下町すみだ      築70年の牧師館暮らし。犬と庭と日々の糧。              
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん

『赤毛のアン』の講演や読書会ワークショップ、執筆依頼などは、下記のメールにてご連絡ください。








参加者常時募集中!

▷「大人のための子どもの本の読書会」墨田区のふたつの拠点を中心に、子どもの本のロングセラーを読むゆるやかなサードプレイス。幅広い年代が参加されています。


▷ つながる・祈る・分かち合う「pray&hopeプロジェクト」を主宰。月に一度、女性たちの集まりをもっています。
○詳細はここから





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『赤毛のアン』読書会報告
美しいレイヤーケーキ! 焼いて下さったのはアンの腹心の友。
クリスマスシーズンに入り、甘いお菓子のいただきものがたくさん。嬉しい悲鳴。
というわけで、ピラティス再開してます。本当は泳ぎたい~

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赤毛のアンの読書会、報告を読書会ブログにアップしました。
アンのお茶会ワールド、ぜひご覧下さい。

★赤毛のアン読書会報告はここ


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by Annes_Tea | 2013-12-09 17:02 | 赤毛のアン
赤毛のアンの読書会参加者募集始まりました
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詳細も決まり、アンの読書会の募集を始めます。
アンの心の同類さん、遊びにおいでください。
アラン牧師夫人のお茶会にちなんだ手作りお菓子と、
紅茶専門店のフレッシュな紅茶を用意してお待ちしています。

赤毛のアンの読書会詳細はこちら

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by Annes_Tea | 2013-10-05 00:36 | お知らせ(イベント他)
ついに、赤毛のアンの読書会
e0165236_1994322.jpg最近の読書会風景。常連さんに加え、遠方からの参加者が増えています。この日は土曜日の子ども会と時間が重なったので、子どもたちには会堂の奥にある事務室で先生のお話を聞いてもらいました。ギターやマラカスや賛美の歌声がほのかに聞こえる中での読書会でした。
★次回こひつじこすみの読書会のお知らせはこちら(課題図書『クリスマス・キャロル』



この秋、『赤毛のアン』の読書会を開くことになった。
私の気持ちとしては、ついに、である。

昨年、本を出版して以来、
アン好きな方たちから連絡をいただくことがある。
エッセイのひとつにアンを扱っているためだろう。
そんな中で、アンの読書会を開いてほしいという声もちらほら。
時が来たかな、という心の声を聞いて、いざ、アンである。

などと書いてはみたが、
最近は、アン活動に費やすまとまった時間が持てず、
ひそこかにアンに申し訳ない気持ちになっていた。
腹心の友をほったらかしとは。

そういえば、現実の世界でも、
学生時代の友だちにとんと連絡をとっていない。
昔から、似た者同士というか、
互いの連絡にマメな友だちがほとんどいない。
学生時代の友だちたちはフェイスブック自体も使っていない。
日々、いろんな人に会う。
ただ、その人たちを「友だち」と呼べるかどうか。
寂しいかな、今さらダイアナに巡り会うのも難しそうだ。
だから、やっぱり昔からの友だちは大切だわとしみじみ思ったりもする。
それでも連絡を取らないのが私であり、私の友だちである。やれやれ。

こんなことをぐるぐる考えていたら、
高校時代の同窓会の案内が来た。
地方で暮らしている大学時代の友だちからも、
来年、上京するので集まろうと連絡が来た。
ふうん、そういう時期なのかな。再会の季節。

ここで元に戻ると、だからアンである。
友だちに再会。アンに再会。
アンについては思い入れが強いので、
読書会を開くならば、それなりの準備をして始めたいと思っていた。
今回の相棒は、前々からお声かけをしていた牧師夫人仲間である。
お菓子作りの腕前はプロ級で、
以前、絶品クッキーを教えていただいたことがある。
私と彼女は同じティーインストラクターつながりでもある。
紅茶とアンは、いつの時代も人をつなぐ。
彼女にアンの中のお菓子を再現していただき、
お茶会風に開く予定である。

