下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

『赤毛のアン』の講演や読書会ワークショップ、執筆依頼などは、下記のメールにてご連絡ください。







参加者常時募集中!

▷「大人のための子どもの本の読書会」墨田区のふたつの拠点を中心に、子どもの本のロングセラーを読むゆるやかなサードプレイス。幅広い年代が参加されています。


▷ つながる・祈る・分かち合う「pray&hopeプロジェクト」を主宰。月に一度、女性たちの集まりをもっています。
○詳細はここから




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メールは以下のアドレスに★を@に変えてお送りください。

goodnews_cafe☆
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牧師館の住人たち
(profile)


   わたし

 ゴエモン先生

   メル


墨田聖書教会Blog





文章・画像・イラストの無断転載は禁止です。引用の際には必ずご連絡ください。
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「自転車部カフェ」一日オープンのお知らせ

あの名物『かき氷自転車』を生んだ自転車部のカフェ

    「自転車部カフェ」一日オープン ! !
       produced by 自転車部

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←現代美術製作所は今、こんなことになっています。これぞ自転車バイキング。払い下げ自転車のパーツを組み合わせて、自分の好きな一台を作るエコなワークショップが開かれました。
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 日時:2009年12月5日(土) 14:00〜17:00

   (17:00以降は墨東まち見世「96日目のふりかえりトーク」の会場となります)

 場所:墨田聖書教会
    墨田区墨田3-19-4(東武伊勢崎線「鐘ケ淵」駅下車、徒歩7分)
     tel:03-3619-0195 
     (地図→)http://sumidabible.blog10.fc2.com/blog-category-7.html



★コーヒーとクリスマスクッキー、特製キーマカレー(限定30食)のシンプルメニュー。
 どうぞのんびりとくつろぎにおいでください。(全面禁煙、あしからず)
 会場では、歴代の自転車部Tシャツや、
 いまや幻の、「かき氷自転車メイキングビデオ」を見られるかも。(かも、です)

★カフェへは、ぜひ自転車でおいてください。
 ママチャリ、マウンテンバイク、こだわり自転車、レトロ自転車、
 なんでも大歓迎。みんなで自転車談義、いたしましょう!
 (もちろん徒歩でもどうぞ)

★現代美術製作所で開催中の、NPO法人向島学会、東京アートポイント計画
《墨東まち見世2009》参加企画 KOSUGE1-16《Test track "Mukojima"》
  とあわせてめぐるのがおすすめ!! (移動距離、徒歩5分程度)
  詳細は《墨東まち見世2009》ホームページ http://www.machimise.net
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 ★自転車部とは?
  (発足当時のチラシから一部抜粋)
  自転車部では、趣味ていどのゆるい自転車好きの集まりから、
  おもしろ文化活動を造り出していこうと思います。
  基本的に体育会系のノリではなく、どちらかというと文化部系です。
  さらにつっこめば、家庭科系ともいえるかもしれません。
  自転車で暮らしを豊かに、人と人とが出会い、楽しくつながっていきましょう!
  顧問:石川良男(墨田聖書教会)
  部長:土谷享(KOSUGE1-16)
  隠れ部員多数 (部員、常時募集中! !)



★「墨東まち見世96日目のふりかえりトーク」も同日開催
 「墨東まち見世2009」を、アーティスト、事務局、
  東京アートポイントスタッフ三者三様の視点で振り返ります。

 12月5日(土) 17:00〜19:00 会場: 墨田聖書教会 入場無料(予約不要)



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

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日曜日、教会のみんなでツリーを飾った。
みんな、というのは正しくなくて、今回は男性たちにお願いしてみた。
難しいなぁとかなんとか言いながらも楽しそうに見える。
中には、人生で初めて年中行事に参加するという人もいた。
こちらはそばで応援しているつもりだったが、
ガラスの白鳥のオーナメントをぱりんと割ってしまった。

