下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

『赤毛のアン』の講演や読書会ワークショップ、執筆依頼などは、下記のメールにてご連絡ください。







参加者常時募集中!

▷「大人のための子どもの本の読書会」墨田区のふたつの拠点を中心に、子どもの本のロングセラーを読むゆるやかなサードプレイス。幅広い年代が参加されています。


▷ つながる・祈る・分かち合う「pray&hopeプロジェクト」を主宰。月に一度、女性たちの集まりをもっています。
○詳細はここから




055.gif
メールは以下のアドレスに★を@に変えてお送りください。

goodnews_cafe☆
yahoo.co.jp




牧師館の住人たち
(profile)


   わたし

 ゴエモン先生

   メル


墨田聖書教会Blog





文章・画像・イラストの無断転載は禁止です。引用の際には必ずご連絡ください。
外部リンク
検索
タグ:リ・ガーデン ( 4 ) タグの人気記事
リ・ガーデン日記その4 植木屋さんを探す

e0165236_22452724.jpg
玄関をふさいでいた杉を切ったのは3年前。
まだ会堂のリフォーム前でした。



先日、久しぶりに実家に帰った。
中央線に乗って東京の東から西へ横断する。
三鷹ぐらいまで来ると車窓の景色に緑が増える。
町並みのゆとりや木々を眺めながら、
おお、緑、緑、とときめく。
ふだんいかに緑の少ない土地で暮らしていることか、
こんなときに痛感する。

駅前からショッピングモールまで歩けば、
いくらでも大きな木がある。
並木道はこんなに豊かだった?
ここしばらく木のことばかり考えていたせいか、
退屈でしかなかったはずの郊外の風景が、
どれほど恵まれた環境だったのかと新鮮に映る。
教会の木々たちも、
こんな場所に生えていれば切られてしまうこともないのに。
場所が変わってみれば、
悩みが悩みでなくなるのはよくあること。

高い木を伐採するには植木屋さんの手がいる。
この職人さん探しが難しい。
わたしが教会暮らしを始めるまで、
木を切る役目はいつも夫だった。
子どものころ、カナダで木こりになるのを夢見たとか。
いったいなぜ? でもありえるか。
その昔、教会には桜の木もあったと聞いている。
虫に食われて倒れかかった際に、あわてて切ったのも夫だ。

3年前、15mはある杉の木を切るときに、
地元の方に紹介していただいたのが植木屋さんとの付き合い始めである。
80歳近くの今も現役で、
これぞ職人という仕事ぶりにほれぼれとした。
スーパーカブにリヤカーをつけて登場すると、
昔ながらの道具で作業をする。
切った枝や葉の上で昼寝をして休息をとる。
後片付けは木屑ひとつない。
教会ということで破格の値段で引き受けてくださる。
失われつつある職人技とその心に触れる機会に恵まれるのは、
下町暮らしの楽しみのひとつかもしれない。
ところが最近、体を弱くされて休業中らしい。
その植木屋さんにお願いできずに困っているのは、
どうやらわたしたちだけではないらしい。
地元の事情通の若い棟梁からそんな話を聞いた。

地元では廃業した職人さんが多く、
あらためて探そうとしてもうまくいかない。
それで、ネットで業者の検索をして、
相場を電話で確認することにした。
HPの第一印象は当たる。
何件かけてもだめ続きである。
料金表が明確に表示されている業者であっても、
10m近くになると規定外らしくてしどろもどろになる。
応対する人が木のことをよく知らないのだ。
木の立地、高さ、太さ、枝振り、搬出する道路幅から始まって、
さんざん質問をしてきた相手は、
1本15万円です、と法外な値段をふっかけてきた。
2本を伐採するのに30万円? そんなのありえない。
11本の木と長く暮らしてきたのだ。
この業者は造園会社ではなく便利屋さんである。
そんなところに電話をしたわたしが悪いのかな。
とまあ、反省しつつ、
気を取り直して電話を続ける。
ついにこれだと思う造園屋さんと出会えた。
ビワの話をすると、
「かなり大きくなっていて大変でしょう。葉が落ちる季節ですからね」
と言い当てられた。
若き職人さんが営む下町の造園屋さんである。

e0165236_22454163.jpge0165236_22455389.jpg
これが問題のビワとモミの木。



当日は、若い職人さんが3人も来て、
一日がかりの予定でいたがお昼過ぎには終わってしまった。
ほかにもあればやりますよ、と申し出てくださったので、
裏庭にあるなぞの木も切ってもらった。
隣りの家の窓をふさいでいた木である。
ただの雑木だと思っていたらなんとケヤキだと判明した。
ケヤキって、並木に使われるあれ?
それは大変。太くなるでしょう。
もうひとつ、なぞの木があるので見てもらうと、
正体はグミの木だった。
上を覆っていたモミの木を切ったので、
これからは実がなるかもしれない。

e0165236_22461335.jpg
これがなぞの木。じつはケヤキでした。



リッピアの話をすると、
興味を持ったひとりの職人さんが、
帰り際、携帯で写真を撮っていた。
勉強熱心な今どきの職人さん、いいですね。
これから長いおつきあいになるかな?


e0165236_22465371.jpg
柿の伐根までするとプラス1万円というので、結局、夫が木こりに変身して頑張って抜きました。
いつものことながらご苦労さまです。天に宝を積んでるのね。


これでひとまず木の報告は終わりです。
エクステリアの施工を6月に始められればいいのだけど。
(じつはまだ課題が残っています)
そのときにはまた報告しますのでお付き合いください。


e0165236_22463145.jpg

サヨナラみんな!
[PR]
by Annes_Tea | 2010-05-23 23:11 | リノベーション日記
リ・ガーデン日記その3 ここほれわんわん?
e0165236_20434410.jpg


