下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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2011年11月3日(祝・木)妄想自転車部カフェ開きます
このタイトル、すごいでしょ?

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今年の秋も、墨東まち見世に参加します。
自転車まち走りとともに、一日だけのカフェを開催。
私は今回もカフェ隊長をつとめます。
自転車部のメンバーがいつの間にやら12人にもなっています。
ぜひ遊びにおいで下さい。
なにしろ、名作かき氷自転車に次ぐ、新作発表(プロトタイプ)ですから!
自転車でコーヒー豆を挽きますよ。うふふ。
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by Annes_Tea | 2011-10-29 02:47 | お知らせ(イベント他)
ヴォーリズ建築をめぐる旅 ♯7 (クラブハリエ日牟禮カフェ)
これで最終回です。
最後は美味しい写真をお裾分け。
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クラブハリエというのは地元で人気の洋菓子店です。平日にも関わらず、店内は観光客でごった返していました。前日までに予約をすると、ヴォーリズ建築の特別室を貸し切りで利用できます。夕食代わりと言い訳をしてこんなに贅沢をしてしまいました。和栗を使ったモンブランと焼きたてバウムクーヘンです。

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私が案内されたのは小さな図書室でした。図書室でお茶をしながら好きなだけ寛ぎ、写真を撮らせていただくことができました。それなのに今、その部屋の写真が見つからないので、とりあえず2階のお部屋をご紹介します。太陽の光がふんだんに差し込み、風の通る空間。やはりヴォーリズです。

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階段にもヴォーリズならではの工夫が。蹴上げが低く、踏面の広い設計。使う人の身になって、どのような年代でも安心して歩けるサイズです。最初の一段目の大きな丸いコーナーは、ほとんどの建物で見ることができました。

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カフェになる前は、個人のおうち。スパニッシュスタイルの和洋折衷式住宅だったようです。ヴォーリズ特別室は4つの趣の異なる部屋の一室をカフェとして予約できます。前日までがお約束ですので、旅に行かれる方におすすめします。この部屋を後にし、私は長浜へと移動しました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

先週、近江兄弟社からいつものように「湖畔の声」という小冊子が届きました。
その巻頭の文章にはヴォーリズ語録からの小文が載っています。
少し引用をして紹介させていただきます。

「ヴォーリズ先生は、『日本には昔から良い字があります。
協力の協という字です。
三つの力の内、上の力は神の力、下の力は民衆の力。
然し、それでも力不足の時には真剣に神に祈りなさい。
と十字架がつけられている。』と話された。」(湖声社発行)



私も子どもたちを教えるとき、
協力という字の成り立ちを伝えるようにしています。
でも、十字架のことには気付きませんでした。なるほど。

ヴォーリズの住宅作りの中心にはいつも食卓があります。
暮らしの真ん中にあるのは、食を囲む団欒。
自宅のリビングにも大きな大きなテーブルがあり、
その脇には愛用の足踏みオルガンがありました。

音楽と食と語らい、そして何よりも祈り。

食卓の壁には自筆の書が掲げられていました。
それには「神の国」とあります。
大きく力強い字で。

神さまから目を離さず、
みことばからぶれない人生。
今回、建築を通して生き様に触れる中で、
そこがヴォーリズの最大の魅力だと感じました。
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by Annes_Tea | 2011-10-23 23:29 | まちを歩く
ヴォーリズ建築をめぐる旅 ♯6(池田町洋風住宅街)
このシリーズも、そろそろ終わりにしようかと思います。
現実世界では、10月22日(土)から墨東まち見世2011が始まります。
今年は11月20日(日)の午後、まち歩きの案内人をいたします。
ほかのまち歩きとは毛色の違った内容です。
「知られざる墨東キリシタン史を歩く」というタイトル。
日本の幼児教育に貢献したキュックリヒ女史の人生を軸に、
キリストの愛の軌跡をたどる2時間コースの内容です。
彼女はヴォーリズよりもう少し後に活躍しました。
まちのために愛の種を撒いた先達たちの働きを掘り起こすのが
ライフワークのひとつになりつつあります。
こちらで詳細をご覧下さい。(10)番目のツアーです。
ライター名(旧姓)ではなく、本名で出てます。

