下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

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まめ日和と雨上がりの庭
二日間続いた大雨が上がってみると、庭は勢いを増してむせかえるほど。
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オリーブが花をつけています。今年は実がなるでしょうか。
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そして、今年のリッピア。2年目に入ります。もこもこと増えてきました。ここを自転車置き場にする野望を抱いたまま。今年は前進するとよいのですが。
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この季節は、少しでも気を抜くと、
あっという間にドクダミの住まいとなってしまう。
ドクダミも悪くはないのだけど、
せっかく植えた草花が負けてしまうのでうかうかしていられない。

昨日は雨の中、曳舟の総菜屋まで行った。
ふるほん日和の集まりで、
墨田ブランドにしたい「豆」のおかずの試食会が開かれたのだ。
本来の目的は、その後に開かれる話し合い。
でも、そちらには祈り会のため参加できず、
いわば食べ逃げのカタチに。

集まったのは10人ほどだったが、
3種の豆のおかずを食べては、携帯で写真、そしてツイッター
とまあ、みなさんの素早いワザに驚く、驚く。
みんなが撮るなら、私はいいや。
少々へそがまがっているところがあるので、
私は食べることに専念した。

墨田ブランドに認定されると、
スカイツリーのショップで販売されるのだとか。
願いがかなうとよいですね。

さて、もうひとつ驚いたのは、
集まったのは仕事持ちの主婦が多かったのだが、
みなさんそろって豆を煮ない、ということ。
豆は煮ないで買うものだそうだ。

豆好きとしては、
いつも煮抜きにして冷凍してある。
大豆、ガルパンゾ、レッドキドニーが基本。
レッドキドニーは缶詰の場合も多いけれど。
15分で煮えるレンズ豆は常備食だ。

豆を煮抜きにするという習慣は、
主婦になって始めたこと。
長く続くと大雑把になったり面倒になるのが主婦稼業。
結婚の初心を忘れないために、
今でも煮ているような気もするけれど。

今年は圧力鍋がほしいな。
豆を煮るのに便利だもの。
結婚祝いにもらったのだが、
おもりがくるくる回る古いタイプだったので、
二度もおもりを紛失して、そのままになっている。
夫からはモッタイナイ、と言われ、
おもりを取り寄せるように言われている。

でもね、今はもっと手軽な圧力鍋がたくさん出てるからなあ。
と、そのままにして2年が経つ。
大物の調理器具は、気合いを入れないと、
なかなか新調できないのはなぜかな。

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お土産にもらったのは総菜屋さんのいちばん人気の「豆の田舎煮」。ほろほろに崩れたところがポイントですね。バニラアイスにあわせるのが大好きなお客さんがいるそうです。ちなみに男性。いろいろごちそうさまでした。


東日本大震災緊急支援募金募集中。国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン
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by Annes_Tea | 2011-05-13 22:56 | 日々の庭と花
黄色いゴーヤ×黄色いパプリカのサラダ
夏の黄色いサラダの作り方
1黄色いゴーヤと黄色いパプリカを細切りにする。
2ツナ缶を加え、マヨネーズで和える。
これだけ。黄色いゴーヤは甘くてもろもろしていて
なんだか楽しい、というのがみんなの感想でした。
*(クックパッド風に)このレシピの由来。
家にあったものを組み合わせてみただけです。
黄色と黄色ってよくないですか? 話題作りになりますよ~♪

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朝、宣教師のサンディさんと電話で話しているうちに
近いうちに会いたいですね、ならば今夜は?
となって
急きょ、Sさんとの女の二人飯に加わってくれることになった。
女性ひとりくらい増えても作る量は変わらないから
どうぞ、どうぞ。

真夏のゆうげはさっぱりと。
メインは鶏の汁かけごはんにした。
みょうがと大葉の細切りをたっぷりのせていただく。
ねぎの青いところとしょうがを加えて鶏もも肉を煮るといいだしがでる。
これをごはんにかけるだけ。
女性限定のごはん会はメニューを考えるのも気楽。
おままごと気分で器をそろえるのも愉快。
独身週間ならではですね。

二人が到着したときには
庭の水まきまでは終わっていなかったので
5分ちょうだいね、と言って水まきをしている間に
初対面の二人は仲良くなっていた。
80代のSさんとカナダ人のサンディさん。
ごはんを食べて、さらにいっしょに祈り会に出た後
「昔からの知り合いみたいね」
と二人が言い合っている。