飾り終わった後で、「玉ノ井まち歩き」の参加者が
ルートコースに含まれているこの会堂にも見学にやってきた。
玉ノ井なんて何にもないと思っていたら、
墨田区外から40人近くもの申し込みがあったらしい。
まち歩きブームの底力を見たような気がする。
続々と会堂に入ってくるみなさんに、こちらも少しだけ慌てて
ようこそ、とあいさつをする。
建物の説明や、このまちのキリスト教会史などを思いつくままに説明させていただく。
おいで下さった感謝を込めて、キャンディケーンをひとつずつプレゼント。
毎年クリスマスになると、ひと箱は買ってしまう。
味はともかく、羊飼いの杖の形と赤白ストライプがかわいくて。
年輩のみなさんをお相手に、ちょっと教会学校のようだったかしらん。

「墨東まち見世2009」の100日間のアートイベントは、
今週でほぼひと区切り。
「自転車カフェ」を開くのは何年ぶりのことか。
次の土曜日、どうぞ遊びにおいでください。
以前のカフェの模様は昔のブログで読めます。(↓ここをクリック)

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by Annes_Tea | 2009-11-29 22:35 | お知らせ(イベント他)
クリスマスざんまい、アートざんまい


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明日からアドベントに入る。
1年ぶりに燭台を出して、キャンドルを4本立てた。
クリスマス礼拝まで一週ごとに、明かりを一本ずつ灯していく。
お花屋さんからはリースが届いた。
会堂の玄関に飾り、一歩下がって眺めてみる。
ガーデングリーンのドアに赤と金がよく映えて悦に入る。
ついでに届けてもらったやわら杉を細かく切り、
サンキライズや松かさと取り合わせてあちらこちらに飾っていく。
やわら杉が一本あれば、クリスマスの飾りはこと足りる。

昨日は、仕事の合間に見つけた雑貨屋で、赤いテーブルランナーを買った。
細身の布幅、ざっくりした風合い、先についた小さな丸いたくさんの飾り。
いいな、これ。一目見て気に入った。値段も手頃だ。
燭台を乗せる台に使おうと思ってレジに行くと、
「これはクリスマスの後はお正月にも使えますよ」と店員さんに言われた。
ああ、あれだ。
クリスマスリースの飾りを換えて、お正月のお飾りにもなりますよ、というあれ。
最近のリース教室なんかで、この手のうたい文句をよく見かける。
ほんと、日本人というのはアレンジ好きだ。
でも、リースを飾ることを単なるスタイルにはしたくない。
何のため?
もちろん、イエスさまのバースデーを祝うためだ。
結婚当初は準備の多さに圧倒されたけれど、今は少し違う。
年々、クリスマスの嬉しさが増しているように感じる。

その昔、イエスさま抜きのクリスマスを
いったいどんな気持ちで過ごしていたんだろう?
何かが足りない。そう思っていたのは確かだ。
彼氏? いえ、違います。答えはイエスさまだったのですね。ふふ。

e0165236_2257122.jpg←写真の方は、アートざんまい。午後、写真家の中里和人さんのワークショップが会堂で開かれました。この界隈をまち歩きしながら、幼児目線というか、犬目線の低い位置で撮った写真の講評会です。初めてお会いする方ばかりでしたが、作品から人となりがほの見えて面白かったです。竹ぼうきで庭掃除をするわたしが映っていてぎょっとしましたけど。しかもエプロンしてました。


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↑夜はアーティストのtaroさんと、缶詰制作。詳しくは、ここをクリック→
わがやの味として、夫のキーマカレーを入れました。このキーマカレーは、12月5日の「自転車カフェ」で食べられますよ。詳しくは、近々ブログでお知らせします。

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by Annes_Tea | 2009-11-28 23:01 | クリスマス
紅玉の季節の終わりに

カフェで、「紅玉のレアチーズケーキ」って何? と思ったら、
りんごを品よく煮たものが、下敷きになって出てきました。
紅玉とレアチーズケーキをつなぐ「の」に、まんまとやられました。
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あれもこれもと引き受けてしまって、自分で自分の首をしめている。
でも、クリスマスの季節とは、そういうものである。
そんな中で、ブログのことを考える。
どうしようかな、書こうかな、休もうかな。
ブログに書く作業は、
流れていく日々に、ほんのひととき足を止めるようなもの。
とっちらかった思いのかけらを、
角を揃えてとんとん、と四角くまとめる。
すると、不思議なように心が落ち着いてくる。
忙しいからこそ、とんとん、が必要なのだとも思う。

