宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん
参加者常時募集中! 「大人のための子どもの本の読書会」 墨田区のふたつの拠点を中心に、子どもの本のロングセラーを読むゆるやかなサードプレイス。幅広い年代が参加されています。 つながる・祈る・分かち合う「pray&hopeプロジェクト」を主宰。月に一度、女性たちの集まりをもっています。 ○詳細はここから メールは以下のアドレスに★を@に変えてお送りください。 booksheepbook☆ gmail.com 牧師館の住人たち (profile)← わたし ゴエモン先生 メル 墨田聖書教会Blog 文章・画像・イラストの無断転載は禁止です。引用の際には必ずご連絡ください。 外部リンク
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毎年、クリスマスにはクッキーを焼こうと思う。けれども、毎年、実行できたためしがない。なぜかな。原因を思い巡らしてみると、オーブンの位置のせいだと気づいた。デロンギのコンベクションオーブンは、結婚した時に購入し、そのまま使い続けている。ほどよい大きさ、白い本体に赤のつまみ。姿も好みだ。ただ、築70年の牧師館には、置き場所が十分にない。結局、ガスコンロの下が定位置となり、使う度にしゃがむ必要がある。しかも右側は壁なので、狭い空間での動きとなる。 家電は横並びがいい。文筆家のちきりんさんのリノベの本を読んで、納得した。しゃがむというただそのひとつの動作が加わるだけで、「億劫」になる。新会堂建築を具体的に考え始めて2年になる。今年は、建築プロデューサーという方を招いて話をうかがった。亀よりも遅い歩みなのだけど、まずは教会と牧師館の理想のキッチンを考えてみるところから、設計図が広がっていくかもしれないと夢見ている。来年は、ショールーム通いを始めようかな。 あなたがたの思い煩いを、 いっさい神にゆだねなさい。 神があなたがたのことを心配してくださるからです。 (ペテロ第一の手紙5:7) #
by Annes_Tea
| 2020-12-13 23:00
| クリスマス
実際に座ってみると、両隣に人がおらず、前にも人の頭はなく、なんて快適なの。コロナ仕様の席に慣れてしまうと、これまで通りりのぎゅう詰めコンサートには、忍耐が必要になるかもしれない。 コンサートホールで聴くコンサートは、今年は最初で最後だ。それにも関わらず、日常では、ふだん以上に音楽に触れ合っていたような気がする。春先、Zoomを使って、教会奏楽者だけが集う賛美コミニュティを始めた。私の相棒は、赤毛のアンが取り持つ縁で知り合ったよしみさんだ。よしみさんをはじめ、参加者は全員音大卒というプロ集団だ。私だけ、「おけいこ」でのピアノ出身。牧師と結婚するまで、自分がピアノを弾けることをあまり思い出さなかったくらいだから、奏楽者となってからはさんざん苦労した。 日曜日、教会の礼拝での賛美も様変わりした。マスク着用、着席のまま、小さな声。それでも、手を上げるのは自由なので、みな心を込めて、思い思いのスタイルで賛美をする。秋には、YouTubeでゴスペルフォークジャンボリーというライブを行ったり、教会のウクレレ・ギター教室も、緊急事態宣言の後、少人数で再開をして12月まで続けることができた。 トリフォニーホールのパイプオルガンは、ステージ前方のはるか上に設置されている。教会では、パイプオルガンは会堂の後ろに設置されることが多く、奏者の姿は見えない。コンサートは、人とその音楽が中心で、礼拝は神とそのことばが中心だから、パイプオルガンの意味することが大きく違う。私は、教会堂に座って、頭の後ろから、まるで天から降り注いでくるかのようなバイブオルガンの音色に圧倒されるあの感じが好きだ。昔の人は、この音に、神の臨在を覚えたのだろう。 司会者と奏者は、マスクもフェイスシールドも着けていなかった。客席と距離があるので、問題ないと頭ではわかっていても、何も着けていない人を見ると、別の世界の人を見ているような気持ちになった。1年間という長きを通して、何がスタンダードなのか、私の脳はずいぶん書き換えられてしまったのかな。 それでも、暮らしに音楽が当たり前のようにある。この幸せとともに生きることのできた日々にありがとう、と言いたい。 全地よ。主に向かって喜びの声をあげよ。 喜びをもって主に仕えよ。 喜び歌いつつ御前に来たれ。 知れ。主こそ神。 主が、私たちを造られた。 私たちは主のもの、主の民、 その牧場の羊である。 感謝しつつ、主の門に、 賛美しつつ、その大庭に、入れ。 主に感謝し、御名をほめたたえよ。 主はいつくしみ深く その恵みはとこしえまで、 その真実は代々に至る。 (詩篇100篇)
