下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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横須賀美術館で動物に会う
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8月も終わり。
夏の間、たくさんの人とは会ったけれど、
女性の祈り会の人たちとは夏休みのために1か月のご無沙汰。
たった1か月なのに、いつもの祈りの仲間と顔を合わせていないと
なんだか物足りない気持ちなる。

なぜかな?

朝、立ち寄ってくれた教会の方と、
せっかくだから、と
聖書を開いてデボーションの箇所を分かち合い。
感じたこと、受け取ったこと、
やっぱりイエスさまの愛はすごいとか、
うーん、でも信じられない時もあるよねとか、
ざっくばらんにあれこれ10分ほど。

こういう時が、やっぱり大好きなんだなぁと思う。
楽しいし、嬉しいし、元気が出る。

地元の方が、
お茶のみ感覚でふらりと立ち寄って、
聖書を読んでおしゃべりできるような場になれば
どんなに素敵だろうと思う。

聖書のことばを分ち合うことが、
成長と変化への鍵だものね。

さて、タイトルの横須賀はここから。
聖書ももちろんだけど、
知らない土地に足を延ばして本物を見ることも元気の源というわけで、
横須賀美術館に以前からずっと気になっていた
三沢厚彦さんの木彫を見に行ってきた。

夏の雰囲気をお裾分け。


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これこれ。これが見たかったのですね。でも、写真に本当に撮りたかったのはシロクマ。残念ながら撮影が許可されていたのはエントランスにあったワニとネコだけでした。

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横須賀美術館の屋上から見た景色です。目の前は観音崎の海。東京の北で暮らすようになってから、近場の海と言えば房総。でもね、空気も色も違うんです。東京の西育ちですから、昔は神奈川の海の方が馴染みでした。葉山なんか好きで。

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屋上の山側はこんな景色です。

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正面玄関から見るとこんな感じ。観光アートですね、まさにここは。この芝生はイタリアンレストランに続いています。芝生までは犬が入ってもよいとのことでしたが、メルには車の中で待っていてもらいました。

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海とメルの目の色が同じでした。久しぶりに二人と1匹のドライブでしたので、メルは嬉しくて嬉しくて一日中笑っていました。犬、笑うんですよ。知ってました?
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by Annes_Tea | 2011-08-31 00:09 | まちを歩く
花火を見て初めの愛に戻る
横須賀の空。海風に当たるだけで私は幸せ。メルはべとべと。
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夜、セミが庭に落ちていた。
メルが気付いて、鼻でつんつんすると、
ジ、ジ、ジー
と人生最期の切ないうめき。

夏の終わり。
突然、庭のインパチェンスが生き生きと咲き始めた。
猛暑のために、真夏はつぼみが硬く閉じたまま、
一度も開かずに茶色くなって残念に思っていた。
ところが、しばらく前の大雨続きを合図に蘇ったかのようだ。

ハウチワカエデはどうやら葉焼けを起こしてしまったらしい。
朝、よかれと思ってあげた葉水が、
日中、熱湯となって葉を焼いてしまったようだ。
病気かもしれない、と言う人もいて、
お手上げです、と植木屋さんに電話をした。
難しいなぁ。
ジューンベリーも同じように葉焼けを起こしてしまった。

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ゴーヤのカーテンは今ごろ黄色い花をつけた。
少しずつ順番が狂っている。
この夏は特別なのか、
これから先、どんどん季節の常識が変わっていくのかしらん。

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今年の夏を振り返れば、
庭にはあまり気合いが入らず、
むしろ、人と会うことにいちばん時間をとっていたような。
もうひとつはかき氷。
よく作ったし、いつになくよく食べた。

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昨夜は隅田川の花火大会に来てくれたお客さんに、
フィリピンのハロハロをごちそうした。
これは牧師の奥さんであるけろちゃんから教えてもらったレシピだ。
かき氷の上に、
ナタデココ、豆の甘煮、パイナップルやマンゴーなどの果物(缶詰)をどっさり乗せ、
さらに粒あんとバニラアイスと練乳をたっぶり、
というカロリーオーバーかつ贅沢なもの。
おしゃべりしながらパフォーマンスのようにどんどんトッピングするのも楽しいし、
ぐるぐる混ぜていただくのも楽しい。
金時豆と粒あんと練乳とくれば和のお味。
フィリピンだけど日本だねぇ、なんて言いながら
みんなで平らげてしまった。