よその教会の前を通ると、
すっかりクリスマスの飾り付けになっている。
小さなわが教会はぼちぼち。
ツリーはみんなで飾るが、
それ以外は、わたしが家事や仕事の合間をぬって、
少しずつ飾り足していくという原始的な仕組みになっている。
昨日は、仕事の出先で見つけたホームセンターに飛び込むと、
寄せ植え用の苗を10個も買い、
バスと電車を乗り継いで帰ってきた。重かった。

そのホームセンターで物色していると、
店の奥からワン、と聞こえた。切羽詰まった声だ。
ペットコーナーに走る。
「1歳4か月、13万円」という札のかかったボーダーコリーが、
ケージの中でぐるぐる回って吠えていた。
バターになったトラだよ、これでは。
1歳をはるかに過ぎたボーダーが、
平日の夕方のホームセンターで売れるわけがない。
せつないなぁ。狭いなぁ。連れて行きたいなぁ。かわいそうだなぁ。
でも、実際には、ボーダーではなくて、
連れて帰ってきたのは、ガーデンシクラメンなのだけど。ごめんね。

夜、クリスマスの布を縫う。
去年使ったものをどこにしまったのか、どうしても思い出せないのだ。
あ、いやだ。
ミシンをかたかたした途端、思い出したのは別のこと。
冷蔵庫に紅玉が入ったままだ。
アップルパイを作ろうと思って買っておいたのだっけ。
中がすかすかになっちゃったかなぁ。
今週の生協のちらしから、紅玉が消えていた。
大好きな紅玉で、りんごのお菓子をいろいろ試したかったのに。
結局、作ったのは、
いちょう切りしたりんごを加えて混ぜただけのケーキを2回だけ。

季節は移る。出盛りだった紅玉も終わる。

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紅葉もそろそろ終わりですかね。
中禅寺湖の金谷ホテルの裏庭に、
メルとそおっと入り込んでみました。

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by Annes_Tea | 2009-11-26 19:57 | お茶と料理、ときどきカフェ
「声なき者たちの声」がラジオ番組に(お知らせ)

↓三連休が始まって、「墨東まち見世2009」も土曜日から新たな展示が続々スタート。
鳩の街までバイクでびゅん、と行ってみましたが、
なんと、各地でオープニングに作品が間に合わないという事態が発生していました。
ゆるいですね、向島。
これは、鳩の街商店街から一本入った風景です。


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今日はお知らせです。(なので、です、ます調)
10月22日に教会で開かれたイベント「声なき者たちの声を聴く」の一部が、
神山みささんのラジオ番組で放送されるそうです。
放送されるのは、朗読と歌のパフォーマンス部分です。
(イベントについての過去記事はコチラ↓)

役者のまい子さんとみささんとのコラボは、
これが初めてとは思えないほど二人の息がよく合っていました。

そういえば、講師のスージさんは、みささんが歌っている間、
司会席にいたわたしと目を合わせては、「ビュゥゥーティフル ! 」と何度も言っていましたったけ。
「beautiful」というのは、あんな風に使うことばなのですね。素敵です。

プロのシンガーに言うのもおかしいのですが、
みささんのギターと歌は、ウマイのです。
料理の先生でも、本当においしい人とそうでない人がいるように、
作家でも、本当に文章が上手な人とそうでない人がいるように、
シンガーでもそういうことです。みささんはウマイ。

みささんの歌を初めて聴いたのは数年前、
友人の家で開かれた大人数のクリスマス・パーティでのことでした。
夜遅く、確かライブ帰りからそのまま駆けつけたみささんが、
集まっていたわたしたちのために、一曲を披露してくれました。
突然、みささんがギターをかき鳴らし始めると、
おしゃべりに興じていたみなが一瞬にして口をつぐみました。
あとで、CDデビューしてもなお、路上で歌うことを続けてきたと知り、
みささんの歌に流れている凛とした強さのわけが、
ほんの少しだけわかったように思いました。
そのときも、それから後も、個人的にことばを交わすチャンスはなかったのですが、
今回、役者のまい子さんからみささんの名前があがったとき、
ぜひぜひ、とお願いした次第です。

