下町すみだ牧師館暮らし文筆家、宮葉子のブログ             
by Annes_Tea
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宮 葉子 yoko miya
文筆家+牧師の奥さん


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「大人のための子どもの本の読書会」
墨田区のふたつの拠点を中心に、子どもの本のロングセラーを読むゆるやかなサードプレイス。幅広い年代が参加されています。


つながる・祈る・分かち合う「pray&hopeプロジェクト」を主宰。月に一度、女性たちの集まりをもっています。
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「慈しみ」と「恵み」役はボーダーコリー!?


聖書の中でもとりわけ有名な詩編23篇をアニメ化した賛美アニメ。
終わりの方にボーダーコリーが出てくるので見入ってしまった。
牧羊犬は確かに、どこまでもどこまでも羊を追いかけるので、
「慈しみ」と「恵み」の役にぴったり。
どういう意味か? 
アニメを見てのお楽しみ。

こちらは慈しみと恵みではなく、締切りに追われる日々。
でも、書き終わると、
すべて慈しみと恵みあってこそと気付くのだろうけど。

PSALM 23
The LORD is my shepherd, I shall not want.
He makes me lie down in green pastures;
he leads me beside still waters;
he restores my soul.
He leads me in right paths
for His name's sake.

Even though I walk through the darkest valley,
I fear no evil;
for you are with me;
your rod and your staff---
they comfort me.

You prepare a table before me
in the presence of my enemies;
you anoint my head with oil;
my cup overflows.
Surely goodness and mercy shall follow me
all the days of my life,
and I shall dwell in the house of the LORD
my whole life long.


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わがやの「慈しみと恵み」ちゃんは、この通り。暑くても外が好き。でも暑いからこんな感じ。

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by Annes_Tea | 2012-08-10 09:50 | ボーダーコリーのメル | Comments(6)
スカイツリー開業前夜
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スカイツリーよりも、話題なのは金環日食だけど、
明日になればきっと、終日スカイツリーがメディアにあふれるはずだ。
じつは、親しい宣教師さんの誕生日と同じ日なので、
開業の月日をしっかり記憶している。

2年続いたエッセイの連載が今月で最終回となった。
ちょうどスカイツリーの話で終わるという不思議。
ひと区切り、そして新しい始まりの感がひときわ強い。

このまちに来たとき、
聖書のエステル記を心の支えのひとつにしてきた。
エステルというのは王妃の名前だが、
自分の置かれている土地と神の摂理について学ぶところが多い。
なんといっても有名な決め台詞は、
エステルを育ててきたモルデカイのことば。
「あなたがこの王国に来たのは、
この時のためであるかもしれない」エステル記5:14

自分が王妃である、なんてもちろん言うつもりはないし、
まだ「この時」とまでも全然言えないけれど、
やっぱりすべてに意味があるからこの土地にいるんだろうな、
というのは腑に落ちるようになってきている。
たとえ私の好みは相変わらず、
海が近く、風の流れる日差しにあふれるまちだとしても。
だってね。
まさかあんな高い高いタワーが、
こんなせせこましいまちに建つなんて、
この土地に来たときには想像すらしなかったもの。

何が起きるかなんて、だれにもわからないけれど、
神さまとともに歩むかぎり、
それは本当に希望にあふれてる確信だけはある。

と、こう言いきれるのも、
下町での年月があってのことだね。

さあ、まち開き!

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区民祝賀イベントの寺島なす配布は、こんな風景の中で行われました。30万人くらい来場があったそうですね。なす完売!
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by Annes_Tea | 2012-05-21 23:29 | まちづくり | Comments(0)
病いと向き合う
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久しぶりにお見舞いに行った。

昔、作家の遠藤周作さん主宰の
傾聴ボランティアのグループに入っていた時期がある。
まだクリスチャンではなく
会社員をしていた悩み多き時代だったので、
人の話を聞かせていただけるような成熟さはかけらもなかったのに、
それでも話を聞かせてもらいたいと思ったのはなぜだろう。