行き止まりの狭い裏庭に初めて入ったメルはこんな顔に。
あんまり好きじゃないのね。わたしも同感。

これまでほとんど手つかずにしていた会堂の裏庭に足を踏み入れた。
メルも一緒にいたが、
掘り当てたのは大判小判とはいかなかった。
どちらかといえば、意地悪じいさん組である。
出てきたものは、ガラクタや欠けた陶器の類といった次第。
(話によっては、犬のフンというものもあるらしい。
妖怪も土の中から出てくるんですよね。)

欠けたブロックや石に混じって鉄くずも出てきた。
鉄工所が多い地域だから当然?
うーん、やはり気になる。
いったいこの土地には何があったのだろう。

e0165236_2044723.jpg

花咲かじいさんの犬は白かった。
あれは柴犬なのかな。
いまや、白い犬と言うと
思い出すのはソフトバンクのお父さん犬。
意地悪じいさんに殺されてしまうなんてあんまりな話で、
幼いころ、花が咲くわりには恐ろしいと思った記憶がある。

教会の敷地に大判小判はなくとも、
アメリカ人宣教師が60年以上前に埋めたタイムカプセルがあるらしい。
でも、掘り出せるのは会堂を建て替えた時という場所なのだとか。
早く新会堂を建てなくては。ううむ。

e0165236_20442499.jpg
この日の収穫はこれ。
ああ、産業廃棄物。いくらかかるのかしらん・・・。
なんだか庭仕事ばかりしているように見えますよね。
いえ、ちゃんと働いていますよ。
[PR]
by Annes_Tea | 2010-05-20 20:49 | リノベーション日記
リ・ガーデン日記その2 リッピアを植える

e0165236_23405886.jpg
グラウンドカバーは各種試してきました。
これはアジュガ。かわいい花がつきます。


庭の話題、続きます。

庭を掘ると貝殻や石やブロックの破片が続々と出てくる。
場所によっては妙に黒い土で、
コークスでも埋まっていたのかと思わせる。
その昔、この土地には一体何があったのだろう?
深く考えると怖いような気もするが、
果樹がよく実るのを見れば、
土が汚れているわけでもないのかな、
と前向きに考えることにしている。

それでも、深く掘れば水の出る土地柄だから、
場所によっては草が生えない。
今回はそんな不毛とも思える土地での実験である。
緑化資材として注目を集めているリッピアを取り寄せた。
あちこちのサイトを見てみると、
何やらよいこと尽くしのようだし、
ひと苗150円足らずというのが嬉しい。
ダンボールに入って届いた苗を50センチ間隔で植えてみた。
ああでも、なんてこと。
椎の木が葉を落とす時期とあって、
植えた場所に落ち葉が日々山盛りになる。
柔らかい苗を傷つけないように、
細かい椎の葉を掃く、集める、捨てる。
牧師館暮らしと落ち葉掃きは、
切っても切れない関係なのだ。
まあ、この緑少ない下町で贅沢な悩みかな?

リッピアは梅雨を経て勢いを増し、
土一面を覆うと聞いている。
楽しみ、楽しみ。
風情のないむき出しの土が緑色に染まる日は来るのか?
うまくいった暁にはブログで報告しますね。
e0165236_23411062.jpg
リッピアが広がったら、
ここは自転車置き場にする予定です。ファイト !

[PR]
by Annes_Tea | 2010-05-17 23:45 | リノベーション日記
リ・ガーデン日記その1 木を切る、髪を切る
e0165236_22112772.jpg
アシカ似のメル?
庭仕事を始めると、隣りに座って土をいじる手元をじっと見ています。


ついに前下がりのボブスタイルにした。
後ろ頭はやや丸目のカットである。
似合うかどうか2年近くも考えていたのだが、
髪を短くするにはふさわしい季節だからと心を決めた。
ようやくいい美容師さんに出会えたことだし。

ばっさりと切ってみれば、
何にこだわっていたのだろうと笑いたくなる。
ああ、身軽。
でも、庭仕事をしていて焦った。
首の後ろが日焼けしてしまう。
巻いたり塗ったりかぶったりしなければ。

教会のエクステリアの設計がほぼ本決まりになった。
こちらも工事に備えて思い切った刈り込みが必要である。
悩みに悩んだのは、
樹齢50年超のビワとモミと柿とシュロの木である。
その昔、壁代わりに植えたのか、
隣家との地境ぎりぎりに生えている。
剪定をするほど勢いを増し、
狭い下町という家の作りもあって、
ご近所さんに迷惑をかけ続けてきた木なのだ。
植木屋さんに相談すれば、
もったいない、と説得されておしまいになる。

ところが、
庭を設計する人たちと話していると、
みながみな、思い切って切りましょうと提案する。
結局、ブロックを新しく積む際の妨げになるとわかり、
こちらの方もようやく心を決めた。
みなさん、木に別れを告げておいて下さい、
と礼拝の後で教会の人たちにアナウンスをした。

木を切ることは勇気がいる。
植えた当時の人たちの思いを断ち切り、
長い時間の中で育まれた思い出を断ち切るようで。
でも、前に進むときには、
思い切った刈り込みは必要なんですよね、何事も。

e0165236_22113932.jpg



仙台のキャンプ場からいただいてきたモミジ。
地植えにしたいけれど、よくよく考えないといけませんね。

[PR]
by Annes_Tea | 2010-05-14 22:16 | リノベーション日記


ライフログ
カテゴリ
画像一覧
記事ランキング
タグ
最新の記事
以前の記事
その他のジャンル