さてと。ここで迷っているのは、
参加者をクリスチャンバージョンにするか、
それとも一般参加ありにするか。
著者のモンゴメリーも牧師夫人という背景から、
教会、そして聖書のベースが見え隠れし、
このあたりをコアに話したいクリスチャンの方々が多い様子なのだ。
お互いに遠慮しつつもよくないし、
かといって分けるのもどうかと思うし。

というわけで、
もう少し相棒と話し合ってみます。
とにかくアンを始めるよと、
ただそれだけを言いたかったのかな、このブログ。

村岡花子と赤毛のアンの世界

河出書房新社


今年、母からもらった本です。母が子どものとき、なぜだか村岡花子さんが、実家の広間で講演会をしてくださる機会があったそうです。いきさつを聞いたものの、さて、何だったか。今度、確かめてみます。アン好きの叔母は、その時、村岡さんにお茶を運ぶ係だったとか。村岡花子記念館には、叔母もすでに訪問済みでした。私も何年か前にうかがい、お孫さんたちとお話してきました。

新編 燈火節

片山 廣子 / 月曜社


村岡花子記念館を訪ねて知った歌人のエッセイです。ひたひたと心に落ちるような文章にすっかり魅了されました。牧師館の本棚のよい場所に収まっている一冊です。

永遠の「赤毛のアン」ブック

奥田実紀 / 集英社


わりと最近、購入した本です。今年はアン関係の本が多く出版されています。奥田さんも、新しいアン本を出されたはずです。読書会に向けて、ぼちぼちと探してみます。

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宮葉子 / いのちのことば社


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by Annes_Tea | 2013-09-03 19:29 | 赤毛のアン
赤毛のアンのクロスステッチとリッピア再び
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わたしには仲良しの叔母が何人もいる。
みな達者な手芸女子である。
その中のひとりから、心のこもった贈り物が届いた。
ん? と思って開いてみると、
なんとアンのクロスステッチだった。もちろんハンドメイド。
おまけに、『赤毛のアン』の原書まで。
いつか読もうと購入したままツンドク状態だったらしく、
ならばとわたしを選んでくれたらしい。
わたし自身、1/3ほどで挫折した経験を持つものだから、
原書の持ち主にふさわしいかどうか・・・
それでも、叔母の気持ちに感謝して、いつかは読破しましょうと心に誓う。
叔母は、かのプリンスエドワード島まで旅したという。
アンの腹心の友が、こんな身近にいたとは知らなかった。
これもみな、拙著『こころのごはん』がつないでくれた楽しいサプライズ。

イースターが過ぎても、本の売れ行きは好調らしい。
売れている実感はわかりにくいが、
知らない方から感想のおたよりなどが、
ふと届いたりする日常の中で、
あ、読んでいただいているのだな、とうれしくなる。
今週は、ライフ・ラインというテレビ番組でも紹介していただけるとかで、
会堂まで収録に来てくださる予定だ。
ダイエットやパックでもして準備しないと、
などと思っているうちに、もう目前となって諦めつつある。

さてと。
4月に入ってから、毎日はくるくると巡っていく。
おまけに少々の風邪。
寝込んでいるヒマなどないので、
これはショウガ鍋とジンジャーミルクティーとで撃退した。
今年は小学校で仕事をしていることもあり、
すっかり朝型の暮らしである。
一日が、2部制のような状態で、
日中は学校、夕方からは教会やまちづくり関係でばたばたしている。
ますます、地元密着の暮らしへ。深みへと。

ゴールデンウイークで疲れをとり、
たまった家仕事をやっつけなくては。
休みの一日を使って庭仕事に精を出した。
何年か前に植えたリッピアは、
なぜだか雑草と間違えて全部抜きまくったせいで、
全滅したという後日談がある。
この4月に、あらたに取り寄せて、
少しずつグランドカバーとして植えている。
今年こそ庭の緑化に成功するかしら?