食事と祈りをともにする。
この二つはわたしの人生のかけがえのない宝だとあらためて思う。

やっとこれで
ゴーヤの続き話はおしまい。
おあとがよろしいようで。

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女の三人飯メニュー
1鶏もも肉の汁かけごはん(みょうが、大葉をそえて)
2黄色いゴーヤのサラダ
3きゅうりの浅漬け
4きんぴらこぼう(こんにゃく入り)
5ごま葛豆腐
(デザートはおみやげの手作りクッキーと亀戸の佐野味噌のおかき)
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by Annes_Tea | 2010-08-12 12:10 | 日々の庭と花
エンゼル型でお菓子を焼く
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連休中、ギター教室の子どもたちが遊びに来るというので、
いつものようにバナナケーキを焼くことにした。
本当に、こればかりという感じなのだが、
お菓子作りに関して腰が重いわたしには、
家にある材料で作れるこのビギナーレシピがいちばんなのだ。

手持ちのお菓子の型は、
パウンド型、エンゼル型、スクエア型、底が抜ける丸型の4つだけ。
中でもいちばん活躍するのがエンゼル型である。
パウンドケーキだろうと、ムースやプリンだろうと、
ふだんはこのエンゼル型で済ませてしまう。

わたしが子どものころ、
母もまたこのエンゼル型をよく使っていた記憶がある。
ずいぶん前になるが、
大原照子さんの「1つのボウルでできるお菓子」という本を見つけたときに、
懐かしさもあいまって、
本と一緒にエンゼル型を衝動買いしてしまったのだ。
以来、わたしのお菓子作りは、
エンゼル型なくしては成り立たない。
大原さんよると、
エンゼル型は熱が平均して行きわたるところが最大の長所のようだ。

大原照子さんには、その昔、一度だけお会いしたことがある。
当時のわたしは駆け出しのライターで、
紅茶の記事ならなんでもやります、
と会う人ごとにさんざん言っていたころである。
念願かなって、初めての紅茶特集を任されたとき、
カラーページの撮影で、
紅茶のセッティングをしてくださったのが大原さんだった。
撮影はこの本と同じく、大御所の安東紀夫さん。
ベテランの編集者も同伴し、
新参者のわたしなど、いてもいなくても。
撮影も試食もつつがなく進んだ最後に、
編集者が気をきかせてくれて、
「紅茶が大好きで勉強もされているんですよ」
とわたしのことを紹介してくれた。
大原さんはそのとき初めてわたしを正面から見ると、
「あら、イギリスで勉強されたの?」と言う。
いいえ、とかなんとかモゴモゴ答えているわたしに、
「あら、それではだめね」
と言うと、話はそれきりになった。
そのときの気恥ずかしさは、今でも思い出すことができる。

その言い方に、気を悪くしたとかではない。
ああ、そうか、と妙に腑に落ちてしまったのだ。
紅茶を学びたければやっぱりイギリス暮らしなのね、と。
だからと言って、イギリスに留学しようという気はさらさらなかった。
むしろ、お茶好きとして日本で学べることといえば何だろうと真剣に考え出して、
その後すぐに、煎茶のお手前を習うことにしたのだ。
煎茶道に出会えたことは、
わたしの人生の中でも、幸福なことのひとつである。
だから、あのひとことは、新しい扉を開いてくれた贈り物だと言えるかな。

今も思い出す。
エンゼル型を見ると、
「あら、それではだめね」という凛とした声を。


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最近は、スクエア型をよく使うようになりました。スライスしたバナナを押し込んで焼けば、見た目もひと味違います。


1つのボウルでできるお菓子―型も1つで全部できます

大原 照子 / 文化出版局


じつは、この本のレシピそのものは、いまはそれほど使っていません。でも、パンをきらしてしまったというときには、この本のスコーンやソーダブレッドが活躍してくれます(くれぐれも温かいうちに食べてください)。紅玉を使ったりんごのケーキはどれもおすすめ。子どもたちに人気なのは、マーブルケーキ、チョコレートブラウニー。かぼちゃのムースもおいしいですよ。
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by Annes_Tea | 2009-09-26 22:54 | お茶と料理、ときどきカフェ
梅仕事とガラスの器