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by Annes_Tea
| 2020-12-12 23:00
| クリスマス
今日は、10年間続いている「女性のための祈り会」のクリスマス会だった。教会に集う女性のために開いた交わり会を始まりとして、平日の午後に集まれる人がいなくなると同時に、不思議なように他教会に通う女性たちが集うようになっていった。 特に顔ぶれが大きく様変わりしたのは、東日本大震災の年だった。集まろう、つながろう、という掛け声が、日本人の心を駆り立てたあの年。この小さな教会でできることは限られている。無力感に苛まれながら、津波にさらわれる町の場面を繰り返しテレビで見ていた。それでも、集まって祈ることはできるのだと思い直し、ネットで呼びかけてみるや、驚くほどたくさんの女性が集まってくれた。キャンドルを灯した会堂の中で、クロアチアから一時帰国されていたヴァイオリニストの女性に、追悼の演奏をしていただいた。 その後も、月に一度の集まりに、他教会に通う女性たちが、入れ替わり立ち替わり訪れてくださり、今はコアメンバーとなった女性を中心に集まりを続けている。自転車圏内が半分、もう半分は、自宅から2時間近くかかる人たちだ。今年は緊急事態宣言となり、当然、会堂までは来られない。でも、クリスマス。特別だよね。そんな思いをお互いに持ちつつ、この半年間使ってきたZoomを離れて、近場の3人だけで開く計画を立ててた。 月に一度だけ顔を合わせる。細々とした働きだ。それでも、続けてきたことによって、季節に応じた実りを体験し続けている。聖書のことばでつながるとは、そのコミュニティから離れたらリセットしてしまうような淡いものではなく、会えない期間がたとえあったとしても、時間をかけて一本の確かな縄に編み込まれていくような、深いつながりではないかと感じている。その縄の中心軸は、聖書のことば。情は人を縛ることも多いが、聖書のことばにつながっていく時、それはゆるやかでありながら、確かなものとなる。 当然、これまでには、言葉による行き違い、性格の違いによる小さな軋轢やためらいなど、人間らしい思い煩いもお互いに味わってきたかと思う。それでも、つながっていることの嬉しさは勝る。今年、会えないのにつながっている嬉しさなるものを、とりわけ強く感じたように思う。Facebookに加えられていく人間関係とは別に、これからも育んでいきたい人間関係が与えられていることに心から感謝したい。 主はみことばを賜る。 良いおとずれを告げる女たちは 大きな群れをなしている。 (詩篇68:11) #
by Annes_Tea
| 2020-12-10 23:00
| クリスマス
2020年12月25日までの限定公開です! どうか父が、その栄光の豊かさに従い、 御霊により、力をもって、 あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。 こうしてキリストが、 あなたがたの信仰によって、 あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。 また、愛に根ざし、愛に基礎を置いているあなたがたが、 すべての聖徒とともに、 その広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、 人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。 こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、 あなたがたが満たされますように。 どうか、私たちのうちに働く力によって、 私たちの願うところ、 思うところのすべてを越えて豊かに施すことのできる方に、 教会により、 またキリスト・イエスにより、 栄光が、世々にわたって、 とこしえまでありますように。 アーメン。 (エペソ人への手紙3:16-21)
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by Annes_Tea
| 2020-12-09 11:46
| クリスマス
あなたがたは、以前は暗やみでしたが、 今は、主にあって、光となりました。 光の子どもらしく歩みなさい。 (エペソ人への手紙5:8) #
by Annes_Tea
| 2020-12-06 23:00
| クリスマス
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