花壇はパンジーとビオラが盛りだ。
クリスマスローズはすっかり硬くて大きい葉ばかりとなり、
思い切って茎だけの姿にした。
シルバープリペットはもう少しで白い花の蕾をつけそうな。
アベリアの先にも小さな淡い桃色の花がつき始めた。
庭は春。ようやく春。
寒くなったり、暑くなったり、自然界も忙しない。
桑の木は、ある日ぐんと伸びて、もう青い実をたくさんつけている。
ジューンベリーも健在だ。
いつもと同じように庭の花や実が育っている。
けれども、庭は毎年、少しずつ変化していく。

庭の手入れとブログの更新は比例している。
これは何年も前に気付いたことだ。
庭に心を向けてみたら、
ブログも耕してみたくなった。
久しぶりに気の向くまま書き散らかしてみると、
心に風が通ったような。
ゴールデンウイークの後半も晴れますように。



News! テレビ番組「ライフ・ライン」で『こころのごはん』が紹介されます。

こころのごはん~日々をささえる聖書のことば30~

宮葉子 / いのちのことば社


★プレゼント本として好評です。ふだん聖書を読んだことのない方でもリラックスして読める内容なので、喜んでいただいています。クマのプーさん、赤毛のアン、ハイジ、ムーミンなど、子どもの本の主役たちがときどき出てきます。
★電話での購入は、いのちのことば社直営のウイングサービス042(354)1222/9:00〜17:00(土日休)。メール便で発送可。


庭の話のつながりで、教会の庭の花木などを選んでいただいたプランツスタイリストの井出綾先生の新刊をご紹介します。私もメルと一緒に1ページだけ出てます。

花の教室 季節の花の85アレンジ

井出綾 / グラフィック社


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第一部は、質問に誌上で答えるという構成になっています。このページに、メルと一緒の写真で登場。庭の花などを使ったお見舞いの花あしらいを教えていただきました。
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by Annes_Tea | 2013-04-30 23:42 | 赤毛のアン
『赤毛のアン レシピノート』に挑戦(ショートブレッドの巻)

赤毛のアン レシピ・ノート―L.M.モンゴメリの台所から

L.M. モンゴメリ / 東洋書林


先日、赤毛のアン講座に参加した。テーマは「赤毛のアンの料理」。
わたしの好きな『赤毛のアン レシピ・ノート~L.M.モンゴメリの台所から』
(東洋書林)の翻訳者、奥田実紀さんが先生である。
奥田さんはフリーライターとして、赤毛のアン関連の著書も多い。

昨年も一度だけ、やはり奥田さんの講座に参加させていただいた。
そのときは、テーマが「アンシリーズ」だった。
本当は料理の回に参加したかったのだけれど、
日程が合わずに残念、残念と思っていたところ、
今回も、奥田さんのブログで、なんと開講前日に講座を発見。
やたっ!  いつもながら慌ただしい申し込みだ。
とにかく参加することができた。ありがとうございます。

講座では、ひと通りアンに出てくる料理を確かめながら、
プリンスエドワード島(PEI)の食事情について、
現地の滞在体験から詳しく語ってくださった。
PEIの(というかカナダの)マクドナルドは肉も野菜も現地調達の恩恵で、
日本とは比較にならないほどおいしいという。
マックがおいしい?
結婚した当初からわがやでは、
マックに入るぐらいなら我慢しようという暗黙のルールがあるので、
マックがおいしいと聞いて過剰反応してしまった。
しかも、シーズンになると、地域限定メニューとして
ロブスターバーガーが登場するらしい。
食べてみたいではないですか、これ。

興味深かったのは、PEIのお茶の入れ方である。
鍋にティーバッグを放り込んだと思ったら、煎じ薬さながらぐつぐつ煮出す。
さらに強烈なのは、ミルク代わりに入れるのはなんと練乳(エバミルクだったかな?)。
あ、でもこれは美味しそうだわね、
と参加者一同、妙に納得してしまった。