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今年も梅シロップを作ろうと思って、出盛りの青梅を1㎏買った。
氷砂糖と青梅を交互に加えて、
ビンをごろごろと転がすだけの手軽さで、
ふくよかな香りのシロップができあがる。
いや、当初のもくろみでは、すでに一杯目を楽しんでいるはずだった。
それなのに、あら保存ビンがふさがっているじゃないの、
と言い訳をして、買った青梅をしばらくほったらかにしてしまった。
(ああ、鮮度が落ちる、鮮度が落ちる)
青梅たちは、毎夜、うったえていたのに。

そして、今日、ようやく梅仕事を終えた。
今年は、青梅のなり口を取った後、
冷凍庫で凍らしてからビンに加えた。
この方が、梅のシロップが早くひたひたになるらしい。
買ってきたときには確かに青梅だったのに、
そのうちのいくつかは待ちくたびれて、ほんのり紅をさした顔になっている。
その姿がかわいらしくて、
冷凍庫で凍らす前に、ガラスの器に盛ってみた。
あ、いい、と思うと写真を撮りたくなるなんて、
以前のわたしにはあまりなかったことだ。
これは一種のブログ病?

手作りのガラス雑器を見るのが好きだ。
ほんのときたまだけど、買うこともある。
ガラスは明治以来、東京下町の地場産業だから、
思いがけないところで、小さなガラス工房に出会う。
「見学可」なんて貼り紙を見かけると、
それこそ吸い寄せられるように中へ入ってしまう。
青梅を盛った器はガラス作家のアウトレット品だ。
少し前になるが、教会のバザーで品物集めに苦戦していたとき、
お花屋さんの紹介で、
ある工房の作家さんたちが自分たちのアウトレット品を出してくださったのだ。
アウトレットといってもどれも美しくて、わたし好み。
すべて買いしめたくなってしまったほどだ。
地元のバザーとしては品物がシャレ過ぎていたせいか、
1枚10円の量産の瀬戸物やら、お中元のバラ売りに押されて、
なかなか買ってくれる人がいなかった。
でも、面白いもので、
その翌月だったか、
NYから来たアメリカ人のクリスチャンアーティストたちが、
お土産にと言って、高いものから順に買ってくれた。
手作りの器というものは、
行くべき場所に、ちゃんと行くようになっているのだ。

写真に撮った器は、青菜の和え物などでも映えるけれど、
いちばん好きな使い方は、果物を盛ること。
それも、イチゴやアメリカンチェリーがよく似合う。
アメリカンチェリーは、梅仕事と季節が重なる。
アメリカンチェリーはわがやの大好物だから、
青梅の旬は、待ちに待った季節でもあるのだ。
例えばバナナやりんごを買うよりは、ちょっと高め。
そこで、主婦の決断力が試される。
もう少し安くなったらと思って待ち過ぎると、
店頭から姿を消しかねない。
まさに今年がそんな状況だった。
近くの八百屋の店先が、日本のサクランボに変わってしまったのを見て、
あわててスーパーで買い求めた。
ガラスの器にこんもりと盛り、二人でもぐもぐ。
なんだか、味が落ちているねぇ、なんて言いながら。

さて、梅。
こちらのお味は、あと4〜5日経ってからのお楽しみである。

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月夜野にあるガラス体験工房「月夜野びーどろパーク」で出会ったのは、
こんな楽しい作品でした。

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by Annes_Tea | 2009-06-14 00:33 | お茶と料理、ときどきカフェ
油揚げとしょうがの混ぜごはん

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●作り方(10〜12人分)
めんつゆ80ccに、トースターで焼いて5ミリ角に切った油揚げとせん切りにしたしょうがを合わせる。たきたてのごはん5合に切るように混ぜ合わせる。


イースターのお祝い会で作った簡単混ぜごはんです。
別の教会の牧師の奥さんから耳で聞いたレシピなので、分量は適当です。
ちなみに、このブログのレシピは、
わたしのメモとして載せていますので、
5合などという中途半端な分量になっています。
結婚するときに、5合炊きの炊飯器を3ついただいたものですから、
いつも5合が教会レシピの基準なんです。
(わがやの炊飯器は10合炊きですが)。
1合で大きめおにぎり2つ分が目安。
ですから、3つあれば30〜35人分はなんとかまかなえます。
でも、非経済的かな?