「声なき者たちの声」の放送は11月26日(木)です。
遅い時間ですけれど、チェックしてみてくださいね。

FM FUJI SPACE TRIAL ON FUJI「神山みさのドリーム☆ナイト」
毎週木曜日25時頃から放送。

周波数 83.0MHz(山梨)、78.6MHz(東京)、80.5MHz(身延)
サービスエリア :山梨県全域、一部を除く東京、静岡県、長野県、埼玉県、千葉県、神奈川県、栃木県の一部

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鳩の街商店街は向島の中でも先駆けて、
まちづくりとアートとのよい関係を模索し続けています。
ここも玉ノ井と同じレッドゾーンの過去あり。がんばれ、玉ノ井 !
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by Annes_Tea | 2009-11-22 01:45 | お知らせ(イベント他)
昼の向島を撮るフォトワークショップのお知らせ

↓いちばん最近デジカメで撮ったものといえば、これですかね。
すっかりご無沙汰のメル、元気です。
一眼レフが欲しいと思うこのごろ。OLYMPUS PENはよさそうですよね。クリスマスプレゼント? うーん、それはないでしょう。

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「墨東まち見世2009」
特別開催!フォトワークショップ「610 Dayseeing」

プロの写真家と一緒にまちを歩きながら、撮影してみませんか?
一眼レフの貸し出しもあります。詳細は下記にお問い合わせ下さい。


◎講師/中里和人(写真家/造形大学教授)


610ミリの高さから昼の向島を撮るワークショップです。
開催日:11月28日(土)※小雨開催
時間:10:00-16:30
集合場所・時間:当日9:45に東武伊勢崎線東向島駅前に集合。
定員:15名 ※予約制 / 11月26日締切り
参加費:2000円
必要なもの:デジタルカメラをご持参ください。
講評会会場:墨田聖書教会 墨田区墨田3-19-4
(撮影後、プロジェクターで自作を上映して、講評し合います。)

フォトワークショップのお問い合わせとご予約
メール:sana1956@w8.dion.ne.jp 中里
電話・FAX:03-5630-3216  現代美術製作所・曽我


昼間、牧師館を出ると、
5、6人ほどの人たちが、会堂の窓から熱心に中をのぞいていた。
何かな? と思ったら、
29日に行なわれる「玉ノ井まち歩き」の下見らしい。
やあやあ、よろしく、とお互いに挨拶を交わす。
教会が協力するのは、
11月28日、写真のワークショップ、
11月29日、玉ノ井界隈のまち歩き、
12月5日、アートとまちづくりのシンポジウム。
それに加えて、
個人的にはEAT&ART TAROさんの「向島缶詰アーカイブ」にも参加することになっている。
これはアーティストのTAROさんが実際に我が家に来て、
いっしょに夕食をいただきながらそれを缶詰にするという食の記録作り。
いつもの、というのがポイントらしいので、
気張らない、気取らないでいくつもりだ。

さて、アート、アートとばかりも言ってられない。
今年は11月中からアドベントが始まるのだ。
昨日、ようやくお花屋さんに出向いてリースを頼んだ。
リースの次は、ツリー、そしてキャンドル。準備は続く。
でも、どうしてだかリースが届かないと、準備に勢いがつかないのだ。
早く来い、来い、と願いつつ、
その前にしておくべきことは、目に見えないところの準備だ。
結婚するとき、母教会の牧師夫人から大きな包みを渡された。
風呂敷をほどいてみると、
すでに召天されたご主人の全著作だった。先々代の牧師になる。
毎年、クリスマス前になると、
その中の一冊『馬小屋にひれ伏して』(憩のみぎわ社)を読むことにしている。
古風な日本語だから飛ばし読みはままならず、
少しずつことばのエッセンスを染みわたらせていく。
当たり前の読書とは違い、
まるで小さな光の粒を内側に注いでいくような作業なのだ。

きらり、きらり。
光の方へと、よりいっそう心が向かう季節が来た。
忙しいけれど、やっぱり嬉しいね、クリスマス。

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by Annes_Tea | 2009-11-19 21:02 | お知らせ(イベント他)
ふたつの向島
アートな秋の楽しみ方!