↓墨東まちみせさんぽ



池田町洋風住宅街の一角。
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看板まで立っているので、観光スポットとして歩いていいわけでしょうが、そこは個人の住宅ですから、遠慮しつつほんの少しだけ撮らせていただきました。細部にも興味深いところがたくさんありましたが、目で見て記憶するに留めました。私も教会暮らしゆえに、外に出ると会堂の写真を撮っている人に出くわすことがあります。撮られる側の気持ちを知る者としてのマナーですかね。

上の写真は、1921年完成の旧ミッションダブルハウスです。ダブルハウス、つまり二世帯住宅のこと。建築当時は、アメリカから呼び寄せたヴォーリズの両親と建築事務所の技師が入居したようです。ヴォーリズ建築の基本的な外観の特徴であるアメリカ伝統的なコロニアル洋式、赤レンガ、モルタル塗りスタッコ仕上げ。建物の周りに風通しを考えて樹木を植え、その木立がフロントガーデンから玄関への動線となっているのもヴォーリズ式です。

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やっぱり煙突。ヴォーリズ建築のデザインは基本的に洋風ですが、日本の気候風土に合わせた合理性と実用性をうまく融合させているのが特徴。

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例のホフマン窯で焼いた膨張レンガもふんだんに。

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今回、実際にヴォーリズ建築で暮らしておられる方を紹介していただきました。初対面にも関わらずおうちの中へ招き入れて下さり、応接間でずいぶんおしゃべりしました。食卓や階段などを見せて下さり、ここの写真は撮るといいよ、などと勧めて下さったり。なんとまあご親切な。写真をブログに公開するのは憚られますので私だけの楽しみにしておきます。でも、このドアノブの配慮、つまり中と外の違いにヴォーリズらしさが出ているので、特別にお裾分け。

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窓や灯りに、個性的なステンドグラスが配されていました。じつはこれ、心斎橋大丸百貨店の食堂にあるものと同じ。あそこはヴォーリズ設計事務所の作ですからね。

   
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by Annes_Tea | 2011-10-20 21:59 | まちを歩く
ヴォーリズ建築をめぐる旅 ♯5(ヴォーリズ記念病院)
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聖路加病院の日野原医師が100歳になられましたね。
牧師の息子さんとして、
幼いころから聖書に親しんでこられたことと思います。
先生の発言をうかがっていると、
「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。
わざわいの日が来ないうちに、
また「何の喜びもない。」と言う年月が近づく前に。」
という聖書のことばを思い出します。
何を土台として生きてきたかという真価が問われるのは高齢になってからこそ。
この事実を、教会の働きの中でもよく見せていただいています。
聖書のことばからぶれずに、
感謝、感謝と言いながら生ききりたいですよね。
今回ヴォーリズの生きざまに触れてこんなことを考えました。
たくさんの人の生死を見てきた病院という建物には、
人生をあらためて考えさせる独特な空気があります。

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ヴォーリズ記念病院の中にある礼拝堂です。現在も使われています。基本的には、病院内は利用者以外は立ち入り禁止です。今回は、敷地内にあるツッカーハウスの保存再生運動の責任者との出会いがあり、建物の外側だけを一周させていただきました。

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ツッカーハウスです。結核の療養所として1918年に建てられました。当時の日本では、結核は不治の病いとして恐れられ、各地に療養所が建てられましたが、このように私立のものは珍しかったそうです。ツッカー女史の多額の寄付によって実現しました。現在は朽ちてしまい、これから保存再生が始まるとのこと。

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ツッカーハウス以外にも、旧五葉館という有名な建物がありますが、そこまで入ることは憚られたので写真はありません。5室の病棟が楓の葉のように五方向に突き出ていることから命名されました。ツッカーハウスともども、太陽の恵みを存分に受けられる造りになっています。窓のヴォーリズですからね。ここでは病気だけではなく、病人をも癒したと言われています。この違い、わかりますか?