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花火を写真に撮るのは難しい。
デジイチなので、きっとワザがあるとは思うのだが、
わからないままあれこれ試した結果がこれ。
どう見ても、火事場の写真?
遠方からのお客さんたちの嬉しそうな様子に、
こちらも初心に戻った気持ち。
初めの愛、初めの感激をいつも心に。

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新潟から届いた枝豆。礼拝後、みんなでいただきました。枝豆の盛りも終わりですね。
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by Annes_Tea | 2011-08-28 22:44 | 日々の庭と花
新しい地図を買う
墨田区の観光案内所で売っている地図には、真ん中にスカイツリーが立っています。
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最近、東京23区の地図を買った。
15年以上も愛用してきた地図ののり付けがはがれ、
バラバラになってしまったのだ。
それに、15年も経てば、東京はずいぶん変わる。

行き先を調べるときにはネットのお世話になることが多いが、
結局、ピンボイントで調べるので、
まちとまちのつながり具合がいまひとつかみにくい。

今回買ったのは、昭文社の超軽量タイプ。
文庫本程度の重さだから、
かばんに入れっぱなしでも気にならない。
ほとんど衝動的に買ってしまった。

地図を携帯するくせは、
取材に駆け回っていたライター時代の名残りかもしれない。
眺めていると、以外なまちとまちがご近所さんだとわかり、
頭の中の地図が書き換えられる。
自転車で走る道をシュミレーションしたり、
次に出かける場所を思い巡らしたり。

最近、秋葉原に行く機会が多い。
秋葉原と御徒町と上野とお茶の水のつながり具合が、
新しい地図でようやく見えてきた。
地図のおかげで、次の約束までの時間つぶしに、
高架下にある「2k540」まで歩くことができた。
予想通り好みの空間。次回はゆっくりと。
買ったのはおしゃれな雑貨ではなく、
イベント広場で開催中の産直野菜というのが我ながら主婦魂だ。
トウモロコシとシシトウをエコバックに入れて次の約束へと向かった。
(「2k540」って何? という方はこちらを↓)

地図は自転車心をくすぐる。
秋葉原まで走りたいとは思うが、
真夏の日差しを考えると、
まだまだ実現は先になりそうだ。

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スカイツリーの最寄り駅である業平橋に近付くと、なんとなく車内が色めきます。おお、あれかぁ、という感じで。高い建物を見ると、どうして人は気持ちが上向きになるのでしょうね。地元の人は窓の外をあえて見ない、ということが多いような。この心理も共通のものですかね。


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by Annes_Tea | 2011-07-30 22:15 | まちを歩く
まめ日和と雨上がりの庭
二日間続いた大雨が上がってみると、庭は勢いを増してむせかえるほど。
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オリーブが花をつけています。今年は実がなるでしょうか。
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そして、今年のリッピア。2年目に入ります。もこもこと増えてきました。ここを自転車置き場にする野望を抱いたまま。今年は前進するとよいのですが。
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この季節は、少しでも気を抜くと、
あっという間にドクダミの住まいとなってしまう。
ドクダミも悪くはないのだけど、
せっかく植えた草花が負けてしまうのでうかうかしていられない。

昨日は雨の中、曳舟の総菜屋まで行った。
ふるほん日和の集まりで、
墨田ブランドにしたい「豆」のおかずの試食会が開かれたのだ。
本来の目的は、その後に開かれる話し合い。
でも、そちらには祈り会のため参加できず、
いわば食べ逃げのカタチに。

集まったのは10人ほどだったが、
3種の豆のおかずを食べては、携帯で写真、そしてツイッター
とまあ、みなさんの素早いワザに驚く、驚く。
みんなが撮るなら、私はいいや。
少々へそがまがっているところがあるので、
私は食べることに専念した。