もちろん研修を受けてから実地となるのだが、
私たち新米は、ベテランさんたちとペアになって行動する仕組みだった。
内科や長期の入院病棟ではなくまずは外科から体験を積む。
その病院で外科と言えば、骨折だとか、
時間が経てば治るという患者さんがほとんどだった。
だから、話を聞いてほしいという方は少なく、
結局、花瓶の掃除ばかりしていた記憶がある。

教会に仕えていると病いが身近になる。と言うと、変に聞こえるだろうか。
年齢層の幅広い共同体ということもあり、だれかしら病いを負っている。
また、病いの方のために祈りの要請をいただくことも多い。
とりなして祈ることは、教会の柱とも言えるほど、ひとつの大切な働きだ。

何度も書いていることだが、祈れる人生となり本当によかったと心底思う。
たとえばお見舞いにうかがっても、
祈りという武器なしに、その方やご家族の重荷とどう向き合えばよいのか
きっと途方に暮れるに違いない。

病床の傍らにしゃがみ込んで祈り、また、ご家族と廊下で祈る。
たとえ、ご家族がイエスさまをまだ知らなくても、こういう時には祈らせて下さる。

その場に行けない場合は、離れた場所でその方のために祈れる。
どんなにITによるネットワークが進歩しようと、「祈り」という遠隔操作にはかなわないな。


ゴスペルシンガーの内藤容子さんから教えていただいた動画です。多くの方々にシェアしたい。生きる希望があります。
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by Annes_Tea | 2012-01-17 22:29 | 牧師館で暮らす | Comments(5)
主は私の羊飼い
これはわがやの羊飼い。
牧羊犬とはいえ、残念ながらここ墨田では、
ムクドリやハトを追い回すことしかできません。
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よい新年の幕開けだったけれど、
2週目に入るや、忙しい、忙しい。
おまけに、原稿の締切りを忘れていて、
こんなブログを書いているのが見つかったら編集さんに呆れられるかも。

2か月近く休んでいたスカイプでの英語クラスに
来週から本格復帰する予定なのだが、
それには詩編23編を暗唱せよ、とのお達し。
初級と上級クラスしか開講できなかった関係で、
アドバンスの落ちこぼれとなっている。

というわけで、
洗い物の際や、お風呂の中や、電車での移動中に
せっせと諳んじている。

詩編の新改訳とNew King James Versionをメモ代わりにアップ。
内容のないブログ更新にて失礼。

Psalm 23
New King James Version (NKJV)

Psalm 23
A Psalm of David.
 1 The LORD is my shepherd;
         I shall not want.
 2 He makes me to lie down in green pastures;
         He leads me beside the still waters.
 3 He restores my soul;
         He leads me in the paths of righteousness
         For His name’s sake.
         
 4 Yea, though I walk through the valley of the shadow of death,
         I will fear no evil;
         For You are with me;
         Your rod and Your staff, they comfort me.
         
 5 You prepare a table before me in the presence of my enemies;
         You anoint my head with oil;
         My cup runs over.
 6 Surely goodness and mercy shall follow me
         All the days of my life;
         And I will dwell in the house of the LORD
         Forever.
   
詩篇23篇(新改訳版)
23:1 主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。

23:2 主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。

23:3 主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。

23:4 たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。

23:5 私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。

23:6 まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。


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世界一大きい犬種のアイリッシュ・ウルフハウンド。犬旅で泊まった宿のホスト犬です。これで2歳。かつて、アイルランドの農民は、この犬によってオオカミから家畜を守ってもらったのだとか。今では稀少な犬種となっています。立ち上がると飼い主さんよりも大きくてびっくり、メルも目を丸くしていました。小型犬は、騒然となって、ひっくり返りそうでした。でも、穏やかで甘えん坊なんですよ。静かに触らせてくれました。

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ふわふわ。かわいいのでもう一枚。犬に全然ピンが合っていないところに、私の動揺が表れていますかね。
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by Annes_Tea | 2012-01-13 23:43 | ボーダーコリーのメル | Comments(5)
今年の漢字は「実」
e0165236_17121534.jpgお正月、私の実家で久しぶりに全員集合となりました。義姉からもらったリヤドロのお祈りをする天使。愛らしい。


みなさん、どのようなお正月ですか?

