下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

『赤毛のアン』の講演や読書会ワークショップ、執筆依頼などは、下記のメールにてご連絡ください。







参加者常時募集中!

▷「大人のための子どもの本の読書会」墨田区のふたつの拠点を中心に、子どもの本のロングセラーを読むゆるやかなサードプレイス。幅広い年代が参加されています。


▷ つながる・祈る・分かち合う「pray&hopeプロジェクト」を主宰。月に一度、女性たちの集まりをもっています。
○詳細はここから




055.gif
メールは以下のアドレスに★を@に変えてお送りください。

goodnews_cafe☆
yahoo.co.jp




牧師館の住人たち
(profile)


   わたし

 ゴエモン先生

   メル


墨田聖書教会Blog





文章・画像・イラストの無断転載は禁止です。引用の際には必ずご連絡ください。
外部リンク
検索
カレーライスで「隣人祭り」


隣人祭り (ソトコト新書)

アタナーズ ペリファン / 木楽舎


「隣人祭り」のことが、ちょっと気になっている。フランスで生まれたムーブメントで、基本的には「地域の隣人たちが集まり、食事をしながら語り合う」イベントのようだ。隣りに住む人がだれかもわからない社会が当たり前になっていく中で、小さなこの集まりをきっかけとして、隣人同士のつながりが生まれ、それが暮らしの協力関係にまで少しずつ発展していく・・・。日本支部もすでに活動を始めている。

聖書にも「隣人」ということばはたくさん出てくる。ただし、「りんじん」ではなく、「となりびと」と読む。聖書の教えは「神を愛し」「隣人を愛しなさい」ということにつきる。いちばん身近な隣人である教会の人同士でも、日曜日の朝、ちょこっと一緒に過ごしたり、握手をするだけでは、愛するという関係にはなかなか発展していかない。なにしろ、もともとはまったくの他人同士なのだから。

関係を深めていくためには、もう少し相手を知るような時間を共有することが大切だ。とりわけ、祈り合うこと、そして、共に食すことが大きな助けになる。そうした関係を築く中で、具体的な場面で助け合うという気持ちも、心から生まれてくるものだ。「共食」というテーマこそ、長年興味を持ってきたライフワークなので、牧師の奥さんという役割もなるべくしてなったのかな、と今では思える。考えてみると、教会は隣人祭りが得意分野なのだ。日曜日ごとに、少なくとも季節行事ごとに、何かしら食べたり分かち合ったりして「隣人(となりびと)祭り」を開いているとも言えそうだから。

ところで、毎年、この時期になると、教会総会というものが行なわれる。一年間の活動を振り返り、新しい年度の活動や予算などを決めていく話し合いだ。これは裏表なく宗教法人としての責任を果たすために、どの教会でも行なわれる。事務的な話し合いという慣れないことを行なうので、参加するだけでもそれなりに大変だ。そうして、資料作りなどの準備をする人たちはもっと苦労が多い。そこで、わたしは? そうそう、隣人祭りならぬ愛餐ランチをちょこっと用意しようかなと思いつく。ヨウコさん、大変だったでしょう、と反対に気づかわせしまってはよくないので、簡単にカレーだけ。色々な世代が集まるときは気張らないのがいちばんだから、いわゆる普通のカレーライスがいい。話し合いの後はみんなで食事をする教会が多いと聞いて、それは素敵なアイデアだと思ったのだ。

前日、スーパーへ行くと、うまいぐあいに、肉のタイムサービスをしていたので、こればかりはケチらずにたっぷりと。でも、選んだのは豚小間切れ肉だ。カレー用の肉など、大量調理には高くてもったいない。日曜日の前の晩、玉ねぎとにんじんをじゃかじゃか切って、肉を炒めた鍋に投入するだけなので、じつに簡単だ。あとはじっくりじっくり、野菜がやらかくなるまで煮る。ただし、じゃがいもだけは、当日に加える。

おいしいカレーの作り手と言えば、わがやでは夫である。男の人は概して、スパイスや煮込み料理が上手だ。夫いわく、カレーのおいしさは、肉の下処理、つまり、塩、こしょうをして、にんにくで炒め、酒をじゃっと加えることでぐっとよくなるという。ちなみに今回は、グリコの「ZEPPINカレー」を使った。初めて聞く名前だったけど、デュクセルソースだとか、40種類のスパイスだとか、要するにキャッチコピーに乗らせれたわけである。そういえば、カレーにグリコキャラメルを入れるとおいしいっ、と料理の先生が力説していたっけ。

さて、お味は? 教会の味見番頭さんであるなおちゃんが、おいしいおいしいと言って三杯もおかわりしてくれた。うん、よかった。会堂をリフォームできてよかったねぇ、感謝だねぇ、と話し合いも和気あいあいに済み、食事での会話も自然にはずむ。中途視覚障がいのMさんは、体調管理のこともあって、ふだんの交わりでは何も口にしないのだが、この日は2杯も食べてくれた。嬉しいなぁ。やっぱり一緒に食べることはいいなぁ。つながる、一致する、前向きになる。

無事にムーミンママの働きを終えたので、夜は怠けることにした。残ったカレーに冷凍庫から探し当てたベビー帆立を加えて、シーフードカレーに変身。うまいぐあいに、二人分、きっちりお鍋に残っていた。みんなの心づかいかな?

e0165236_20593361.jpg

↑ふだん家庭で使っているのは今はこのカレー粉です。カレールウはほとんど使わず、常備してあるタイカレーペーストを使うことが多いのは、煮込む必要がないから?!

e0165236_07939.jpgブログランキング・にほんブログ村へ

[PR]
by Annes_Tea | 2009-02-22 21:13 | お茶と料理、ときどきカフェ
<< わたしの好きな東向島10(20... 知られざる墨東キリシタン史を歩... >>


ライフログ
カテゴリ
画像一覧
記事ランキング
タグ
最新の記事
以前の記事
その他のジャンル