墨田ブランドに認定されると、
スカイツリーのショップで販売されるのだとか。
願いがかなうとよいですね。

さて、もうひとつ驚いたのは、
集まったのは仕事持ちの主婦が多かったのだが、
みなさんそろって豆を煮ない、ということ。
豆は煮ないで買うものだそうだ。

豆好きとしては、
いつも煮抜きにして冷凍してある。
大豆、ガルパンゾ、レッドキドニーが基本。
レッドキドニーは缶詰の場合も多いけれど。
15分で煮えるレンズ豆は常備食だ。

豆を煮抜きにするという習慣は、
主婦になって始めたこと。
長く続くと大雑把になったり面倒になるのが主婦稼業。
結婚の初心を忘れないために、
今でも煮ているような気もするけれど。

今年は圧力鍋がほしいな。
豆を煮るのに便利だもの。
結婚祝いにもらったのだが、
おもりがくるくる回る古いタイプだったので、
二度もおもりを紛失して、そのままになっている。
夫からはモッタイナイ、と言われ、
おもりを取り寄せるように言われている。

でもね、今はもっと手軽な圧力鍋がたくさん出てるからなあ。
と、そのままにして2年が経つ。
大物の調理器具は、気合いを入れないと、
なかなか新調できないのはなぜかな。

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お土産にもらったのは総菜屋さんのいちばん人気の「豆の田舎煮」。ほろほろに崩れたところがポイントですね。バニラアイスにあわせるのが大好きなお客さんがいるそうです。ちなみに男性。いろいろごちそうさまでした。


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by Annes_Tea | 2011-05-13 22:56 | 日々の庭と花
被災地へ、一箱の思いをつなぐ
お休み中に、隅田川沿いの汐入公園までメルと散歩。これはきのこ? ワインのコルク? 
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じつは中に入れるのです。トイプードルを連れた人が入っていましたが、ボーダーはいいんでしょうか? 隅田川には、こういうアートが増えつつあります。これは川俣正さんの汐入タワー。
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休日を外して動くのが常なので、
毎年、ゴールデンウイークにはあまり遠出はしない。
それでも、今年は気持ちがいつもと違う。
当然と言えば当然だろうけれど。

昨年は何をしていのだったけ?
こういうときに、ブログは便利だ。
やっぱり、近場をうろうろ。
夫のハーレーに初乗りさせてもらっていた。
(と言ってももちろん後ろ)

大島、仙台とハーレー好きの牧師を渡り歩き、
ここ墨田にやってきたハーレーは、
結局、この下町が最後の場所となった。
修理をして乗るという醍醐味は、
妻にはどうにも理解できないことなのだが、
夫の楽しみにやいやい言うのは野暮というのだけは心得ている。
ついにバイク屋に引き取られ、
それでも足が必要だと、
今度は壊れていないハーレーがやってきた。
中古らしいのだが、私が見ても美しい。
近所のバイク好きな人が通りかかっては立ち話。
聖会に行っては、バイク好きの若者から声をかけられ。
とまあ、ハーレーはフェイスブックよりも友達が増えるツールのようだ。

お休みは、あれこれと友だちと会う機会となった。
お風呂の修理のついでに、
場所ふさぎとなっていた物を持っていっていただき、
少しばかり広く集いやすくなった牧師館で、
久しぶりのホームパーティ。
食べたいものをみなで勝手に作って食べてしゃべって、
という集まりは、ほんと、楽しい。
みんなが帰った後、「愉快、愉快」と夫がつぶやいていた。
大笑い、バカ話盛りだくさん、
でも、最後には祈って終われるところがよいな、と思う。

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サウンドアーティストの友だちが作ってくれたインドのにんじんデザート。心なしかリズミカル?


