下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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スローな時間が流れる軽井沢のカフェ
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カフェとパン屋と教会の話を書いたら、
軽井沢に行きたくなった。
宣教師が拓いたまちという歴史の一面はごく自然に感じられる。
深夜営業の店、とくに風俗店がないのは、
今も続くよい習慣だと個人的には思っている。
確か規制が明文化されているはずだ。
東京の感覚で夕ごはんの時間を考えていると、
あてにしていたお店がすでに終わっていたなんてこともある。
そんな不便さが、わたしはまた好きだったりする。
まちの時間に合わせながら行動を決めていく。
東京にいると、選択肢が多く、
いくらでもかえがあるせいか、こういう感性が鈍くなる。

でも、簡単にいいよね、などと言えるのは、
観光客に過ぎないからかもしれない。
暮らしてみると、
ああ、なんて不便、なとどと言いそうな気がする。
ときどき会う古い友だちのような関係で、
これからも軽井沢とはつき合っていくのがほどよい距離かな。

さて、友だちみたいなまちの、大好きなカフェを少しだけ紹介します。
静かに友だちの輪が広がっていけば。

cafe涼の音
前回のブログで書いた森の中にあるカフェです。サロモンさんの別荘時代には、森瑶子さんなどの作家たちも集ったとか。わたしは窓際のソファでゆっくり過ごしました。庭も広いです。旧軽井沢をずんずん北上し、ユニオンチャーチとテニスコートを抜けた先にあります。緑茂る小径を入っていきますので、ほんの少し不安になるロケーションだと思いますが、だからこそ、出会ったときには喜びもひとしお。
★涼の音を訪ねた写真はこちら

Coffee House Shaker
いつも北軽井沢か中軽井沢に滞在するので、方面的にも車で行ける点でも都合のよいカフェとなっています。シェーカーは美しいですが、きれい過ぎるように感じていました。でも、それは都会のショールームなんかに置かれているのを見るからだと、このお店に入って思いました。

農工房 銀亭 中軽井沢店
ハルニレテラスに行くと、朝ごはんのお店がたくさんありますが、なにしろ高い。というわけで、朝ごはんは、スーパーのツルヤで前日に買い込むのがお決まりです。でも、たまにはこんな場所で。地元の知り合いに教えていただきました。パンを買って、中のカフェでコーヒーといっしょにいただけます。新鮮野菜のサラダバーも充実。広くて安全で美味しいお店です。

ザ・テラス・サクマ
長倉の別荘地にあります。近くの修道院のシスターが歩いているのをよく見かけるような場所です。宣伝はいっさいしていないとうかがいましたので、名前だけにしておきます。味も値段もロケーションも調度も最高ですが、いちばんはオーナーのホスピタリティ。素敵な十字架のレリーフをここで購入しました。

カフェ・ル・ブティ・ニ3
南軽井沢にあります。車で軽井沢に入ると、まずここに。というのも、テラス席は犬もOKなので。店内にある自転車を横目に、メルと突っ切ってテラスに出る、というパターン。こんな建物を教会にしたらいいな、といつものことながら妄想。静かでしゃれているけれど、きめきめではなく。適度にゆるさのある雰囲気です。朝ごはんが人気だと聞きますが、滞在先から遠いので未体験です。

おまけ。睡鳩荘
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塩沢湖のタリアセンに移築されたヴォーリズ設計による「睡鳩荘」と呼ばれる建物です。軽井沢の歴史的な別荘のなかでも、代表的なものだそうです。もちろん見るだけ。いにしえの軽井沢を思い、空想お茶会をどうぞ。

こころのごはん~日々をささえる聖書のことば30~

宮葉子 / いのちのことば社


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by Annes_Tea | 2013-08-15 11:32 | お茶と料理、ときどきカフェ
カフェとパン屋があれば、旅となる
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初夏に見つけた軽井沢のカフェ。この夏いちばんのヒット。
サロモンさんの別荘をリノベ。
明治末期の建築らしく、7月に登録文化財になったようです。
室生犀星記念館のすぐ前にあります。
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この小径を入っていきます。
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広い庭に面した側から入ります。



好みのカフェとパン屋に出会えれば、
いっときその時間は旅となる。
よいカフェやパン屋に出会えると、
そのまちのことがいつまでも心の中に住み続ける。
ささやかなこと。
でも、この下町で暮らし始めたころは、
ふたつとも見当たらなくて途方に暮れた。
ところが、
スカイツリー効果によって、
最近、ますますカフェが増え続け、
同時に、パン屋もあちこちに生まれている。
まちの活性化とこの二つは、切っても切れない仲なのかな。
用事のついでに、
新しいカフェの前を通って横目で眺め、
これぞと思えばときどきは入ってみる。
繰り返しの多い日常に、
こんな小さな旅が深呼吸をくれる。

旅といえば、
古い建築との出会いが楽しみ。
もちろん、古いからいいというわけでもない。
ただ、何度も書いていることだが、
古い建物で暮らしていると、
つい身びいきが強くなっていくもので。
先日、海外から帰国したアーティストの友人が
代官山に登場して以来話題のT-SITEを評して、
息苦しいと言う。
きれいでよくできている。
でも、その隙のなさが疲れを呼ぶ。
見なくもとわかるような気がする。
近づくと接着剤の匂いでもしそうなきれいさは、わたしも苦手だ。