イギリスへ紅茶をめぐる旅をしたときに痛感したのだけれど、
現地での紅茶の入れ方はじつにおおざっぱだ。
高級ホテルのアフタヌーンティはさておき、
ふだんの暮らしのお茶というものは、そういう性質のものだと思う。
日本紅茶協会で学んでいたときは、
ティースプーンの位置はソーサーの前か後ろか、
ティーサンドの薄さは何ミリがいいのか、
とまあ、重箱の隅を文字通りつつくような質問が相次いで、
わたしも一緒になって真剣にメモをとったことを覚えている。
あの紅茶に対する几帳面さは、日本の文化の一面かもしれない。
それは少しもむだにはなっておらず、
ああいう質問に必死になっていたころを経たから、
今は自信を持って、
ゆるい気持ちで日々お茶を入れる暮らしがあるのだろう。

講座の最後に、
『赤毛のアン レシピノート』でおすすめレシピを教えていただいた。
簡単でおいしいという点であがったのは、
スコッチ・ショートブレッドとフレイザー夫人のサンドウィチ。
というわけで、
ようやく休日の午後に作ってみました。

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本では25センチ角のブリキ型になっていましたが見当たらないので、オーブンの天板を利用して切り分けたものです。結果、くずれやすくぶかっこう。ガラスビンに詰めてごまかしてあります。お菓子、だめなんですよねぇ。



●作ってみた感想は?
『赤毛のアン レシピノート』は、料理上手なモンゴメリの実際のレシピ帳をもとに7つの食のシーン別にまとめた本です。1900年代当時のカナダの料理法のほかにも、教会生活の様子などが垣間見えて、牧師の奥さんという同労者として、たいへん興味深い内容です。


わたしは料理は好き。でも、特別自信があるわけではなく、ましてお菓子はだめだめというタイプです。お菓子を作るには、あまりに大ざっぱな性質のせいだと思います。

それはそうと、料理の腕はともかく、人のレシピを読むのは大好きです。レシピって、人柄がよく表れるのですよね。作りたくなるレシピ、気が合わないレシピ、いろいろあります。いいなぁ、と思うレシピの当人にお会いしてみると、やはり共感できる方が多い、というのが結論なんですけど。

モンゴメリに関して言えば、まだ語れるほどレシピとつき合っていません。でも、その生き方を読めば読むほど、共感できるところがほとんどないんですよね。だけどアンという作品は好き。これこそアン・シャーリーの不思議だと思っています。


今回のショートブレッドは、本の中では、「ふるさとのお気に入り」という分類に入っているレシピです。材料はバター、ライトブラウンシュガー、小麦粉、塩とこれだけ。ショートブレッドのよい点は、材料がごく簡単なところにあると思います。ただ、生地を打ちつけてこねるという作業が含まれており、これはふだんわたしが好んでいるレシピにはないものでした。

わたしが好きなレシピは、ただ材料を混ぜ合わせて、底が抜けるタルト型に詰め込むというだけのもの。生地を30分寝かすというレシピもよく見かけます。でも、こねるというのは・・・。実際にこねようとしてみると、生地がやわらかくてべたべたしてたいへんでした。この手間はなぜでしょうかね。日本のレシピでは、上新粉も加えて出来上がりの食感をよくするのを好むようなので、この違いですかね。

感想としては、1900年代のレシピよりも現代のものの方が簡単だなという当たり前のことでした。
ちなみに、一切れ食べた家族の感想は「ホットケーキの方がおいしいねぇ」でした。むむ。もろもろしたショートブレッドは、紅茶と一緒に味わって本当においしさがわかるのよ、と演説してみたりして。わたしは好きな味でした。なにしろバター1カップ分を使うのです。おいしくないはずがありませんよね。

またアン活動の中でほかのレシピも実験してみます。

アンが愛した聖書のことば

宮葉子/いのちのことば社

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私の新刊もアン活動のおともにぜひ。アンが100年以上経た今も愛される理由を読み解いてみました。


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by Annes_Tea | 2009-04-27 16:39 | 赤毛のアン
「手芸男子」
             ↓3月と4月は身近な人たちのバースデー月間です。
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またクマが増えた。目の下のクマではなく、熊である。
「誕生日に何がいい?」
と夫に尋ねると、2年に一度くらい「クマ」と言う。
クマだなんてひと言で片付けたら失礼かな。
つまり、手足がちゃんと動く正統なテディベアだ。