祈りと言えば、
子どもの日には、震災支援でつながりを持った教会に行き、
震災復興のための祈りと賛美の集いに参加した。
プログラムはなく、
導かれるままに祈りと賛美を4時間。
ほんと、4時間。
でも、ぜーんぜん疲れなくて、楽しい楽しい。
福島の震災復興の拠点となっている教会から、
若い先生たちがたくさん駆けつけて、
現地のリアルな話をしてくださった。
その後、イタリアンレストランでしょ、
というような教会のカフェテリアで食事とおしゃべり。
そして、昨年建ったというすばらしい会堂を案内していただいた。
東京で体育館のある教会を初めて見た。
母子室が琉球畳! よいなあ、好きなんだ、あれ。
アメリカのデモインにある私たちの仲間の教会を思い出した。
教会の体育館でウエルカムパーティをしていただいたのだっけ。

震災以来、
出会う人とすぐに打ち解けることが増えている。
あるいは本音。
いや、いつもわたしはことばがストレートすぎて、
もっと口を抑えなければ、というのが課題なんだけど、
今はこうもっといい意味で、本音と本音。

あるいは、最近、夫についていくと、
クリスチャンの同窓会のような場面に出くわす。
クリスチャンの長い夫なので、
知り合いとの歴史も長い。
わたしはそこに後から加えてもらったわけだけど、
そこでも独特な親しさで会話が深まるのは
以前にはなかったことのように思う。
今日も三郷のコストコで、
夫の古い古い友人に出くわしてびっくり。
わたしたちは日曜日の教会創立記念のお祝いの食糧を
買い出しに行ったのだった。

前にも書いたが、
会う人、会う人、被災地支援に行っているので、
行っていないことに罪責感を覚えつつあることに気付いた。
いや、そうではない、とわかっているのに。
祈り会の中で、
やはり同じような思いをクリスチャンたちが持っていることを知り、
必要のない罪責感を下ろすことができた。

今ここで、やるべきことをやる。
行くべき時には行くのだろうし。

ホームパーティに来てくれた友人が、
1週間ほど前、スタッフであるNGOの働きで被災地を訪問した。
わたしは近所のお母さんから、
被災地支援のために子ども服を預かっていたので、
彼女に託すことにした。
無事、子ども服の詰まった一箱は、
仙台の必要な場所に送り届けられた。
教会からどこかに送っていただけませんか?
と、ときどき近所の人に聞かれる。
教会を思い出してくれて、うれしいな、と思う。


一箱、一箱、と現地に送り届けてもらう。
小さな教会のわたしにできることはこんなこと。
それでも、
一箱に詰まった誰かの思いを、
確実に必要なところへ届けられる現場にいることに、
感謝だなあ、としみじみ。


文中に出てくる被災地支援訪問(福島、宮城)の様子はここで読めます。パイオリニストの清水節子さんは、墨田の震災支援の祈り会においで下さった方です。そこで出会った二人が、今回の働きへとつながりました。また、同じくそこで出会った牧師の奥さまが、素晴らしいお菓子を焼いてくださり、友だちたちが被災地に持って行ってくれました。つながる!
http://watoto.jp/wp/news/2011/05/03/fukushimaapril2011/
http://watoto.jp/wp/news/2011/05/03/miyagiapr0/"

こんな働きにもひょんなことから加わってます。
拠点は谷根千。なかなか都合が合わず行けていませんが。
本に関わるお仕事の方たちが中心なので、機動力あります。すごいです。
「一箱本送り隊」
http://honokuri.exblog.jp/


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by Annes_Tea | 2011-05-07 00:07 | 向島こひつじ書房の本棚
NYの旅♯8 カフェもおすすめの美術館
MOMAのカフェにて。
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まだ続いていたの、と言われそうですが。このあたりで最後にしておきます。休日前で、少しのんびりしているついでにがんばってみます。(今日はです、ます)


初めてのNYならば、まばすMET(メトロポリタン美術館)ですかね。
とにかく大きいので、
アート疲れしないように見たいものをしぼるのがコツでしょうか。
ここのレストランは美味しい!
と地元のアーティストさんたちが教えてくれました。
(私は試せませんでしたが)

二回目以降の旅だったら、
美術館建築とカフェの楽しみをあわせて、
こんなところはいかがですか?
その気になれば一日で回れるのは、NYならではですかね。
(その気になれば、ですよ)