単に古くて汚いのはもちろん好きではない。
時代を超えて生き残ってきた何かがそこにある建築が好き。
戦争を生き延びてきた明治、大正の建築には、
物語がどっさり詰まっている。
手入れをされて生き延びた建物には、
結局のところ、その物語を紡ぐ「人」がいる。
そして、やはり訪ねてうれしいのは教会だ。
聖書によると、「教会」の本当の意味は、建物ではない。
でも、実際の場がなければ、集まりは継続しずらいわけで、
会堂だって大切だとわたしは思っている。
お茶をいただくのに野点も最高だけど、
それはむしろ、日常ではなく、ハレの場面であることと似ているような。
あそこにあのカフェがある。あの教会がある。
そう思うと、なんだか元気が出る。
そんな場になれれば本望である。

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自転車圏内にありながら、
なかなか行けずにいた実家近くのパン工房ゼルコバにようやく行けました。
大正時代の養蚕農家をリノベしたそうです。
セミの大合唱を聴きながら、
母とオーガニックコーヒーとくるみのパンをいただきました。
裏庭を歩くと、山羊がお出迎え。
ちゃんと小屋から出てきて、メエエ、と言います。
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ファーマーズマーケットも開催しているようです。
近ければ通うのに。
こんな森のようなカフェは、下町すみだにはありません。
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こうして二つのカフェの写真を並べてみると、共通点があるような。
緑のアプローチから続く期待感。
つまり、小径のような入り口が好きなのかも。
狭き門から入れ、ですかね?


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by Annes_Tea | 2013-08-14 13:40 | お茶と料理、ときどきカフェ
この夏、セミの羽化に異変あり

e0165236_0231235.jpg教会の庭、今年の羽化第一号。


夜の9時ごろになると、
夫が教会の庭にいそいそと出て行く。
何かと思ったら、
セミの観察会をひとりでやっているらしい。
最初のうちは、私もおつき合い。
でも、だんだんに、
FBに夫がアップする写真を見ながら、
ふうむ、今夜の庭はこんなことになっているのね、と手抜きである。
すぐそこで繰り広げられているドラマを見ないで、
ネットで確認するとは。
教会暮らしの感性がずぶとくなってしまったのかしらん。
これではいけない。

今年はセミの羽化が少ないし、ゆっくりだ。
例年、自転車のタイヤや家の壁やオリーブの枝など、
わりあいと低めのところで羽化する。
ところが、今年はうんとうんと高い木の枝というか、
垂れ下がっている葉の先なんかでがんばっている。
なんでこんなところで?
と思うような不安定な場所を選ぶ。

猛暑のせいで地面があまりに暑いせいだろうか。
数年前は、むしろ、地面の上で羽化しているようなセミが多かったのに。
この変化は、地球の変化。
いい意味ではなく、不穏な意味で。
セミたちは地中に潜みながら、地球の変化を直に感じているのだろうな。

いつになく、メルにでもなったような気分で、
地面に気持ちが向く。
人間は花見やら、花火やら、スカイツリーやらと、
見上げることが好きだけど、
隅田川の花火も雨で30数年ぶりに中止となり、
これまた地球が何かを伝えているような。

e0165236_0232550.jpgえいっ!
e0165236_0233782.jpgやっ!!

e0165236_0233188.jpgほっ。

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夏の子ども会で、ノアの箱船の絵をみんなで描きました。最初にノアの箱船の絵本を読み聞かせしたら、息をつめて見入っていました。最後に生き物たちが助かって、虹が出て、ほっとしたかな? セミは乗っていませんでしたが、カブトムシやチョウなど、けっこう昆虫の乗っている船もありました。ちゃんとつがいで描いていました。お話、聞いてくれていたのね。


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by Annes_Tea | 2013-08-07 00:59 | 牧師館で暮らす
宣教師の持ち寄り料理
彩りのよいコブサラダ。見た目も味もよく、パーティ料理にびったりでした。
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カナダのデザート、ナナイモバー。変わった名前ですが、地名なのだとか。砕いたクッキー生地の上に、カスタードとチョコがたっぷり。それはもう目が丸くなるほど甘いのですが、コーヒーとの相性は抜群で、2杯飲んで完食。
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あっという間に8月だ。
学校の仕事が休みの間に、
さあブログだと、意気込んだのも2日間くらい。
さぼりぐせがついてしまっているらしい。

ネットライフはぐうたらなままだが、
現実ライフの方は、手と足をどんどん動かして、
やるべきこと、やらなければいけないことを端から片付けている。

片付けとは別に、
この夏は、ふだん会えない人たちとゆっくり過ごそうとも思っている。
どうにか、ひとりふたりと実現しつつある。

今日はお客さんが二組あったので、
キッチンを出たり入ったり。
頭の中で逆算をして段取りをつけ、
お客さんと会話を楽しみながらテーブルを整えていく。

夜のお客さんは宣教師の先生たちが3人だった。
カナダとアメリカという近いけれど違う国のお二人が、
ローカルフードを持ち寄って下さり、
しばし料理の話で盛り上がる。
私が用意したのは、
野菜たっぷりのミネストローネ、サーモンのキッシュ、韓国風スペアリブ。
ミネストローネは、
ささやかな印税でついに買ったシャトルシェフを使ってみた。
わずか5分煮るだけで、後は時間が調理してくれる。
保温している間に、野菜のうまみがしっかり出る。
おいしいと言われ、
シャトルシェフの種明かしも話題のひとつだ。

おなかも気持ちも満腹になって、
ではまた、とみなさんを送り出す。
よい一日だったとおしまいになるはずが、
あっと思い出す。
お土産のスイカを切り忘れたこと。
そして、冷蔵庫を開けて、もうひとつ思い出した。
ミネストローネに白いんげん豆を入れ忘れたことを。
昨夜、これまたシャトルシェフで煮て、
その優秀ぶりをさんざん夫に自慢したのに。
あーあ。明日は白いんげん豆のスープかサラダかな。

段取りがよくても、
忘れん坊ではいけませんね。

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