下町すみだ牧師館暮らし文筆家、宮葉子のブログ             
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん


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荒川ボーダー・コリー日和

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夫がメルと散歩をしていたら、前から来た女の子に、「それ、ドーモー犬ですか?」と聞かれたという。んん、ドーモー犬? 確かにときどき獰猛だけど。言いたかったのは盲導犬かな? わたしがメルを連れて歩いていると子どもたちからすれ違いざまによく言われるのは、「おっきーい」。見慣れてしまったので、それほど大きい犬だとは感じないのだが、チワワやダックスやトイプードルに比べればたしかに大きいか。

メルの里親になるとき、少しは夢を持っていた。セラピードッグとまでとはいかなくても、人からなでられるのが大好きな教会のマスコットドッグになってくれればいいな、と。でも、ボーダー・コリー、しかもオスなのだ。兄弟犬の中で、唯一引き取り手が見つからなかった気むずかし屋さんでもある。これが何を意味するのか、まったく無知だったというわけだ。

ボーダー・コリーは牧羊犬なので、テリトリー意識がとても強い。自分の領域を命がけで守るDNAは、実際に牧羊犬として働いていたお父さんからしっかり受け継がれているようだ。リードをして教会の敷地の外で会うぶんには、だれに対しても基本的にはおとなしいが、敷地内となると俄然、ボーダー魂が表れる。わたしたち家族以外はみんな部外者。命がけで追い払おうとする。

微妙なのは教会の人たちである。週に1、2度来るこの人たちは、果たして敵か味方か? メルも判断に迷うところらしい。ある人には対しては鼻でつっついて警告するし、ある人には平気でなでられている。大の犬好きの人がつっつかれたりもするので、その基準がよくわからない。

アンの作者・モンゴメリーは、ネコ派だったようだ。作品に出てくるのもネコが大半だが、犬も何度か登場している。印象的な話は二つある。『アンの愛の家庭』に登場する子イヌのジイプと、『アンの娘リラ』に登場するマンデーだ。どちらも主人に忠実な犬の物語である。マンデーの方は、忠犬ハチ公も顔負けで、戦争に行ったアンの長男であるジェムを、ひたすら駅で待ち続ける。一人と一匹の再会の場面は、こうくるなとわかっていてもじわっとしてしまう。

犬というものは、全然意地悪ではない。これはすごいことだ。飼い主のことが好きで好きでたまらない。へんな言い方だけど、こちらが申し訳なく思うほどだ。朝、寝室のある二階から、メルのいる玄関へ降りて来ると、熱狂的に迎えてくれる。毎朝、毎朝、これが繰り返される。この新鮮なパッション、結婚生活に見倣いたいことのひとつである。

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荒川砂漠? 日曜日にはサッカー少年で埋め尽くされます。
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荒川には屋形船の停泊場がいくつかあります。

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by Annes_Tea | 2009-02-18 00:30 | まちを歩く | Comments(4)
Commented by Sparrow at 2009-02-19 08:56 x
はじめてコメントさせていただきます!ブログ村から来ました。
ボーダーコリー犬、いつも楽しみに拝見しています。私の実家で15年飼っていた犬と12才の犬が、立て続けに去年亡くなりました。今の楽しみは、よそ様のワンちゃんを見せていただくことです。また遊びに来させていただきますね!
Commented by Annes_Tea at 2009-02-19 22:11
遊びに来てくださりありがとうございます! 12年と15年ですかぁ。どのようなワンちゃんだったのですか? わがやのボーダーは家族になって4年目です。それでも、あとどれくらい一緒にいられるのかな、なんて考えることがあります。(考えるだけで胸キュン状態・・・)。これから散歩日和の季節ですので、犬写真を色々とアップするようにしますね。そちらのブログにも遊びにうかがいます!
Commented by Sparrow at 2009-02-20 09:08 x
うちの犬は、15才で亡くなった方は雑種、12才で亡くなったのはビーグルでした。両方とも病気でも事故でもなく、その日まで元気だったのに、夜中に突然息を引き取りました。老衰でしょうね。犬自身も飼い主も苦しまずに命を終えることができたのも神様の憐れみだと思っています。ボーダーコリー犬の写真、これからも楽しみにしていますね!
Commented by Annes_Tea at 2009-02-20 23:21
わあ、理想的な最期ですね。それをうかがって、こちらもなんだか安心しました。犬の里親になるにあたって、調べれば調べるほど選択肢が増えて迷っていたとき、神学校の友人たちに祈ってもらい、まさに! という出会いをしたのがメルでした。犬との生活も祈りから、と教えられる毎日です。ではまた!
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