1MOMA(ニューヨーク近代美術館)
2グッゲンハイム美術館
3イノエ・ギャラリー
4モルガン・ライブラリー


うーん。これでは蒸らせない。でもアメリカですからね。
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★MOMA(ニューヨーク近代美術館)
MOMAは楽しくて好き。撮影もスケッチも自由。あれ、印象が変わったと思ったら、建て替えしたんですね。(といってもずいぶん前のようですが)。わりと雑多な感じで作品がじゃんじゃん並んでいるので、すっとばして、あ、いいな、と思ったら立ち止まって見る、というくらいの勢いが必要かもしれません。デザインのフロアはじっくり見ました。大好きなパウル・クレーも敬意を払ってゆっくり。ときどき雄叫びが全館に響き渡るので何ごとかと思ったら、オノ・ヨーコのインスタレーションでした。お客さんが作品を見て大声を出すという参加型アート。どっきりしました。

★グッゲンハイム美術館
じつは今回、金曜日入場フリーの時間帯をわざわざ選んだのですが、「今日はやってないよ。明日来な」と警備のおじさんに言われて大ショック。日本人向けのフリーペーパーで確認までしたのに。ほかの人たちも同じようにショックを受けていたので、突然のことだったようです。以前行ったときには、中にある明るいカフェでブランチしました。フランク・ロイド・ライトの建築です。ライトは好きです。日本でもいくつか見られますよね。話は飛びますが、池袋の「明日館」もライト作品です。公開日に行ってみてください。素敵ですよ。向かい側にある礼拝堂がこれまた味わい深く大好き。

グッゲンハイムの写真がないので、明日館の写真を載せておきます。

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★ノイエ・ギャラリー
NY在住のお友だちに教えてもらったのがここ。グッゲンハイムのすぐ近く、同じ並びです。一見、住宅かしらと思うような控え目な構えですが、ドアマンの応対からしてエレガントでした。オーストリアとドイツの作家に特化した美術館のようです。時間に追われず、ひとつひとつの作品を心に染み渡らせながら見たくなる大人の空間でした。カフェは地下と1階の2か所にあり、伝統的なオーストリア料理、ザッハトルテなどのオーストリアのデザート、コーヒーをいただけます。カフェだけの利用可です。

★モルガン・ライブラリー
今回、地元のアーティストさんに連れて行ってもらいました。ライブラリーという名ですが、美術館です。モルガンの名は、あのJ.P.モルガンさん。資産家ですものね。グーテンベルク聖書まで持っているんですよ。元はモルガンさんの邸宅です。ガラスをふんだんに使った大掛かりなリノベーションをしたようです。

ここのアフタヌンティーがいいんだよ、と言われたら、もう、紅茶好きとしては行くしかないですよね。スクエアプレートにスコーン、サンドイッチ、ミニタルトの盛り合わせ。紅茶はティーバックですけど、アメリカにしては花まるです。天井の高い吹き抜けになっているので、太陽が降り注ぐ中で、しばしリフレッシュ。NYのせわしなさから脱出して思索を深めたいときに、よく利用するのだと教えてくれました。ただし、美術館への入場料が必要です。

この時は、ちょうどマーク・トウェイン展を開催していました。原画展、生原稿いろいろ。『ミシシッピ河上の生活』も! 高校生のときに出会い、大好きになった本です。今も家にあります。この本のイメージが強烈で、アメリカ南部に旅がしたいと長年思い、ミシシッピ川沿いの旅を敢行したことも。生原稿を見られて感激でした。でも、今読むと、全然違う感想かもしれませんね。翻訳が少しざらざらしてて、読みやすくはなかったのに、何にひかれたのだっけか。

旅話はそろそろおしまいです。旅は行ったら行ったままで、スクラップしたり、こんな風に書くこともないのですが、今回は少しがんばってみました。

初めてアメリカに行ったのは大学生のときです。西海岸のUCLAのドミトリーに滞在しました。名前を聞かれて「ヨーコ」だと言うと、「ヨーコ、ヨーコ、オノ・ヨーコ」と何度言われたことか。なんだろう、あれ? 

