下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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建築の品格
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旧三笠ホテル。軽井沢の古い建物はいいですね。いちばん落ち着くのはショー宣教師の礼拝堂かな。


今週からエクステリアの工事が始まった。
前半、順調に晴天が続いたが
秋分の日は大雨となって、さすがに工事はお休み。
職人さんたちは連日遠く町田から通ってくださり
夕方をまわってもなお作業をしている。
祝日らしくこちらもあちらもお休みとなり
これは恵みの雨だったのかな。

外で働く若い職人さんたちの姿に励まされて
教会の物置きの片付けがはかどった。
物置といってもコンセットハットの後部を仕切って作った小部屋で
その昔は宣教師が暮らしていたと聞いている。
古い水道栓が壁からにょっきり生えているのはその名残りだろう。
病院払い下げのベッドが並べられていた時代には
宿舎として使われていたという話も残っている。
今では人が暮らしていた気配はまるでない。
結局は物置きとなってしまったせいか
この建物全体の中で、いちばん傷んだ場所となっている。
修繕を始めるときりがない。というわけで
昨年の会堂のリフォームの際に、ここだけは手をつけなかった。

ふだんはだれもが顧みないただの物置が
来月、花嫁さんの控え室として使われる。
この部屋にしてみれば青天の霹靂かな。
物を動かし、処分し、棚を新しくし、風を入れているうちに
少しは居心地が変わってくる。
古いは古いまま。
物はたくさん置かれたまま。
それでも
椅子でも置けば祈りの場所ぐらいにはなりそうだ。
結婚式の当日には
ラグを敷き、鏡を運び入れ、丸テーブルには花を活け、
使わなくなった黒板をパーテーションがわりにしよう。
チョークで「おめでとう」と書けばさまになるかな。

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建物には、人がいて初めて物語が生まれる。
人の出入りの途絶えた建物は
ただ朽ちて忘れられていくだけ。
建物に合わせて人が住まうのではなく
人の営みを支えてくれるような建物が好き。
そういう意味では、
この会堂も牧師館も合格とは言えない。
なにしろ戦後の貧しい時代の急場しのぎ
いわば「ありあわせの箱」だから。
たとえば牧師館のドアにはひさしがない。
雨の日、外に出たとたん、ひと呼吸置く間もなく雨に濡れる。
ひさしのありがたさを人生で味わうことになるとは。

限られた予算の中でのリフォームだから
隅々までとはいかないが
それでも、少しずつ、少しずつ
建物が人に寄り添うように変わってきた。
暮らしにくさ、集いにくさは随所に残るが
不思議な居心地のよさも同時に生まれている。

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ヴォーリズ建築が好きだ。
昨年、新橋で開催されたヴォーリズ建築の展示を見た。
彼の設計した階段が再現されていて見学者が歩ける仕掛けになっていた。
ほんのわずかな幅や長さの違いで
こんなにも歩きやすいのかと小さなため息。
ヴォーリズ建築を見て歩きたいというよりも
一度、その中で暮らしてみたいような気がする。

「建築物の品格は、人間の人格の如く、その外観よりもむしろ内容にある」
と、彼は言う。

ナカミ、ナカミ。
古くても小さくても胸を張っていけそうだ。

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こういうところを見ると、うちの教会と似ている、なんて。ずうずうしい? こちらさんは重要文化財ですから、月とスッポンですが。

     
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by Annes_Tea | 2010-09-25 09:43 | まちを歩く
ゴーヤ総決算
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最後の力をふりしぼるゴーヤたち。
次から次へと小さな実をつけている。
でも、これまでと違うのは
なかなか大きくならないし
一晩で黄色く変身するマジックも見せてくれない。

夏が終わるんだ。

結局、緑色の自家製ゴーヤを食べられたのは
たったの2回だけ。
それ以外は、みんな黄色くなってしまった。
なんでかなぁ。
これは来年の課題。
とにかくグリーンカーテンにはなってくれたので
初回としては成功かな。

『ポール・スミザーのナチュラル・ガーデン』
をめくっていたらこんなことば。

「自分に合う土地で暮らすと丈夫で元気になるのは、
 人間も植物も同じだよ」

うんうん、その通り。
でもね、とも言いたくなるのは
人間の場合は
たとえ自分に合わない土地でも
そこで暮らしていかなくてはならないことの方が多いから。

結局、そこに本気で植えられているかどうか。
根っこに解決の糸口がありそうだ。

わたしの根っこ、
ちゃんと地下に伸びているかしらん。
秋を前に点検しよ。


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夏に泊まったコテージは、自家菜園の野菜を自由に使えるという太っ腹。朝ごはんはサラダにしようと張り切っていたら、どれも火の必要な野菜たち。朝摘みサラダは諦めて、お土産にいくつかいただいてきました。ズッキーニをオリーブ油でじっくり焼いて塩こしょう。このうえもなくシンプルなおいしさ。夏野菜のズッキーニともお別れですね。