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11月にある瓦掃除のボランティアにまた来て下さい、とお誘いを受けました。うーん、行きたいけれど、ちょっと遠い。
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by Annes_Tea | 2011-10-18 22:31 | まちを歩く
ヴォーリズ建築をめぐる旅 ♯4 (旧八幡郵便局、市立資料館)
夏の旅から時間が経ってしまいましたが、
せっかくブログにアップし始めたのでもうひとがんばりしてみます。

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これがホフマン窯の遺構。現在、日本には5基ほど残っているそうです。そのうち2基は重要文化財に指定されているので、歴史的に意味のあるものなのでしょうね。これはたまたま川下りをしている小舟を追って自転車を走らせていたら、突然、手つかずのような原っぱに出くわし、不思議な空気感に引き寄せられて進むと、そこに、でん、とそびえていました。すごみすら感じます。時代の厚みでしょうか。見学してみたいものですが、今のところ立ち入り禁止。

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旧八幡郵便局。写真が傾いていますね。トリミングしたのですが、うまくいかず失礼。八幡で最初の郵便局です。1921年にヴォーリズによって増築設計されました。朽ち果てて原型を失っていたところを「NPO法人ヴォーリズ建築保存再生運動・一粒の会」が再生に取り組み、現在も進行中。ヴォーリズ建築の価値が見直された保存運動活動出発の記念碑的な建物。

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スパニッシュスタイルの和洋折衷の寄棟屋根。ヴォーリズ初期の建築としても貴重なのだとか。
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あ、ヴォーリズだな、と思わせる窓。

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2階はまだまだ再生中。

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ここからは市立資料館です。1886年に八幡警察署として建設され、1953年にヴォーリズが改修設計をしました。全景はうまく撮れなかったのでありません。あしからず。パンケキーレンズだけで撮りましたので、望遠機能はないのです。でも、ヴォーリズ建築で気になるのはとくに細部。窓やドアノブ、煙突などなど。それにはこのレンズが似合うように思いました。警察署だった証しでしょうか。隣りには小さな交番がありました。パトカーわかりますか?


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この辺りの建物の2階からは、どこからも八幡山が見えます。迷子になっても山で方角を確かめられるので安心ですね。こういうところは、私が育った神戸のまちと感覚が似ています。

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by Annes_Tea | 2011-10-16 22:39 | まちを歩く
ヴォーリズ建築をめぐる旅 ♯3 (ハイド館、ヴォーリズ記念館)
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琵琶湖東岸にある滋賀県内最大の内湖が西の湖。ここはネイチャーツアーのメッカです。星降る夜も夢ではありません。この季節、夜は見たこともない数のツバメたちが帰ってきます。サイクリングロードもいいですよ。ここから市街地に向かって下ると、近江兄弟社学園があります。

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旅のプロローグで、塀にある十字架ののぞき窓を紹介した近江兄弟社学園です。赤レンガと門柱は、ヴォーリズ建築のシンボル。ホフマン窯で焼成されたレンガの中から、焼き過ぎで膨張した規格外のものを利用。賢くリサイクルはヴォーリズの知恵ですね。

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ハイド館の窓。国登録有形文化財。幼稚園教育の場として使われていました。以後、神戸女学館などたくさんのミッションスクールを設計したヴォーリズの原点とも言える教育の場でしょうか。今も教育施設として使われています。建物の中では、係の方が建物の概要を説明して下さいます。

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真ん中に展示されているのは、ヴォーリズが日本に船旅で来た時のトランクです。

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八幡山から眺めた市内。近江兄弟社学園の赤レンガ色の建物群が、そこだけ島のように浮かんで見えます。当時の人たちは、このモダンな建物を見て、何を感じたのでしょうね。



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ヴォーリズ記念館。幼稚園の職員寮として設計され、後にヴォーリズが奥さんの満喜子さんと天に召されるまで暮らしたおうちです。現在はヴォーリズ記念館として、予約をすると見学ができます。オフシーズンの平日にも関わらず、15人くらいの女性たちが訪れていました。