もうそんなことを言う人はいないだろうと思っていましたが、今回もまた。

ホイットニー美術館でイヤホンガイドを返却するさいに、係のおにいちゃんが私の名前を見て、
「オノ・ヨーコ知ってる?」と。
うそっ、きたきた。
「オノ・ヨーコの展示をやったときにね、彼女としゃべったんだよね。すごく小さい人なんだ」とおにいちゃん。
「そうなんだ」と私。
「彼女、すごくいい人なんだよね」と続ける。
「へーえ」と私。
ヨーコさんがいい人でよかったです。
やっぱり今でもヨーコはオノさんなんですねぇ。

美術館で自然に会話が生まれる。
NYの美術館、やっぱり楽しいです。

●NYの旅、その他の話題はここ↓
旅、犬を預ける
NYの秋の花は?
グラウンドゼロから始まる
空中公園ハイラインを歩く
ナチュラルヒストリーミュージアムでなごむ
アッパーウエスト、モーニングサイドパークの柴犬

ヘプシバハウスに泊まる
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by Annes_Tea | 2011-02-11 00:13 | まちを歩く
メルとスカイツリーを見ながら隅田川散歩
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お知らせ
pray&hopeプロジェクトのブログを一部引っ越しました。yahooブログです。気が向いたときにでも開いて、祈りの生活にお役立てください。

↓ここから見られますよ~「goodnews cafe」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

一人で撮影したので、瞬時に撮らねばメルが動く。というわけで、スカイツリーの頭が切れちゃいました。望遠がついていないのですよ。メルに笑ってもらう間もなく。
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日中は暖かい日が続いたので、
久しぶりに隅田川沿いをメルと散歩した。

ボードウォークを歩いて驚いた。
真冬には減るはずのブルーシートのおうちが、
いつになくたくさんある。
ぼんやりしているおじさんたちの横を
メルといっしょにしずしず歩く。
NPOの人かな、と思うような男性が、
おじさんたちと何やら談笑。
雰囲気でわかるのだ。
その人は、わたしとメルを見ると、
「こんにちは」と小さく声をかけてきた。
わたしも「こんにちは」と小さく返す。
メルはまったく知らないふりをしている。

メルは小型犬とすれ違うときも、
知らないふりをするのが得意だ。
ぎゃんぎゃんわめかれようが、
吠え続けられようが、
知らぬぞんぜぬを通しきる。
それなので、
おりこうさんねぇ、とちゃっかり言われる。
ところが本当は、
突然、ぶちっと切れることがあって、
気にいらない相手に対しては
恐るべき獰猛犬に早変わりする。
まさにジキルとハイド。
いったいメルの基準はどこにあるのだか。
いまだによくわからない。

この日は幸い、事件は一度も起きずにほっ。

それにしても、
隅田川沿いを往復しただけで、
20匹近くもの小型犬に吠えられてしまった。
これもまたスカイツリーの影響なのかしらん。

やっぱりボーダーコリーには
荒川河川敷が安心ですね。
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屋形船もしばしお休み。

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by Annes_Tea | 2011-02-05 23:02 | まちを歩く
ニューヨークの旅♯6 モーニングサイドハイツのしばわんこ
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セント・ヨハネ大聖堂



江國香織の『絵本を抱えて部屋のすみへ』を読んでいたら
その中で紹介されている
『ファミリー・ポートレイト
 犬小屋を持たない犬とニューヨーカーたちの物語』
という本をむしょうに読みたくなった。
残念ながら絶版らしく、
図書館の予約で待つことしばし。
ニューヨーク在住の日本人アーティスト夫婦による
イラストと文章の大型本だ。
夫婦でこんな風にコラボができたらいいなと思ったのは
この本によるところが大きいかもしれない。
これが何年か前のこと。

NYの犬は、ますます増えているのではないかしらん。
トイプーとラブはどこででも見かけたが、
エリアによって犬の種類に違いがありそうだ。

場所は日本に飛んで、
最近の荒川は、小型犬がどんどん増えている。
マンションラッシュの影響だろう。
メルを飼い始めたころは、
ボーダーコリー・ラッシュだった。
なぜだろう? 
ボーダーの飼い主さんたちと話したことがあるがよくわからない。
わがやの場合は、
ボーダーがなんたる犬かも知らないで引き取ったのだが。
考えてみれば無謀だったなあ、ほんと。