今回のクマは赤い。
ただの赤ではなくて、ピンクがかったような、
赤が白っちゃけたような微妙な色あいだ。
うーん、クマ素人のわたしには、
そのよさがまだ十分にはわからない。
「サンバーンドレッド」(日に焼けた赤?)とかいう色なのだとか。

新しいクマが家へ来ると、
本棚の上段に入居することになっている。
結婚した当初は、
今よりもたくさんのクマが並んでいた。
ところが、一つ、また一つと
遊びに来た小さなお友だちにあげているうちに減ってきた。
でも、
こうして誕生日なんかに補充されるんだな、クマが。
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最近は自分のためにお昼を作る「弁当男子」がはやっているというが、
夫は大昔から「手芸男子」である。
テディベア作家の道も考えたことがあるとかないとか。
一方、
わたしはアンと同じく、
できればパッチワークなどはしたくないと思っているくちである。
アンはマリラに仕込まれて手仕事の技を見事なまでに身につけたが、
第一巻の『赤毛のアン』までは根本的には家事より勉強という風で、
それでも、やればできる、というところがよいのだ。
わたしもまあ、やらなくはない。
素養としてもなくはないはずである。
というのも、わが実家は母の趣味によってパッチワークの館である。
叔母の多くも、裁縫はもちろん帽子を作って個展を開いたりと、
なんだかんだと「手芸女子」をしている。
そして、わたしと言えば、
必要に迫られて、教会の座布団やテーブルクロスなど、
じつはたくさんの布小物を作ってはいる。
でもね、愛情が足りないのだ。それとも情熱か。
クマにも手芸にも足りないなぁ。

夫の持ち物であるクマの多くは、
インターナショナルスクールやYMCAのバザーなどで見つけた掘り出しものだ。
お金をかけずによいものを探してくる名人という点では、
牧師という職業にうってつけかもしれない。
“お金をかけずに素敵に工夫する”というのは、
教会とわがやの永遠のスローガンかもしれない。

奥さんの本音を言えば、
誕生日には大人の男性らしく、
ぱりっとしたスーツやジャケットなんかを贈りたい。
それでもよくよく考えてみれば、
誕生日だからこそ、
自分では思い切ってなかなか買えないものを贈ることは、
お祝いらしくていいのかも。

ついつい奥さんというものは、現実的になるものでして。
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↑ギター教室の中学生の生徒さんからもお祝いをいただきました。リラックマ、しかもピンク! 朝のマグカップはこれに変わりました。
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by Annes_Tea | 2009-04-11 18:16 | 牧師館で暮らす
荒川ボーダー・コリー日和

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夫がメルと散歩をしていたら、前から来た女の子に、「それ、ドーモー犬ですか?」と聞かれたという。んん、ドーモー犬? 確かにときどき獰猛だけど。言いたかったのは盲導犬かな? わたしがメルを連れて歩いていると子どもたちからすれ違いざまによく言われるのは、「おっきーい」。見慣れてしまったので、それほど大きい犬だとは感じないのだが、チワワやダックスやトイプードルに比べればたしかに大きいか。

メルの里親になるとき、少しは夢を持っていた。セラピードッグとまでとはいかなくても、人からなでられるのが大好きな教会のマスコットドッグになってくれればいいな、と。でも、ボーダー・コリー、しかもオスなのだ。兄弟犬の中で、唯一引き取り手が見つからなかった気むずかし屋さんでもある。これが何を意味するのか、まったく無知だったというわけだ。

ボーダー・コリーは牧羊犬なので、テリトリー意識がとても強い。自分の領域を命がけで守るDNAは、実際に牧羊犬として働いていたお父さんからしっかり受け継がれているようだ。リードをして教会の敷地の外で会うぶんには、だれに対しても基本的にはおとなしいが、敷地内となると俄然、ボーダー魂が表れる。わたしたち家族以外はみんな部外者。命がけで追い払おうとする。