元旦が日曜日というのはよいですね。
ここ墨田に帰省してくる方も交え、
教会の家族たちと礼拝し、
持ち寄った帰省土産やら、
恒例となっている牧師のお雑煮やらで、
おしゃべり、おしゃべり。
これまでなかなか元旦礼拝には出られなかった方々も、
日曜日ということで初参加。
「大変よい一年の始まりでした」
とにこやかに自宅に帰っていかれる高齢の方々を見送って、
さて、わがやのお正月という順番。
こういう一つ一つが愛しいと感じられるほど、
私も余裕が出てきたのかな?

e0165236_17521252.jpg単身の方へのミニおせちもどきのお土産。いつも同じ内容ですが、今年は数の子入り! 年末年始は、単身の方には少し気持ちが揺れるときでもありますから、元旦礼拝後の交わりはとても大切なお正月行事だと個人的には思っています。


さて、今年もゆるりとブログを続けていくつもりです。
いつも読んでくださるみなさん、今年もよろしくお付き合い下さい。
新しく読んでくださるみなさんとは、初めまして。
「毎週読んでいます」と、時々言われるので、
何かな? と思っていたところ、
いつのころからか、週に一度の更新パターンとなっていたとは。
本人は気付かず。
これは暮らしと気持ちのパターンゆえですかね。

クリスマス愛さん会で、2011年を振り返りつつ、
2012年の信仰の抱負などを一人一人が語った時,
「同じがいちばんです」
と話して下さったのは教会の最高齢の方。
若い時は、毎年同じではどうなるんだろう、
と焦った時期も長かったそうだ。
でも、さまざまに体験した今は、
同じを繰り返すことのできる幸いをかみしめていると話してくださった。

同じ、と言っても、
それに向き合う心の態度が違えばまったく違う風景が見えてくる。
そして、不思議なことに、
心の態度が変われば、人と人との関係も変わり、
さらに新しい出会いが生まれる。
これは実感としていつもある。
同じだけど違う。だからいつの間にか前進している。

個人商店を経営している方が、
何十年とパターン化していた接客態度を変え、
ここも宣教の地であると受け取り直したところ、
同じなのに違うというこの真理を体験しているそうだ。
「もしてかしてクリスチャンですか?」
と言われることもあり、
接客に感激され、お手紙をいただくことまであるという。

パターンがルーティンになると、
形骸化して力がなくなる。
同じことであっても、いつもそこにいのちがあることがポイントかな。
デボーションも祈りもしかり。

さて。
通例にしたがって、
今年の漢字を受け取ろうと思い、
年末から思いめぐらしていた。
2011年は「喜」。
震災の年に? うん、だからこそという結果となった。
喜びえないときに喜ぶ。
泣く者と泣き、喜ぶ者と喜ぶ。
2012年はこれ、と思いいたり、
元旦礼拝を捧げる中で、
あらまあ、夫も同じ思いが与えられているのだわ、と気付いた。
これもいつものパターンだけど。
クリスチャンの夫婦が同じ思いになるのは当然かな。
イエスさまの傘の下、ともに暮らしているのだものね。

「実」。
これが今年の漢字だ。
耕し、種を撒いてきた長い時を経て、
実を結ぶ季節がきたと感じている。
どのような形での実かわからないけれど、
荒野に花が咲くと本当によい。
いや、もうここは荒野ではなくなっているのだろう、きっと。

e0165236_17565649.jpg新年にはメルの写真を撮るのもパターン。ゆっくり散歩に行けますからね。


e0165236_17591347.jpgかなりご機嫌。


e0165236_180199.jpgお正月の荒川河川敷から見るスカイツリーはこんな感じ。5月に開業。今年の墨田はどうなるかな? 


e0165236_1852321.jpg私はメルの横顔の写真が好き。こればかり撮るのもパターン。

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by Annes_Tea | 2012-01-03 18:06 | ボーダーコリーのメル | Comments(2)
キャンドルサービスの夜に
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クリスマスおめでとうございます!