↓「玉ノ井プロジェクト・その1」は11月30日までです。
 牛久工務店の1階に作られた「玉ノ井ひと休み書庫」、ほっとひと息つけます。


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引き続き、今回もアートの話。

この夏、もうひとつの向島に行った。それもたまたま。
墨田区の向島と違って、本物の「島」である。
倉敷から電車とバスを乗り継いでアートな直島に行くつもりが、
急きょ、尾道に方向転換したのだ。

人生二度目の尾道は、海沿いの道を選んで歩いた。
曇り。瀬戸内海でもこんな日は鉛色の空になるんだ。
海の向こうはすぐに島。渡船の表示を見て、あ、と思う。
行き先が向島なのだ。
ムコウジマではなくて、ムカイシマ。
以前、墨田区と尾道にある「ふたつの向島」それぞれのまちで、
こぐまカフェを営む劇団トリのマークが、
「さかなおとこ」を探すというアートなまち歩きを開いた。
だれに頼まれたのだったか。
墨田区の向島で(ややこしい)「さかなおとこ」を探して歩く参加者たちに、
私は自転車部のかき氷自転車で、かき氷の販売をしたんだっけ。


e0165236_13361050.jpg向こうに見えるのが尾道の向島



尾道の向島まで、渡船料は100円、3分もあれば着く。
迷うほどもない距離、いざとなれば泳いで戻れそうだ。
夫と二人で船に乗り込む。
島を周遊するバスはすでに終わっていて、
港の周りをとぼとぼ歩くしかなかった。
出会ったのは、人ではなくネコばかり。
後で、ネコの島として知られていることを知った。
古い建物を再生したようなアートらしき場は、
徒歩では見つかりそうにない。
海に近づいて潮の匂いを確かめ、
あまりしないね、と夫と顔を見合わす。
ムカイシマに住む人の気持ちを想像して、島の方から尾道の写真を撮る。
ムカイシマの人にとっては、尾道の方がムカイにあるシマだ。

e0165236_211454.jpg向島から見た尾道はこんな感じ。

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墨田区の向島は、海ではなく、川のムコウである。
結婚するときに、
「川向こうに行っちゃうんだね」とやや年輩者に言われた。
島ではないのにシマと言われる土地柄に、一抹の不安はあった。
だいたい、川向こうなんて言い方、ちょっと見下してない?
「行っちゃうんだね」というその人の口ぶりが妙にひっかかった。

実際に暮らしてみると、
「行っちゃうんだね」の意味がうっすらわかる。
川泥をさらって埋め立て地にしたといういきさつ通り、
まちは全体的にじめじめしている。
庭は小さなカタツムリの宝庫だ。
向島の端っこのこちらは、花街ならぬ
レッドゾーン、つまり売春街の過去を持つ。
その過去をいやがって、玉ノ井という地名は、戦後、東向島に変更された。
その玉ノ井という地名に、
新しいイメージを掘り起こそうとしているのが、
今、近くで行なわれているアートな企画、「玉ノ井プロジェクト」である。
4代続く地元民のMさんに、このプロジェクトを教えてあげると、
「今さら玉ノ井だなんて、意味わかってるのかしら」と怪訝な顔をされた。
あ、マトモな反応だ。
うん、こうくるだろうな、とも思う。
でも、過去になされた愚かなことも含めて、
もう一度、まちの古きを知る中で、
きっとよいものも発掘されるはずだ。
新しい読み解きから新たなイメージが玉ノ井という地名に加えられていくとき、
何かがちょっとだけ始まるかもしれない。

通りすがりの私には、
尾道の向島で起きていることは直接見えなかったけれど、
「あの中で、けっこう面白いことを発信している若い人たちがいるんですよ」と、
まちとアートを結ぶ働きをしている人から最近聞いた。
何にもないけれど、何かはある。
古いまちが醸し出す、こんな匂いはしていたもの。
目に見えるところまで育つには、どこも時間がかかるのだ。
墨田区の向島の端っこの地・玉ノ井にも、
今度はよい種が撒かれるといいな。

e0165236_2172813.jpge0165236_2175645.jpge0165236_21111282.jpg←墨田区の向島を気に入って、新しく移り住んできたという若いアーティストのアトリエに行きました。アトリエの名前は、「スタジオ・シェッラハル」。説明書きによると、ムーミンの作者・トーベ・ヤンソンのアトリエのある小さな島「クルーヴハル」への憧れから、フィンランド語で「シェッラ=むこう」「ハル=島」、つまり向島という意味でつけたそうです。確かヤンソンは、生まれながらの島暮らしでしたよね。『島暮らしの記録』という自伝、気になったままでした。読もうかな。
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by Annes_Tea | 2009-11-15 21:31 | まちを歩く
まちとアートをつなぐもの
                          
