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下町すみだ牧師館暮らし牧師の奥さん&文筆家・宮葉子のブログ             
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん


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墨田区のふたつの拠点を中心に、子どもの本のロングセラーを読むゆるやかなサードプレイス。幅広い年代が参加されています。


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大人のお年玉
大人のお年玉_e0165236_22342347.jpg

元旦に持っていってもらった筑前煮が、
大きな卵焼きになって帰ってきた。
タッパーは空で返してね、と念を押したのだけど、
それでは、粋、と言えないのだとか。
これも江戸っ子気質のひとつかしらん。
でも、そんな粋なら嬉しい、嬉しい。
素直に喜んでいただいた。
おかえしのおかえしのおかえし・・・
こんな風に延々と続いていく絵本があったなぁ、なんて思い出しながら。
確かタヌキとキツネの奥さんたちが、
最後は家まで取り替えて、
ええと、どうなったんだっけ?

結婚当初は、同じ通りに住む夫の母から、
おかずをひと品、はい、と渡されることがあって大いに助かった。
でも、後で毎回悩むのだ。
空になったこのタッパーに入れるべきか、入れざるべきか。
転勤族の核家族で育ったから、
こういうお付き合いの仕方を学習する機会に乏しかった。
我ながら下手だなぁ、と思う。
でも、あの頃に比べれば、
かなりいただき上手になったかな。
それとも、ずうずうしくなって、
おかえしに気を揉まなくなっただけかもしれない。

さて、またしてもいただきもの。
新年が始まったばかりだからか、食べ物が続く。
家計は大助かりである。
中でも、びっくりプレゼントだったのは、
特大のキングサーモンである。まさに大人のお年玉だ。
教会のTさんが、朝、ひょいと顔を見せて持って来て下さった。
仕事関係の新年会で一等賞を当てたそうだ。
新年早々一等とは、おめでたい。
でも、Tさんにとっては万々歳ではないらしく、
忙しくて料理するのも億劫だからどうぞ、なんて言う。

じっと見る。
大きい。迫力満点だ。
さて、どうしてくれよう。
ここはやはり、厚めの筒切りにして、
塩、こしょう、オリーブ油でシンプルに焼くのが最善か。
頭に浮かぶのは、シズラーのサーモングリル。
何かしらハーブを使っていたはずなのだけど思い出せない。
結局、夫の出番となってうまく切り分けてもらい、
最初の志に従い、
にんにく、塩、こしょうでシンプルに味つけをし、
オリーブ油でじゅっと焼いた。(これも夫の仕事)
いただく際には、マヨネーズを少しだけソース代わりにつけると、
あら、おいしい。
尻尾の部分にはよく脂がのっていて、
これは石狩鍋にしないとね、なんて二人で話す。
残りは冷凍保存にする。
あの人とあの人にあげようかな、なんて思いめぐらしながら。
今度もまた、おかえしはなしね、と言って渡さないと。


by Annes_Tea | 2010-01-14 22:39 | 牧師館で暮らす
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