キャンドルサービスの後、
教会の方々とキャンドルの灯りの輝く会堂で、
コーヒーを飲みつつしばしおしゃべり。
なんとはなしに、一年をともに振り返ってみる気になったのは、
暗闇に輝く光のせいかもしれない。

いろいろあったけど、
ここまで来られてよかったね。
というのが共通した感想だ。

12月になって、こんな聖書のことばが心にいつも響いている。

見よ。
わたしのささえるわたしのしもべ、
わたしの心の喜ぶわたしが選んだ者。
わたしは彼の上にわたしの霊を授け、
彼は国々に公義をもたらす。

彼は叫ばず、
声をあげず、
ちまたにその声を聞かせない。
彼はいたんだ葦を折ることもなく。
くすぶる燈心を消すこともなく。
まことをもって公義をもたらす。
彼は衰えず、くじけない。
ついには、地に公義を打ち立てる。
島々も、そのおしえを待ち望む。
(イザヤ書42章)


この教会は小さな小さな群れだ。
それでも、70年近くも、
燈心を消すことなく、
礼拝を守り続けてきた。
先日、私たちの教会の仲間のおひとりが、
昔を懐かしんでこんな話をして下さった。
日曜日の夜、
礼拝に初めて来た時、
牧師がたった一人でギターを手に賛美をしているのを見て、
まさにここに暗闇の中の光を見つけたと感じたと言う。
この教会に来るべく、
これまでの人生があったのかな、とも言う。
牧師がまだ独身だったころの話だ。

いまだに小さな小さな群れだけど、
決して消えてはしまわないしぶとさ、しやなかさ。
これから起きるであろうさまざまなことが楽しみだ。
クリスマスにはいつも新しい希望が満ちてくる。

さて、愛餐会用のスープが煮えたようなので、
あとはカード交換のための聖書のことばを書いて休みます。

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トミー・デ・パオラの仕掛け絵本です。ネティビティの代わりに飾っています。華やか。

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これが表紙。ブックオフでなんと100円。出先で見つけて、すぐに救出。来るべきところに来た本ではないかと思っています。あるべきものが、あるべき場所におさまるとき、その価値が発揮されるんですよね。これからも大切に使います。
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by Annes_Tea | 2011-12-24 23:33 | クリスマス | Comments(0)
遠くまで来た
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今でも読まれているのかしら? 


やはりひと言くらいは
何か書いておきたいと思っていたのに、
日々は忙しく過ぎ、
ついに12月に入ってしまった。
そう、地下鉄サリン事件の一連の裁判終結について。

地下鉄サリン事件後の日本。
今でも、あのころの不穏な気持ちを思い出すことはできる。
地面の割れ目に入り込んでいくような感覚だった。
そのまま体も心も抜け出せず、
ぽかんと遠い空を眺めているような日々。
井戸の底に座っている。
それがいちばん的確な比喩だと今でも思う。

でも、そんな日々を思い出すことがなくなっていることに、
まず深い感慨を覚える。

遠くに来た、わたし。
シンガーソングライターの友人の曲に
同じようなタイトルがあったっけ。
新しい人生、新しい心で歩んでいる。
これはすごいこと。
まさか、牧師の妻となり、
人のために祈る働きをするなんて。

地下鉄サリン事件の後、阪神大震災があり、
そして、わたしは事件に遭った。
部屋を引っ越し、
ひとり暮らしをたたみ、
叔母のところに居候した。

犯罪被害者ということばも、
PTSDということばも、
ようやくマスコミに出てきたころの話だ。
メールもまだ使っておらず、
ネット検索なんかもぜんぜん。
「犯罪被害者」ということばを新聞で見つけては、
なんとかその仲間たちにたどり着こうとしていた時代だ。

犯罪被害者の会の立ち上げ前から、
会合に参加させていただき、
被害者の権利に関する法律制定のための運動にも顔を出したり。
同時進行で、
心の回復のためにあっちこっちと寄り道を続けていた。

このころひたすら考えていたのは、
「人は自分の手に負えないほどの試練に会った時、
いったいどうすればよいのか?」
という疑問だった。

ライターとして「女性の転機」の企画を持ち込んで、
取材して回ったこともある。
同じように女性たちに人生の話を聞かせてもらうような
インタビューの仕事ばかりしていた。
取材と執筆が回復の手段かと思っていた。
そうして聞いていく中で、
しっくりする答えを見つけられるようにも思っていた。