          

e0165236_22282568.jpg八広にある元ソース工場を再利用したSource Factoryでは、中里和人さんと教え子であるゼミ生たちの写真展が開かれています。たまたま居合せた大家さんに、二階部分まで見せていただきました。5人のアーティストの共同アトリエになっています。
 

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11月は個人的にはアート月間である。
9月に始まった「墨東まち見世2009」も、今月が山場になるらしい。
(過去記事こちら→)

教会は3つのイベントに場を提供する予定だ。
ひとつはまち歩きの写真ワークショップの講評会場として、
もうひとつは、まちとアートをテーマにしたシンポジウム会場として、
そして、久しぶりに「自転車部」主催で自転車カフェを開く。
(イベントスケジュール詳細はこちら→)

「墨東まち見世2009」とは東京都発のプロジェクトである。
墨東という広いエリアを、「アート」でつなぎ、
まちを元気にしたいという趣旨があるようだ。
やはり、スカイツリー(わかります? 第二東京タワー です)建設に向かって、
都会の過疎ともいえるへこんだ地域を、
なんとか活性化したいというのが真意だろう。

この手のプロジェクトは、
盛り上がっているのはおもに外部の人たち、
地元住人はイベント自体を知らないというのがパターンだが、
ここ数年で、少しずつ変化しているのを感じる。
「向島」という古びたまちを、
「アート」で新しく読み解こうとする動きは、
わたしが墨田の住人になる少し前から始まった。
そのときはまだ、
「外からきた得体の知れない人たち」が一時的に集まって、
地元の人が知らないうちにさっさと終わっているか、
あるいは、後は野となれ山となれとばかりに、
騒ぐだけ騒いで(たいていは学生の場合)、
イベントが終わると、
何ひとつまちによいものを残さずに立ち去ってしまうか。
とまあ、けっこう手厳しく書いたのは、
関わった結果、嘆くことになった人たちの思いを何度か耳にしたことがあったし、
実を言うと、わたしたち教会も、好意で場所を提供したものの、
後味の悪い思いをした経験があるからだ。

「アート」を携えてまちに入り込むときに大切なのは、
まち、建物、そして暮らす人々への敬意ではないかと思う。
敬意というと大仰ならば、リスペクトとでも言おうか。
この数年で、向島でアートとまちが少しずつ寄り添ってきたのには、
その手のリスペクトをわきまえながら、
向島のよさを新たに引き出すような試みを続けてきたアート周りの人たち、
そして、
向島界隈を好み、
自ら選んで移り住んできたアーティストたちの存在が大きいのではないか
と感じている。
一過性のお祭りではなく、
根ざすことも大切にしていく気持ち。
その方向の違いを、地元住民は敏感に嗅ぎ取るものだ。
何もこれは、アートに限らず、
商業施設でも、もちろん教会にも言えることだろうけれど。

先週の土曜日は、
教会から歩いて数分のところに、「玉ノ井ひと休み書庫」がオープンした。
これは、「玉ノ井」の魅力を新たに作り上げていくことを目指し、
いろは商店街が主体的に関わったプロジェクトの初めの一歩である。
この書庫は、11月いっぱいまでの開催だが、
その後も、商店街の活性化のために、
長期的に何かしらの活動がされていく予定だ。
教会も、その仲間に加えていただいている。
墨東エリアで言えば、地図にちょうど切れてしまうこの辺りにも、
ようやく「アート」がやってきたわけだ。
お待ちしてました。
でも、リスペクトだけは、決して忘れないでね。

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「墨東まち見世2009」の開会式では、地元京島の商店街で買い集めたお惣菜がパーティ料理として用いられていました。こういうの、いいですよね。しかも、お店の写真とマップ付き。この時とばかりに、餃子の食べ比べしちゃいました。