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ほら、ここにも例の煙突が。

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ヴォーリズ建築を撮ってみてわかったことがある。
きめきめの写真には、どうしたってならない。
例えばフランク・ロイドの建築などは、
素人のわたしが撮っても、それなりに雰囲気良くきまるのだが、
ヴォーリズの建物は同じようにはならない。
それは、人が暮らすための建物で、
しかも、今なお暮らしている建物が多いからではないかと思う。
人が暮らす場というのは、そんなきめきめでかっこうよくばかりはいかない。
生きていく、暮らしていく、というのは、
基本的にはかっこう悪いものだ。
飾らないありのままを包んでくれる包容力を感じる空間なのだ。
写真集で見て楽しむ建築ではない。
実際に訪れて、その中に佇んでみると、
ヴォーリズの視点の優しさ、
例えば階段の幅や丸み、洗面の高さなど、
その愛の広さ深さ高さ、そして茶目っ気がわかる。
古くても大切にされている建物は幸せだ。
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by Annes_Tea | 2011-10-14 20:54 | まちを歩く
ヴォーリズ建築をめぐる旅 ♯2 (近江八幡教会、アンドリュース記念館)
近江八幡教会は、旧市街のほぼ真ん中にあります。北にそびえる八幡山とともに、高い塔の天辺にある十字架が目印となってわたしを旅の間、導いてくれました。
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近江八幡市内には、24のヴォーリズ建築があるそうだ。
ただし、自転車でガイドして下さった方によると、
これもそうではないかと言われている建築を含めるともう少しあるのだとか。
それらはみな個人の住宅なので、
自転車でわざわざルートをとって通過して下さった。

というわけで、
いつの間にやら、近江八幡市内ヴォーリズ建築全制覇を遂げたらしい。
(などと心もとない書き方をしたのは、
まちの輪郭をとらえる前に、ひたすら先導して下さる自転車についていったもので。
後でうかがうと、その方は体育会系自転車部タイプのようでした。
わたしは家庭科系自転車部ですからね。必死でした。)

手元にある地図(NPO法人一粒の会発行)を頼りに、24の建築をご紹介。
ただし、個人の住宅も多いですし、立ち入り禁止の場所もありますので、
くれぐれも事前に調べて訪ねてみて下さい。

ヴォーリズ記念病院内(1〜3)
 1ツッカーハウス
 2旧五葉館
 3礼拝堂
 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 4恒春園
 5滝川邸
 6クラブハリエ日牟禮カフェ(要予約)
 7近江兄弟社ハイド館
 8ヴォーリズ記念館(要予約)
 9旧八幡郵便局
 10旧岩瀬邸
 11アンドリュース記念館
 12旧近江八幡兄弟社地塩寮
 13八幡商業高校
 14市立資料館
 15旧ミッションダブルハウス
 16旧ウォーターハウス
 17吉田邸
 18石橋邸
 19内炭邸
 20前田邸
 21浪川邸
 22柿元邸
 23宮川邸
 24近江金田教会

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近江八幡教会は、3度の建て替えを行っているそうです。これはヴォーリズによるものではなく、ヴォーリズ建築事務所の設計によるもの。ですから時代的には新しいですね。夜の祈祷会に参加させていただきました。今回の旅の素敵な出会いの数々は、祈っていただいたおかげですね。

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会堂を見せていただきながら、牧師の奥さんと立ち話をあれこれ。さすがに写真には撮りませんでしたが、納骨堂が隣にあり、それがとても素敵。先に天へ行かれた方々の写真がずらりと並んでおり、いつでも先輩たちのことを思い出すことができるお部屋でした。牧師館はヴォーリズ建築ですよ。いいなあ。しかも、かつて近江兄弟社の社員寮だったところですから、部屋数がたくさんだとか。もしも暮らすチャンスがあるとすれば、ムーミンのおうちのようにゲストにどんどん泊まってもらいたいなぁ。

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アンドリュー記念館。教会のすぐ隣にあります。これはヴォーリズが1907年に日本で最初に設計をした建物です。YMCA会館として使われていたようです。今は、ときどきカルチャー教室的にも使われているそうです。(見学は外観のみ)