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by Annes_Tea | 2010-09-23 00:14 | 日々の庭と花
ポール・スミザーの美しい庭とシンボルツリー
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ガーデンデサイナーのポール・スミザーが「絵のように美しい庭」というコンセプトで、軽井沢絵本の森美術館の庭を手がけたそうです。このナチュラル・ガーデンはオープン間もないようですから恵まれていました。いつも立ち読みなんですけど、いいなあ、と前々からポールさんの庭にうっとりしていました。彼の庭の空気感は、わたしのデジイチの腕ではまだ切り取ることができずに残念ですが、ほんのぽっちりだけでもお裾分け。

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教会の玄関にシンボルツリーを植えようと思っている。
そう話すと、教会の男性のひとりに
「ええっ。木を植えるのですか?」
と仰天されてしまった。
それはそうだ。
あの木もこの木も切らなくては。
この何年も、伐採計画でさんざん大騒ぎしたのだから。
「シンボルツリー」ということばの意味を説明する。
そして、自分たちで剪定できる細い幹だと聞いて
やっと安心してくれた。

さて、何にしよう。
以前、植木屋さんにそれとなく相談してみたところ
若い職人さんたちはタバコを吸いながら
「クレスト」と言う。
うーん、あの。わたしが小首をかしげたせいだろう。
「普通すぎますよね」
と言って小さく笑う。
「オリーブかシマトネリコはどうですかね」
うーん、そういう感じなのね。
どちらも牧師館の玄関にあるが
オリーブは案外、枝ぶりを整えるのが難しい。
あっちこっちと枝が暴れているうえに、やせっぽっちで頼りない。
園芸書を見ると
シンボルツリーと言えばシマトネリコなのかと思うほど
きまって登場する。
じつは、そんなによいものなのかと
試しに小さい鉢植えで育てているところである。

どちらも悪くないとは思うのだが
もうひとひねりほしいところだ。

雨でまたしても工事が延期になり結局、
来週の月曜日から始まることになった。

「ここまで待ったのだもの。焦らずに、シンボルツリーを決めましょう」
そう言ってくださったのは2年も前に庭のことで相談をしたお花の先生である。
今回、急展開で植栽プランを立ててくださることになった。
ちょうど花あしらいの本を出版したばかりとかで超多忙のご様子。
待ちます。待ちます。

ポール・スミザーの庭への道のりははるか遠く。
でも、数年前を思えば
よくここまで明るい庭になったものだとしみじみ。

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絵本美術館では古い友との再会がひとつの楽しみです。気負わずに入れるので、旅先でふと空いた時間に立ち寄ることが多いようです。ここは庭も素敵ですが、建物もよくできています。第一展示館には、児童文学者の吉田新一文庫という部屋があり、先生のコレクションが書棚仕立てで展示されていました。吉田先生! 懐かしい! 大学で先生の講義を受けました。センダックの話、楽しかったな。


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by Annes_Tea | 2010-09-16 21:55 | 日々の庭と花
どこに行っても東京スカイツリーがついてくる

e0165236_1049431.jpg浅草の商店街から見るとこんな感じ。スイカツリー効果なのか、浅草に観光客が増えました。道や店もずいぶんきれいに変身。


晴れた、晴れた。
少し出歩けば、やっぱり汗ばむ。
でも、夕方になると風が違う。
ひんやりとした心地よさ。あ、これは秋の空気。
1年ぶりに再会するうれしさよ。
いよいよ庭仕事の季節の始まりかな。

来週からエクステリアの工事が始まる。
昨年の会堂リフォームも夏が終わって動き出した。
結局、同じような時期になったわけで。
2年近くも計画に手をつけては頓挫しての繰り返し。
初夏、いざ工事の段取りというときに
車道側の教会看板を大型トラックに壊されるというアクシデントが発生した。
補償問題もからみ、再び延びに延びてここまできてしまった。
でも、おかげで新品の看板を作ってもらえるという大団円。
めでたし、めでたし。