イギリス人の知り合いから不思議がられた。
「なんで羊がいないのにボーダーを飼うのだ」と。
動物の羊はいないけれど、
教会では私たちが羊なんですよね、
とかなんとか笑い話にしてみた。
でも、やっぱり彼には
日本人がボーダーを飼うことに納得がいない様子だった。

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モーニング・サイドパークから見えるハーレムの町並み



話はまたNYに戻る。
アッパー・マンハッタンで柴犬に会った。

コロンビア大学からうんと北上して
リバーサイドチャーチまで行った。
モーニングサイド・ハイツという美しいエリアをぶらぶら歩き。
ハーレムに向かうために
公園を横切って階段を降りたときだった。
おじさんがしばわんこを連れて私たちの横を通った。
あ、と思ったのは夫も同じだったらしく
「ジャパニーズドッグですね」なんて声をかけた。
相手はにっこり。
「そうそう。シバケンだよ」
と言うようなことを言った。
しばわんこは私たちの目をじっと見る。
通り過ぎてからも、
そのしばわんこはいつまでも振り返って私たちを見ているのだ。
柴犬の性質として目を合わせるのは普通だが、
それにしてもいつまでもいつまでも見ている。
飼い主さんも、あれれ、と笑っていた。

懐かしかったのかな、日本人が。
何か思い出した? 日本のこと。

メルもイギリス人を見たら懐かしく感じるかしら?
ううん。それはないかなぁ。
だって、メルのお父さんはニュージーランドから来た牧羊犬らしいから。

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ハーレム。マルコムX通りには、素朴な教会がたくさんありました。平日の昼間、スーパーの前でゴスペルのカセットを売っていました。観光客用なんですかね? 

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by Annes_Tea | 2010-12-02 23:02 | まちを歩く
ニューヨークの旅♯5 アメリカ自然史博物館は楽しい
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昔から行きたいと思っていたのに、
時間切れで行けずにいたのがナチュラルヒストリーだ。
日本語で「アメリカ自然史博物館」と言うと、
ちょっと堅苦しく感じるけれど、
映画「ナイト・ミュージアム」の舞台と言えば、
ああ、あれね、と思う人も多いかな?

とにかく広い。
メトロポリタン美術館と同じで、
広いよね、どうしようかなと、
限られた旅時間の中では敬遠してしまうのがパターンだった。
でも、今回はようやく二人で行くことができた。
夫にしてみれば、昔よく通ったなじみの場所らしい。

出版社に勤めていた頃、隣の編集部に
夏休みはきまって夫婦でNYに行くという年上の女性がいた。
いちばんくたびれたTシャツとジーンズという出で立ちで、
予定も立てずにぶらぶら歩く。
ただ、ナチュラルヒストリーだけは毎回欠かさない。
いろんな生物を見て、しゃべって、笑って、
その後は、セントラルパークでだらだら過ごすのが最高なのよ、
と言っていた。
なんだかよいではないの、
と当時独身だったわたしは彼女の話をまぶしく感じたものだ。

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MOMAのような美術館でもそうだけれど、
写真に関してナチュラルヒストリーはかなり太っ腹だ。
先生たちに引率された子どもたちから観光客まで、
だれもかれもがカメラを手に撮影会。
もしかすると、展示を見ている人よりも、
写真を撮っている人の方が多いかもしれない。
妙に存在感のある大きなデジイチで撮っている人が目についた。

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恐竜好きなんです。
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以前、台湾の故宮博物館で驚いたことがある。
ここでは写真撮影をする人は見かけなかったが、
展示のガラスにべたべたと触る人が多かった。
ちょうど小学生くらいの子どもたちが団体で来ており、
ガラスに顔をつけたり、掌を押さえつけたり、
その勢いに圧倒されっぱなしだった。
子どもたちの派手についた指紋を、
お掃除の女性がすかさず拭いてまわる。
わたしと目が合うと、
やれやれやんちゃなのよね、といった風に首をすくめてみせた。
彼女の目元も口元も、優しそうに笑っていたのが心に残っている。