この混ぜごはんは、要するに、
めんつゆに焼いた油揚げとしょうがを混ぜるだけのことです。
でも、幅広い年齢層に評判がいいんですよ。
子どものいる集まりのときには油揚げだけにして、
しょうがは薬味のように添えてはいかがでしょうか。

油揚げが冷蔵庫にあるときにでも、試してみてくださいね。
(あれ、なんで今日は「です・ます」調なんだろう? ?)

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by Annes_Tea | 2009-04-17 00:47 | お茶と料理、ときどきカフェ
お粥でハッピーバースデー
この季節だから、いちごを使ったデザートが気分。誕生日会にはこんなゼリーを作りました。いちご1パック、熱湯でもどした粉ゼラチン、砂糖を合わせてバーミックスで混ぜて冷やし固めるだけです。生クリームを添えて。
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夜は祈り会。でも、その前に、Yさんを牧師館にお招きして、お祝いをすることになった。
ちょうどYさんの誕生日と重なったのだ。
いくつになるのなんて野暮な詮索はなし。
しゃべりまくろう、食べまくろう、そうしてうれしがろうと思っていたのが、
食べるというところだけ怪しい雲行きになった。
2月に作った入れ歯が合わなくて、
今、ちょうど片側の奥歯がごっそりないのだという。

春らしく手鞠寿司にしたい。でも、刺身は飲み込むのがむずかしいかな。
自分が作りたいと思っていた料理をいったんしまい込んで、
食べられるものに頭を切り替える。
そうだ、お粥。思いついて尋ねると、
「あら、好き」
返ってきたのはすこぶるいい返事。決まりだ。
お粥に合うものを思い巡らしていくと、
拍子抜けするほど簡単な献立ばかりが浮かんでくる。
土鍋を使うから、器は土ものであったかい雰囲気にして、
キャンドルを灯せばお祝い膳になるかな。

牧師館には、不意にやってくるお客さんも多い。
でも、あらかじめ約束をして、
ほんの少し気合いを入れたごはんも、
ときどき、暮らしのスパイスみたいにわたしには必要だ。
料理というのはあまりにも日常的で、うっかりしているとだらけてくる。
おもてなしのごはんは、言ってみれば習い事の発表会のようなもので、
その前になると、いつになく本気になったり、集中したりする。
献立を考え、買い物に行き、下ごしらえをし、そうして作ること。
その一つ一つを見直すよい機会になる。
部屋だっていつも以上に念入りに掃除をするし。
宴の終わりを見回すと、
(料理って楽しい)
という気持ちが蘇っているのに気づく。

さて、誕生日会は?

食べた、しゃべった、うれしい、うれしい。
あんまりお腹も心も満たされて、
牧師の夫には申し訳ないけれど、
食事の後の祈り会では、二人とも少々ぼんやりしてしまったほどだ。
その祈り会には、教会のTさんがポピーを一輪持って登場した。
「あら、男の人からお花だなんて」
とYさんが恥ずかしがる。
教会は、そこに集う人たちのホーム。
だから、
一人暮らしのYさんの誕生日は、
わたしたちのお祝いでもある、とあらためて思う。

ただ、ひとつだけ、失敗したことがある。
白粥に趣向を凝らしたくて、
鶏胸肉と昆布でとったスープをかけたまではいいのだけれど、
そこに湯葉を乗せてみたら、あらら。噛みきれない。
仕方がないので、
Yさんが湯葉をお箸でだらんつかんだところを、
わたしがキッチンバサミで細長く切るという格好の悪さ。

まだまだ詰めが甘い主婦です。

●誕生日の献立(晩ごはん)
スープ粥(湯葉をのせて)
ピータン、塩昆布(トッピングに)
ゆで鶏の練りごま和え(スープに使った鶏)
菜の花のオイスター炒め
さつまいものパイナップルきんとん
中国茶
いちごのフレッシュゼリー

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by Annes_Tea | 2009-03-24 00:06 | お茶と料理、ときどきカフェ
持ち寄りに便利な「コストコのトマト缶ペンネサラダ」
(レシピは最後にあります)