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シンボル的な煙突がヴォーリズ建築のひとつの特徴。たくさん見ているうちに、あ、ここにもまたあった、と嬉しくなるカタチ。
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太陽の光を取り込むことが十分に考慮された設計ももうひとつの特徴。いろんな形の窓がたくさん。昔の窓はかわいい。
(*このブログにおける「ヴォーリズ建築を歩く」シリーズの建築に関する説明は、NPO法人ヴォーリズ建築保存再生運動一粒の会が制作した「近江八幡のヴォーリズ建築」のマップを参照しています)
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by Annes_Tea | 2011-10-04 22:45 | まちを歩く
『モモ』、時間泥棒に奪われた日曜日の朝
e0165236_2346503.jpg震災時の物不足のときに、とりあえずにと買った薄力粉と強力粉。そろそろ使わねばと思い立ち、ケンタ風のホットピスケットを焼きました。素朴な焼き上がり。


日曜日の朝、聖餐式のジュースが足りないことに気付き、
朝一番で近くのスーパーまで行った。
朝は礼拝があるので、これはめったにないこと。

すでに駐車場には自転車がびっしりと並んでいた。
え、こんな朝早くから?
理由は、日曜恒例朝市のためのようだ。
朝市といっても、産直野菜が来るわけではなく、
いわゆるタイムサービス。安売り。
たまごコーナーには列ができており(一人一個)、
黙々と忙しげにカートを押す人たちの顔は一様に必死。
文字通り殺気立った雰囲気なのだ。

なんと、なんと。
日曜日の朝のご近所は、こんなことになっていたのか。
レジにも列。
いちばん少ないところを選んで並んだ瞬間、
横から猛烈な勢いで女性が割り込んできた。
あまりのことに、
思わず「うわあ」と声を上げてしまったわたし。
女性はもちろん何食わぬ顔でわたしの前に並ぶ。
なんだか悲しくなって、
わたしは隣の列に並びかえた。
結局、わたしのレジの方が進みが早く、
その女性よりも先に会計を済ませることができた。
だからといって、嬉しい気持ちにはなれない。
別世界に来たようだった。

教会に戻ると、落ち着いた静けさに満ちていた。
どちらが現実なのか。

こんなことを強く感じたのは、
時間泥棒から奪われた時間を取り戻す女の子の話
『モモ』を読んだばかりだったからかもしれない。

都会には知らないうちに灰色の男が入り込み、
人々は自分の持ち時間を奪われ、
子どもまでもが日々忙しく過ごすようになっていく。
著者のエンデが書きたかったことを
これから読書会までにじっくり考えてみようと思っている。

この日は、入院されている方が一時帰宅中とかで、
礼拝の途中に現れるという嬉しいサプライズ。
聖餐式が終わると、
みな、その人が来られたことに喜びを感じているのがわかる。
ことばをかけたり、
肩をたたいたり、
何かを紙に書いて手渡す人もいる。
みな自分なりに優しさを表しているのを見ると、
あ、教会の交わりっていいな、とあらためて思う。
わたしにできることは?
車で送ってくださる方のご奉仕が終わるまで、
その方が入院しながら考えたあれこれの話をひたすら聞かせていただいた。
これもモモの影響か?

その方はまた病院に戻られたけれど、
帰り際、「本当に教会があってよかった」と言って笑った。

日曜日の朝、こんな光景もあるのだと、
まちの人たちに知ってもらいたいな。

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)

ミヒャエル・エンデ / 岩波書店


10月の読書会のお知らせはここ↓
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10月22日の「ふるほん日和」では、向島こひつじ書房の屋号でこすみ図書さんと一緒に紙芝居を読んだり、ブックツリーというプロジェクトもやりますよ。遊びにおいで下さい。スカイツリーのすぐそば。

そうそう。もうひとつ。
同じ日には、わたしも関わらせていただいている一箱本送り隊で塩竈にて被災地支援のブックイベントが開かれます。こちらはバスツアーも出ますのでご興味あればぜひ。わたしは残念ながら向島にいますので参加できません。
↓一箱本送り隊・塩竈ブックエイド

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by Annes_Tea | 2011-10-02 23:53 | 向島こひつじ書房の本棚


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