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その昔、ナチュラルヒストリーのすぐ前にカフェがあり、
夫はコーヒーだけでねばったそうだ。
開店前に通ってみると、
シェイク・ジャックというハンバーガー店になっていた。
シェイク・ジャックの人気は相当なものらしい。
その前日、お昼を食べそこねて、
ユニオンスクエアのシェイク・ジャックに
とりあえずの気持ちで向かったのだが、甘かった。
お昼時間は過ぎていたにもかかわらず、
それはもうたいへんな行列。
行列に加わることが苦手な二人なのですぐにあきらめた。
でも、今日はいけるかもね。
博物館からの帰りに朝通った店へ行くと、
あら、まあ。ここもまたすごい行列。
開店前はだれもいなかったのにね、とわたし。
当たり前か。

次回、ナチュラルヒストリーに行くまで、
シェイク・ジャックはあるかしらん。
まあ、たとえその店は変わっても、
ナチュラルヒストリーはともかく健在していそうだ。

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by Annes_Tea | 2010-11-27 20:02 | まちを歩く
ニューヨークの旅♯4  空中公園プロジェクト、ハイラインを歩く
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旅の二日目に「ハイライン」を歩いた。
最近NYに行った友人がすすめてくれた場所だ。
旅の数日前、ちょうどJ-waveでも、
クリス智子がハイランの紹介をしていた。
廃線になった貨物の高架線を再利用した
最新のパブリックスペースとして人気だ、というような内容だった。
取り壊しが決められていたものの、
市民運動によって空中庭園としてあらたに蘇ることが決まったらしい。
とまあ、こう書いてみたが、
正直、読んでもピンと来ないと思う。
ラジオから耳で聞いてもなんだかよくわからなかった。

NYに行くこと自体、ほぼ直前に決まったので、
事前の準備はほとんどなし。
ま、なんとかなるでしょ、と旅立ったせいで、
予備知識もなくいわゆる「ミート・パッキング地区」
と言われるエリアに行った。
なんだか重い、このエリア。なんだろ?
倉庫街だから? 
気になって帰ってから調べて納得した。
その昔、
食肉加工業を中心とした食品製造業で栄えた地域だという。
日本で言えば「と場」にもあたるのだろうか。

東京のと場は今、品川にあるが、
それ以前は、三ノ輪や向島、千住にもあったそうだ。
わたしにとってはごくごく近所の話。
品川も千住も江戸時代に処刑場のあった場所である。
キリシタン迫害の歴史を調べた時に知った。
土地が持つ重く苦しい記憶は、
時が経ってもこちらに何かを語ってくる。

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ミート・パッキング地区では、
路面鉄道を貨物輸送に使っていたそうだが、
事故が多発し、貨物専用の高架鉄道が建設された。
ところが、時代とともにトラック輸送にとって変わり、
さらに、マンハッタンでは製造業自体が衰退し、
ついに廃線となったのが1980年。
それ以来、打ち捨てられた場所となった。
高架下は昼間でも薄暗く、犯罪多発地帯として荒れていく。
とまあ、
こんなようなことを旅の後で知って、
ああ、栄えて荒廃した土地の持つ独特な重さが
わたしを圧倒したのかぁ、と妙に納得した。
じつは、ここ下町、すみだに移ってきて感じた重さと
よく似ていたのだ。

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高架鉄道の線路跡地を再利用した公園なので、
ビルの3階ほどの高さからマンハッタンを眺めて散歩できる。
面白いと言えば面白いのだけど、
この打ち捨てられた歴史を知らなかったものだから、
ふうん、という感じで終わってしまった。
それ以前の荒廃した姿を知っているNYの人たちにしてみれば、
生まれ変わって感激もひとしおなんだろうな。
知っていれば、もっと興味深く見たかもしれない。
でも、知っていることを再確認しに行くのもつまらないし。
旅の前に予備知識を入れるかどうか、
けっこう迷う。いつも。

詳しくはここをクリック↓
http://www.thehighline.org/


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100種類以上の草花が植えられているそうです。ススキだとか、ワレモコウだとか、どこか和の雰囲気。
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ここを降りるとチェルシーに到着。



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by Annes_Tea | 2010-11-25 00:18 | まちを歩く


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