最近コストコで買ってよかったもの


e0165236_0123223.jpg●カットトマト缶

e0165236_014526.jpg●バラエティベーグル
みなさんご存知、ですよね。半分に切って冷凍保存しておけば、使いがってがいいですよ。

e0165236_012552.jpg●リーフティ(アールグレイ)
アメリカ人牧師先生に教えてもらって初挑戦。大きめ茶葉でしっかり出ます。たっぷり250g入り。おすすめです。

e0165236_0142457.jpg●粉チーズ
ふだんは小さいサイズを使っていますが、ときには思いっきり使えるサイズもいいですね。玉ねぎをオリーブ油でよく炒めたものをパスタと合わせて塩、こしょう。盛りつけてから、たっぷりこれをふりかけてみてください。おいしっ!


    みなさんのおすすめは何ですか?



その日の集まりがポットラックだと知ったのは、電車に乗る30分前だった。
「あれ、言わなかったっけ?」
夫のことばはとりあえず聞かないふりをして、あわてて食糧棚をのぞきこむ。
主婦の沽券に関わる、とまでは言わないけれど、出来合いの総菜を買っていくのは気が進まない。
ランチでしょう。だからパン。パンに合うおかずは、
と連想ゲームをしながら目が合ったのはペンネだった。全粒粉タイプだから多少は絵になるかな。
ツナ缶とブラックオリーブもある。
ツナと言えば、トマト。
ところが、冷蔵庫で見つけたのは朝食の残りのプチトマトが数粒だけ。
うーん、足りない。と思いきや、あった、あった。トマト缶。
決まりだ。15分あればできるペンネサラダにしよう。

そりゃあ、生のトマトにはかなわない。
でもね、コストコで仕入れてきたこのトマト缶はなかなか優秀なのだ。
ラタトゥイユやパスタソースといった煮込みに使うのは当たり前として、
スパイスやオリーブ油なんかをちょちょっと混ぜて、加熱しないでそのままタコライスやオムレツのソースとしても使える。
今回のペンネサラダにも、生トマトの代わりをになってもらう重要な役回りだ。

着いてみるとすでに大勢が集まっていた。
歌ったり、演じたり、描いたり、というような人たちがほとんどで、
それで食べているプロもいるし、夢見ている途中という人もいる。
話を聞いていると、みな何かを表わすことに、日々忙しそうだ。
自分一人を生かしていくのに精一杯なのは、
持ち寄りで集まった食べ物たちの残りを見て、すぐにわかった。
袋菓子、たとえばポテトチップスだとかおせんべい。
そうして思った通りにパンとコンビニのおにぎり。
あらら。おかずがないのね。
主婦の手仕事の結集のようなパーティを見慣れているので、これはこれで新鮮だ。

わたしのペンネは、さらに遅れてきた人たちの胃袋の中へ、すぐさま消えていった。
「ふおお、これ、手作りだよぉ」だとか、
「わわ、おいしい」
とかいう言葉が聞こえてきて、一人でにやけてしまう。
家族以外の人から、
「おいしい」
と言われると、どうしてこんなにも励まされるのだろう。


持ち寄りに便利なペンネサラダ(1袋分)
●作り方
ペンネ1袋(250g)はゆでて水にとる。
オリーブ油大さじ3、ビネガー大さじ1、塩小さじ1/2とこしょう少々、イタリアンハーブミックスを混ぜ合わせ、ツナ1缶、玉ねぎとオリーブの薄切り、つぶしたカットトマト缶(入れ過ぎないように)、水気をよく切ったペンネとあえる。
*トマトの汁は翌朝のスープに入れたり、冷凍保存を。トマトはもちろん生でもどうぞ。


少しレシピを変えてクックパッドに掲載しました。印刷用にどうぞ。

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by Annes_Tea | 2009-03-22 00:28 | お茶と料理、ときどきカフェ
再び、食べることについて


e0165236_2117578.jpg←置き場に困っていたたくさんのプラスチックケースは、ねぎになって戻ってきました。
ありがとう、kosuge1-16 ! 金沢、がんばってね。

Kさんが教会の近くのグループホームに入所したと聞いて、訪ねてみることにした。Kさんは教会の人ではないが、同じクリスチャンとして何度か話をしたことがある。

昼下がり、この辺りにしては人出が多い。梅が見ごろを迎えたのだ。向島百花園へわらわらと歩いて行く女性三人連れの後をついて右へ曲がると、すぐにあった。建物は新しくて清潔だ。窓には「ボランティア募集」の貼り紙。わたしたちは無言のまま、エレベーターで上がる。