微妙なのは教会の人たちである。週に1、2度来るこの人たちは、果たして敵か味方か? メルも判断に迷うところらしい。ある人には対しては鼻でつっついて警告するし、ある人には平気でなでられている。大の犬好きの人がつっつかれたりもするので、その基準がよくわからない。

アンの作者・モンゴメリーは、ネコ派だったようだ。作品に出てくるのもネコが大半だが、犬も何度か登場している。印象的な話は二つある。『アンの愛の家庭』に登場する子イヌのジイプと、『アンの娘リラ』に登場するマンデーだ。どちらも主人に忠実な犬の物語である。マンデーの方は、忠犬ハチ公も顔負けで、戦争に行ったアンの長男であるジェムを、ひたすら駅で待ち続ける。一人と一匹の再会の場面は、こうくるなとわかっていてもじわっとしてしまう。

犬というものは、全然意地悪ではない。これはすごいことだ。飼い主のことが好きで好きでたまらない。へんな言い方だけど、こちらが申し訳なく思うほどだ。朝、寝室のある二階から、メルのいる玄関へ降りて来ると、熱狂的に迎えてくれる。毎朝、毎朝、これが繰り返される。この新鮮なパッション、結婚生活に見倣いたいことのひとつである。

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荒川砂漠? 日曜日にはサッカー少年で埋め尽くされます。
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荒川には屋形船の停泊場がいくつかあります。

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by Annes_Tea | 2009-02-18 00:30 | まちを歩く
もう一度、アン
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子どものころ、愛読書を聞かれると迷わず『赤毛のアン』と答えていた。
アンの世界に足を踏み入れたのは小学4年生だった。ラベンダーカラーのシリーズ本を、子供の本専門書店「ひつじ書房」で一冊ずつ買い揃えてもらった。
ひとり暮らしを始めるときも、この10巻だけは持って実家を出た。転居のたびにいつでも取り出しやすい場所に置く、いわばわたしの相棒である。遊びに来た人がアンシリーズを見て、こういうの好きなんだ、と意外そうに言われることもよくある。


アン好きの多くの人たちと同じく、わたしも村岡花子さんの訳にこだわる一人である。それまで読んできた児童文学とは、どこか文体の雰囲気が違っていた。実際には少し難しくて、意味のよくわからない言葉も多かった。それでも、「婦人外国伝道後援会」も「客用寝室」も「歓喜の白路」も、きらきらとした異国の言葉のように心に響いた。「○○だわ」というアンの言い回しは、いまもわたしの中に根づいている。
当時、手紙を書くのに夢中になっていたので、アンの得意な「熱烈」だとか「想像の余地」だとかいう言葉を使い、ときには何行かを引用して、大人たちを感心させては得意がっていた。


大人になってから、松本侑子さんの注釈付きの訳本を読んだ。
その中でアンの物語には、シェイクスピアなど文学からの引用が多く含まれていることを知った。中でも聖書からの引用が多いのは、モンゴメリーがクリスチャンの祖母に育てられ、自身も聖書に親しんだことと関係があるのだろう。
あ、つながった、と思ったのは、わたしもそのころ聖書を読み始めたばかりだったからだ。わたしが憧れて引用までしてきた文章は、もしかすると聖書のことばだったのかしれない。


これまで生きてきた中でぼんやりとしていた事柄が、何かでつながっていくのを見るのは楽しい。新しい意味、新しい物語がそこから始まっていくからだ。
アンが再び身近になったのは、何度も言うように、モンゴメリーと同じように牧師夫人になると決まったからだ。
それに加えて、今年はもうひとつつながったことがある。それは村岡花子さんの生涯を明かした『アンのゆりかご』という本に出会ったおかげだ。この本は、村岡さんのお孫さんである村岡理恵さんの筆による。
じつは、村岡花子さんは何かの講演会のおり、わたしの母の実家に一泊だけ滞在してくださったことがあると聞いていたので、一方的により親しい気持ちを抱いていた。
その彼女もクリスチャンであること、そして、アンを翻訳する仕事を、カナダ人宣教師から託された戦時下でのミッションとしてとらえていたことをこの本を通して初めて知った。