もちろん、それなりにやっていくことはできる。
でも、どこかでひっかかっていた。
玉ねぎの芯が傷んで周りをじくじくだめにするように、
心の芯が傷んでいるのを欺けないなぁ、と。

あの時代、一緒に話をした人たちが、
テレビにたくさん映っているのを見て、
みんなも遠くまで来たのかだろうかと思う。
それとも、同じ場所に佇んでしまうことが多いのだろうか。

今は会う機会はほとんどないが、
あの時とは違った方法で、
わたしはひとつのことだけは続けていこう。
それは、祈ること。

12月に国分寺の教会から
女性のクリスマス会の講師としてお招きをいただいた。
今回の震災の被害にあわれた方のお話もあるという。
祈りを通して乗り越えてきた女性たち、
あるいは今まさに乗り越えようとしている女性たち、
あるいは井戸の底にまだなお座っている女性たちがいるかもしれない。
12月の出会いにはまた特別な意味がある。
一人一人との出会いが本当に楽しみ。

女性たちに話を聞かせてもらう。
結局、取材をして歩いていたあの時から、
やっていることは変わらないのかもしれないけれど。

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12月だもの。祈ろう、祈ろう! この椅子、神田YWCAの払い下げ。100年経って取り壊されたけれど、別の教会でこうして元気に活躍しています。(すみだではありません)
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by Annes_Tea | 2011-12-01 19:16 | 牧師館で暮らす | Comments(4)
まち見世さんぽ「知られざる墨東キリシタン史」
これは浅草教会の120年史。プロテスタントの宣教の歴史が150年ですから、すごいこと。キリシタン史を追うと、日本人という民族の特徴がある意味よくわかります。浅草教会の最初の会堂は日露戦争時代、暴徒たちによって焼き討ちの憂き目に。
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墨東まち見世2011、まち見世さんぽのトリとなる
「知られざる墨東キリシタン史」がいよいよ日曜日の午後開かれます。
日曜日ですから、礼拝の後、大急ぎで支度をして案内人となる予定です。
天気がよければ、教会の方も参加したいな、と言ってくれました。
ただ、今のところ雨っぽいですよね。
その場合、翌週の土曜日に順延します。

ぜひこの機会に、墨東の端っこを歩きにおいでください。

日時:11月20日(日) 14:30〜16:30pm
集合は東武伊勢崎線鐘ケ淵駅西口改札集合
詳細は http://machimise.net/sanpo.html(要予約)
*雨天の場合11月26日(土)14:00〜16:00



このイベントを読売新聞の記者さんが見つけ出して下さり、
事前取材においで下さいました。
今朝の読売新聞の地域版に、
週末のイベントクローズアップとしてこのツアーが紹介されました。
我が家は朝日新聞なので、まだ見ていないのですけど。
知り合いから、ぼつぼつと、見たよ、という報告が。感謝。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

少しばかりツアーの内容のご紹介です。
(見どころ)


★鐘ケ淵のまちは明治から昭和にかけて、
カネボウ(鐘ケ淵紡績)のいわば城下町のように栄えました。
カネボウの広大な敷地内には鐘ケ淵教会が建てられ、
そこに幼児教育の専門家として派遣されてきたのが
キュックリヒさんという若い女性の宣教師でした。
今回のツアーは、その彼女の軌跡を辿りつつ、
途中、汐入も一望し、
玉ノ井(廃娼運動を推進したのが当時の教会でした)を通り、
墨田聖書教会をゴールとします。


★キュックリヒさんは赴任してすぐ関東大震災に遭い、
カネボウも 瓦礫と化しました。
彼女も帰国を考えましたが、
牧師たちの献身的な働きに感激し、
ともにいわゆる炊き出しに明け暮れたそうです。
また、まちの人たちがバラックの前に箱を置き、
その中で植物を育 てているのを見て、
日本人のしなやかでたくましい心に感動をして日本に踏みとどまる
決意をしたという話も残っています。
まさに路地園芸の歴史!