扉が開くと、もうそこが部屋だった。訪問者はまず、紙コップでうがいをし、石けんで手をよく洗ってから、目当ての人と話ができる。連れ立って来た教会の人たちと順番に、がらがらぺっ、と済ませる。

個室から出て来たKさんは、昨年見かけたときよりも元気そうだ。
「じつはね、栄養失調だったのよ」
ええっ? わたしたちはびっくりする。
一人の食事が多いKさんは、お腹も空かないので、玉子かけごはんとお味噌汁ですませることが多かったという。

ああ、とわたしは思う。そうなのだ。とくに単身の高齢者の場合は、作って食べて自分を生かしていくということが、面倒になってしまうのだ。わたしでさえ、もしも家族がいなければ、仕事にかまけて堕落した食卓になるだろうなぁ、と思うくらいだもの。

Kさんの例は珍しくない。
以前、単身の高齢女性を訪ねた時、鍋の中にある山盛りのトウモロコシを不思議に思って尋ねたことがある。料理もめんどう、食べるのもめんどう。だから、ゆでたトウモロコシで一日をすませてしまうことがあるのだと教えてくれた。おやおや、大丈夫かしら。彼女が何ごとにもおそろしく悲観的なのは、栄養不足のせいではないのかなぁ。うまいぐあいに、この時彼女が通っていた教会は、大きくて人材も設備も整っており、専属の台所奉仕者が何人もいたので、教会の食卓に加えてもらうことができた。そこでは、教会で暮らしている人をはじめ、毎日三食、色々な人が食べる時間を共有することになっていた。結婚する前、わたしもときどき、その食卓にお世話になったくちである。

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ヘルパーの女性が、飲み物を運んできてくれる。細長いキャスター付きの机が、すいすい床の上をすべって部屋に入ってくる。便利そうだ。教会でもこういうのを使うと楽かもしれない、と思う。
インスタントコーヒーには、砂糖もミルクも最初から全部入っている。いただきます。わたしたちが口をつけると、Kさんが言う。
「みんなで作って食べるの。だから楽しくてね」
ここでは、食事の買い出しから調理まで、入所者が協力し合って行なっているそうだ。

加湿器だとか、夜に光って時間が見える置き時計だとか、Kさんはひとしきり部屋の備品を見せてくれる。そうして、ふと思いついたように、
「ぜひ賛美歌を歌ってください」と言う。
ええ、ぜひそうしましょう。で、いちばん好きな曲は? 
「きよしこの夜」。
え、2月にクリスマス?  
「十代で勤めたでしょう。職場から自転車で帰る夜道が怖くて怖くてねぇ。「星は光り・・・」って歌詞を口ずさむと、勇気がわいてきて、励まされてね」

なるほど。では、クリスマスでいきましょう。
みんなで「きよしこの夜」を歌った。一番だけ、心を込めて歌った。
歌い終わると、Kさんは眼鏡の奥の目を細めて微笑んだ。
「来月の誕生日に、自分でケーキを作るの。ここの人たちにごちそうするの。先生たちもぜひ来てくださいね」と、誘ってくれる。
それならば、花を贈ろうかな。
好きな花は?
「シクラメン」
3月にシクラメンかぁ。

帰り際、Kさんは何度も念を押した。
「誕生日には、ぜひ来てくださいね」

3月には、Yさんとも80歳目前のお誕生日を一緒に祝うことになっている。わたしも3月生まれなのだ。シクラメンはともかく、イースターの前に、二人に贈るカードを用意しないと。

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by Annes_Tea | 2009-03-01 21:23 | お茶と料理、ときどきカフェ
カレーライスで「隣人祭り」


隣人祭り (ソトコト新書)

アタナーズ ペリファン / 木楽舎


「隣人祭り」のことが、ちょっと気になっている。フランスで生まれたムーブメントで、基本的には「地域の隣人たちが集まり、食事をしながら語り合う」イベントのようだ。隣りに住む人がだれかもわからない社会が当たり前になっていく中で、小さなこの集まりをきっかけとして、隣人同士のつながりが生まれ、それが暮らしの協力関係にまで少しずつ発展していく・・・。日本支部もすでに活動を始めている。