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屋台制作も、これまた地元の工務店の若だんな。
(あ、写真の男性ではありません)
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by Annes_Tea | 2009-11-08 22:53 | まちを歩く
クリスマスまでの探し物
↓いつの間にか、オリーブの実が色づいていました。
今年の収穫は5つ。塩漬けにしてみようかな。

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チャリティーコンサートも盛況のうちに終わり、
気がつけば新しい月が始まっている。
まちを歩けば、あらやだ、
世の中はとっくにハロウィンからクリスマス商戦に様変わりしている。

でも、大丈夫。
ここ数年の間、教会のクリスマスに必要なものを少しずつ買いためてきたので、
準備にさほど奔走する必要もなさそうだ。
昨年は、ついにコストコで大きなツリーを新調した。
これは町田のコストコで購入したのだが、
三郷にもコストコがオープンしたので、今年は大助かりだ。
クリスマスのお菓子や食材を仕入れるのが、これでぐっと楽になる。

ただ、ひとつだけ今年こそ手に入れたいと思っているものがある。
それは、ツリーの頭につける星のオーナメントだ。
個人的には星がなくてもいいと思うのだが、
教会の人たち、とくに年輩の方々は、
モミの木の先っちょに星がついていないと、落ち着かないようなのだ。
毎年、ありあわせの安っぽい星で間に合わせてきたのだが、
もう少しなんとか素敵なものに変えたい。
先日、トイザラスをのぞいたついでに探してみると、あるある。金も銀も。
マットな金にキラキラした粉がかかっているようなもの、
根元がスパイラルになっているものもある。
この程度かなぁ、と迷っているうちに、
夫はさっさと店内を出ていたので、慌ててわたしも続く。
まだ時間があるから、もう少し本気で探せばいいかと思って、
やり過ごしてしまうのが毎度のパターン。
さて、どうなることでしょう?

鉢植えのヒイラギももみの木も、それなりに元気に育っている。
ふだんは庭のいちばん奥に追いやられている存在だが、
年に一度だけ、表舞台に引っ張り出される。
お詫びのように、クリスマスになると、
赤いリボンや可愛いオーナメントで飾ってあげる。
でも、このクリスマスの仕事はしばらく先のことだ。
なにしろ気分はまだ、「声なき者」にとどまっているからだ。
お礼の手紙、献金を渡すこと、そのほか諸々。
最大の課題は、スージさんに英語で手紙を書くことである。
あれもこれも伝えたいのだが、英文かぁ、と思うと弱気になる。
クリスマスカードと一緒にしてしまおうかしら、
などととすでに先延ばしにしそうな気配。
でも、やることはやらないと、次が始まらないか。


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「声なき者たちのための声」活動支援チャリティーコンサートは、自由が丘にある玉川聖学院のホールで行なわれました。ピアノもバイオリンも素敵でしたが、最後にインドの方が3人で歌った「声なき者たちのための声」というオリジナル曲が心に響きました。コンサートのために全面的に協力をしてくださったバーニー校長先生は、お話も人柄も素晴らしい! 真性のクリスチャン教師の少ない現在のミッションスクールにあって、ここの先生たちの大半は、神さまを愛し仕えている方々だそうです。この時代にあって、嬉しいですね。

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開演前の静けさ。

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そして、こんなにたくさんのお客さん。300人近くの来場でした。スージさんの最新のプロジェクトは、両親を自殺で失い、生きたまま墓に埋められた後、一命をとりとめたもの、親族から育児放棄されたアマゾンに住むHakaniという女の子をきっかけに始まったものだそうです。彼女が宣教師の家に連れて来られた時は、ことばも表情もなく、医者から人間性の回復は不可能だと宣告されたそうです。でも、宣教師夫妻を通した神さまの愛によって、いまではダンスとおしゃべりの大好きな女の子に成長しました。アガペの愛は、人を本質的に変える! スージさんは、彼女の写真を撮るべく、アマゾンのジャングルの中、ハンモックで寝たそうです。チーターや吸血コウモリに出会ったとか。すごいです。
Hakaniについての詳細はここで読めます。↓

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by Annes_Tea | 2009-11-03 16:47 | クリスマス


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