教会にはアン好きが多い。アンと同じように、教会が町の中心となって人々をつないでいく物語に、ローラ・インガルスの『大草原の小さな家』がある。
どちらかといえば、テレビの実写で何度も再放送されてきた大草原の方が、印象が強いようで、教会の人たちにはより人気がある。
先日、テレビシリーズをもう一度DVDで見直したという60代の男性が、嬉しそうに教えてくれた。たまたま見た回が、教会建築にまつわる話だったのだという。その人は、学生時代にアンも読んでいて、「道の曲がり角」の話で二人で盛り上がってしまった。出版社で働いていた時、アンだけはよくわからない、という男性編集者の声をよく聞いていたので、アン好きの男性が身近にいたことに嬉しくなった。


アンを読んだことある?
日ごろ接している小学生たちに聞いてみるのだが、100人いて1人がいいところだ。
ほとんどが知らないか、お母さんから聞いたことがあるような気がする、という答えがいいところ。時代がどんなに変わっても、できれば小学生の間に読む機会があれば幸せだと思っている。とくに4、5年生。いつもそれこそこの学年には「熱烈」にすすめる。
今年はそれで5人のファンを生み出すことができた。
子どもたちにも読み継がれていってほしいが、大人になった女性たちにも、もう一度アンを、とすすめてみようかなとも思っている。
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by Annes_Tea | 2008-11-24 22:02 | 赤毛のアン
牧師館のお茶会って?
                 Have a tea?
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『赤毛のアン』に「アンお茶にまねかれる」という章があります。
アンが人生で初めてお茶会に招かれた時のお話です。
新しく教会に赴任したアラン牧師夫人の発案で、日曜学校の生徒を牧師館のお茶にかわるがわる招くことになり、ついにアンのもとにも『グリンゲイブルスのミス=アン=シャーリーへ』と書かれた招待状が届きます。


牧師との結婚が決まったときに思い出したのがこの話でした。
ミセス・アランは幸せいっぱいの新婚さん。お茶会では、うすいピンクのオーガンディーの美しい服でアンを迎えてくれます。オーガンディーという言葉に特別な響きを感じて子ども心にうっとりしたことを覚えています。これから始まる暮らしも、少しはミセス・アラン風にいきたいものだなどと、結婚前の浮かれ気分で想像したものです。


ところが現実は、まるでスイートとはいきませんでした。
牧師館はあまりにも荒れ果てており、女性が暮らすには手を入れる必要がありました。まずはあかずの間をわけ入り、不要物を処分することから始まりました。リフォームで出る廃材とあわせて、その量なんと2トントラック7台分 ! 新婚時代の幕開けは掃除に明け暮れて、ティーポットで優雅にお茶を飲むなど夢のまた夢でした。


でも、こうして結婚から何年かが経ってみると少しずつ願いがかたちになっていることに気づかされます。教会で、あるいは教会の庭で、そして牧師館で、それはそれはたくさんの方々と一緒にお茶をいただいてきたな、と。さすがにオーガンディーとはいかず、庭仕事の合間にジャージ姿で通りがかりの客人と一杯、なんてこともめずらしくありませんけれど。


今年(2008年)は、『赤毛のアン』が日本で出版されて100年ということで、アンという文字を目にする機会がたくさんありました。牧師夫人でもあったアンの生みの親・モンゴメリー、そして、やはりクリスチャンである訳者の村岡花子さんの生きざまなどに再び触れる中で、もう一度、アンとの友情を取り戻したくなりました。


モンゴメリーの時代から時を経ても、牧師館は相変わらず人々と過ごす数だけ素敵なお茶の時間があるように思います。
ほんの少し、みなさんともほっとひと息つける一杯をわかち合えれば。
そんな気分でこのブログを少しずつ続けてみようかと思っています。
                                      2008年11月


             enjoy !
             
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by Annes_Tea | 2008-11-24 21:54 | はじめての方へ


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