停滞しているような焦り、
焦りを越えて、失望。
でもね、わたしにはわたしの時間の流れがあるのだから、
そして、わたしにはわたしの曲がり角が必ずあるのだから。
とまあ、ガーシュインの思惑とはまったく違うのかもしれないけれど、
こんな気持ちになって聴いていたのでした。
ひとり勝手になぜだかトライベッカ界隈の朝の空気感を思い出していた。
足早に職場に向かう人の流れに紛れて、
旅人である自由を味わったあの時間。
なんだかんだ言って、
ニューヨークにはほかのどのまちよりもたくさん訪れているのも不思議。
PEIももちろん素敵だけど、
やっぱり都心が好きだからかな。
というわけで、
ちゃんとアンからガーシュンインにつながって、久しぶりのブログは着地。
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こんな素敵な会堂で、アンの世界を語らせていただきました。2年ほどの前に新会堂が完成をした歴史のある教会です。


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by Annes_Tea | 2014-09-17 13:53 | 赤毛のアン
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