聖書にも「隣人」ということばはたくさん出てくる。ただし、「りんじん」ではなく、「となりびと」と読む。聖書の教えは「神を愛し」「隣人を愛しなさい」ということにつきる。いちばん身近な隣人である教会の人同士でも、日曜日の朝、ちょこっと一緒に過ごしたり、握手をするだけでは、愛するという関係にはなかなか発展していかない。なにしろ、もともとはまったくの他人同士なのだから。

関係を深めていくためには、もう少し相手を知るような時間を共有することが大切だ。とりわけ、祈り合うこと、そして、共に食すことが大きな助けになる。そうした関係を築く中で、具体的な場面で助け合うという気持ちも、心から生まれてくるものだ。「共食」というテーマこそ、長年興味を持ってきたライフワークなので、牧師の奥さんという役割もなるべくしてなったのかな、と今では思える。考えてみると、教会は隣人祭りが得意分野なのだ。日曜日ごとに、少なくとも季節行事ごとに、何かしら食べたり分かち合ったりして「隣人(となりびと)祭り」を開いているとも言えそうだから。

ところで、毎年、この時期になると、教会総会というものが行なわれる。一年間の活動を振り返り、新しい年度の活動や予算などを決めていく話し合いだ。これは裏表なく宗教法人としての責任を果たすために、どの教会でも行なわれる。事務的な話し合いという慣れないことを行なうので、参加するだけでもそれなりに大変だ。そうして、資料作りなどの準備をする人たちはもっと苦労が多い。そこで、わたしは? そうそう、隣人祭りならぬ愛餐ランチをちょこっと用意しようかなと思いつく。ヨウコさん、大変だったでしょう、と反対に気づかわせしまってはよくないので、簡単にカレーだけ。色々な世代が集まるときは気張らないのがいちばんだから、いわゆる普通のカレーライスがいい。話し合いの後はみんなで食事をする教会が多いと聞いて、それは素敵なアイデアだと思ったのだ。

前日、スーパーへ行くと、うまいぐあいに、肉のタイムサービスをしていたので、こればかりはケチらずにたっぷりと。でも、選んだのは豚小間切れ肉だ。カレー用の肉など、大量調理には高くてもったいない。日曜日の前の晩、玉ねぎとにんじんをじゃかじゃか切って、肉を炒めた鍋に投入するだけなので、じつに簡単だ。あとはじっくりじっくり、野菜がやらかくなるまで煮る。ただし、じゃがいもだけは、当日に加える。

おいしいカレーの作り手と言えば、わがやでは夫である。男の人は概して、スパイスや煮込み料理が上手だ。夫いわく、カレーのおいしさは、肉の下処理、つまり、塩、こしょうをして、にんにくで炒め、酒をじゃっと加えることでぐっとよくなるという。ちなみに今回は、グリコの「ZEPPINカレー」を使った。初めて聞く名前だったけど、デュクセルソースだとか、40種類のスパイスだとか、要するにキャッチコピーに乗らせれたわけである。そういえば、カレーにグリコキャラメルを入れるとおいしいっ、と料理の先生が力説していたっけ。

さて、お味は? 教会の味見番頭さんであるなおちゃんが、おいしいおいしいと言って三杯もおかわりしてくれた。うん、よかった。会堂をリフォームできてよかったねぇ、感謝だねぇ、と話し合いも和気あいあいに済み、食事での会話も自然にはずむ。中途視覚障がいのMさんは、体調管理のこともあって、ふだんの交わりでは何も口にしないのだが、この日は2杯も食べてくれた。嬉しいなぁ。やっぱり一緒に食べることはいいなぁ。つながる、一致する、前向きになる。

無事にムーミンママの働きを終えたので、夜は怠けることにした。残ったカレーに冷凍庫から探し当てたベビー帆立を加えて、シーフードカレーに変身。うまいぐあいに、二人分、きっちりお鍋に残っていた。みんなの心づかいかな?

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↑ふだん家庭で使っているのは今はこのカレー粉です。カレールウはほとんど使わず、常備してあるタイカレーペーストを使うことが多いのは、煮込む必要がないから?!

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by Annes_Tea | 2009-02-22 21:13 | お茶と料理、ときどきカフェ


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