10月にはリフォームして初めての結婚式がある。
花壇の植え込みが、それまでに終わるかどうか。
いつも締切りぎりぎりで生きている毎日だなあ。

e0165236_1050476.jpgデジイチではなく普通のデジカメなのでこれが限界。業平橋駅前でバスをおりると、目の前はこんな景色です。

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by Annes_Tea | 2010-09-11 11:12 | まちを歩く
おいしい家庭の作り方
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この大雨。そして一日中、留守番だったので
夜、メルはじっとりした目つきでわたしを見る。
祈り会が終わった後も
遅い晩ご飯を食べ終わった後も
ひたすらわたしを遠くから見ている。
少しはわん、とでも声を上げてくれたら
こちらの気持ちが軽くなるのだけど
そういうよけいなことはしないでただひたすらじっと見ている。
たくさんのことばより
黙って見つめられる方がよほどこたえるなあ。
なんて。
メルを見て、わが家庭生活を顧みる一日の終わり。
最近、夫婦げんかをテーマにした記事を書いたもので
過去を振り返ったり、決意を新たにしたり。

家庭生活を続けていく中で
心に浮かんでくるのはいつも聖書のこれ。
「一切れのかわいたパンがあって平和であるのは、
ごちそうと争いに満ちた家にまさる」

明日は晴れてね。お願い。


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by Annes_Tea | 2010-09-09 00:20 | お茶と料理、ときどきカフェ
愛犬家のための軽井沢

9月に入り、通常業務にすっかり戻っていますが
備忘録代わりに再び軽井沢の話題。

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犬旅でいつも探すのは、
ボーダーコリーに必要な運動量を確保できるところ。
時間帯を選べば犬に遭遇しないところ。
偏ってますよね。
でも、同じ悩みを持つ愛犬家さんもいるのでは?
とまあ、ちょっと大げさなタイトルながら
お役に立てれば幸いです。

地元の人に犬の散歩を尋ねると
「その辺を歩かせる」
と納得の答え。
ドックランを探すのは観光客が多いのでしょう。

わたしが好きなのは
早朝、別荘地の界隈をメルとつらつら歩くスタイル。
木々の緑に包まれている感じが心地よい。
鳥のさえずり、涼やかな風が通り、ああ軽井沢だなぁ、と思う。
夏には栗や松かさなんかが落ちていて
「クリスマスの飾りに使えそう」
とついつい拾ってしまう。
教会暮らしの身の上
いつも教会のことを考えているものでして。

さて、本題。
走らせるとしたら、おすすめは

●軽井沢スカイパーク(有料)


千ケ滝方面を車で走らせ、ドライブにもよい道のり。
冬はスキー場なので、山あり谷あり森あり。
ピクニック気分で散歩できます。
上までのぼれば見晴らしはなかなかのもの。
ドッグランにはアジリティやプールもあります。
メルは両方とも脇を通って避けていました。
わたしたちが行ったときには
軽く食事をするところもありました。
ただ、ボーゲンによそさうな斜面をおりるときに
小型犬がふだんのように駆けおりて、しばしば脱臼すると聞きました。
気をつけてくださいね。
ボーダーコリーはさすがに牧羊犬だけあって
平気で駆けおりていました。

●湯川ふるさと公園(ドッグラン/無料)


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中軽井沢から車ですぐ、ツルヤの裏側にあります。
広々した芝生を見て
まあうれし、と思ったものですが
残念ながら芝生内は犬の立ち入り禁止です。
でも、地元の人らしき方々が小型犬を入れてましたけど。
観光客はよそ者ですから慎まないといけませんよね。
公営の公園ですから、ドッグランも駐車場も無料。
ただし駐車場からは少し離れています。
ツルヤの駐車場裏の道を川沿いに歩いていきます。
(ツルヤの駐車場に沿って歩く楽な道もあります)
山道を散歩しているような雰囲気で
ここだけでも日常を離れた気分に浸れます。
(冬は、雪道になるのでしょうから、それなりに大変そうですが)
ドッグランそのものはそれほど大きくはありませんが
小型犬とそれ以外に分かれているので
メルを安心して走らせることができました。
町中にあって無料。
走らせることが目的ならばここで十分だと思いました。



場所や利用時間など変わるかもしれませんので記しませんでした。
ネットで検索してからお出かけくださいね。


(番外編)
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雲場池のすぐ裏にある「恵みシャレー」。夫がキャンプの働きの関係でスタッフと親しいので、軽井沢に行くと立ち寄らせていただきます。夫がスタッフと話している間、わたしは広い庭でメルと遊んでいます。ここがいちばん安心してメルと遊べるかな。一般には犬の立ち入りを許可していないと思いますが、敷地にあるカフェはおすすめですので、ぜひご利用ください(ドッグカフェではありません)。Sさん、今回もご親切にいろいろありがとうございました! 雲場池は人とすれ違うときには注意が必要ですが、犬とひとめぐりするのも楽しいですよ。

enjoy!

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早くだれかけって!

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by Annes_Tea | 2010-09-05 21:09 | まちを歩く


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