★戦後は、埼玉県加須市に移り、
戦災孤児の孤児院から出発し、
今では高齢者の施設までを含む大きな働きの実を結んでいます。
もちろん、それら社会福祉法人の施設の真ん前には、
美しい教会堂が。愛泉教会と言います。
72歳で加須の名誉市民となり、
市民葬までしてもらいました。
残念ながら、
20年以上も暮らした鐘ケ淵には目に見える形で の痕跡はありません。
数年前まであった宣教師館もカネボウの崩壊とともに取り壊されてしまいました。

伝えていくことの大切さを思います。
ライフワークとして取材を続けていこうかしら、
とあらためて思わされています。
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by Annes_Tea | 2011-11-18 21:11 | お知らせ(イベント他) | Comments(4)
ヴォーリズ建築をめぐる旅 ♯7 (クラブハリエ日牟禮カフェ)
これで最終回です。
最後は美味しい写真をお裾分け。
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クラブハリエというのは地元で人気の洋菓子店です。平日にも関わらず、店内は観光客でごった返していました。前日までに予約をすると、ヴォーリズ建築の特別室を貸し切りで利用できます。夕食代わりと言い訳をしてこんなに贅沢をしてしまいました。和栗を使ったモンブランと焼きたてバウムクーヘンです。

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私が案内されたのは小さな図書室でした。図書室でお茶をしながら好きなだけ寛ぎ、写真を撮らせていただくことができました。それなのに今、その部屋の写真が見つからないので、とりあえず2階のお部屋をご紹介します。太陽の光がふんだんに差し込み、風の通る空間。やはりヴォーリズです。

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階段にもヴォーリズならではの工夫が。蹴上げが低く、踏面の広い設計。使う人の身になって、どのような年代でも安心して歩けるサイズです。最初の一段目の大きな丸いコーナーは、ほとんどの建物で見ることができました。

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カフェになる前は、個人のおうち。スパニッシュスタイルの和洋折衷式住宅だったようです。ヴォーリズ特別室は4つの趣の異なる部屋の一室をカフェとして予約できます。前日までがお約束ですので、旅に行かれる方におすすめします。この部屋を後にし、私は長浜へと移動しました。


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先週、近江兄弟社からいつものように「湖畔の声」という小冊子が届きました。
その巻頭の文章にはヴォーリズ語録からの小文が載っています。
少し引用をして紹介させていただきます。

「ヴォーリズ先生は、『日本には昔から良い字があります。
協力の協という字です。
三つの力の内、上の力は神の力、下の力は民衆の力。
然し、それでも力不足の時には真剣に神に祈りなさい。
と十字架がつけられている。』と話された。」(湖声社発行)



私も子どもたちを教えるとき、
協力という字の成り立ちを伝えるようにしています。
でも、十字架のことには気付きませんでした。なるほど。

ヴォーリズの住宅作りの中心にはいつも食卓があります。
暮らしの真ん中にあるのは、食を囲む団欒。
自宅のリビングにも大きな大きなテーブルがあり、
その脇には愛用の足踏みオルガンがありました。

音楽と食と語らい、そして何よりも祈り。

食卓の壁には自筆の書が掲げられていました。
それには「神の国」とあります。
大きく力強い字で。

神さまから目を離さず、
みことばからぶれない人生。
今回、建築を通して生き様に触れる中で、
そこがヴォーリズの最大の魅力だと感じました。
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by Annes_Tea | 2011-10-23 23:29 | まちを歩く | Comments(0)
ヴォーリズ建築をめぐる旅 ♯2 (近江八幡教会、アンドリュース記念館)
近江八幡教会は、旧市街のほぼ真ん中にあります。北にそびえる八幡山とともに、高い塔の天辺にある十字架が目印となってわたしを旅の間、導いてくれました。
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近江八幡市内には、24のヴォーリズ建築があるそうだ。
ただし、自転車でガイドして下さった方によると、
これもそうではないかと言われている建築を含めるともう少しあるのだとか。
それらはみな個人の住宅なので、
自転車でわざわざルートをとって通過して下さった。

というわけで、
いつの間にやら、近江八幡市内ヴォーリズ建築全制覇を遂げたらしい。
(などと心もとない書き方をしたのは、
まちの輪郭をとらえる前に、ひたすら先導して下さる自転車についていったもので。
後でうかがうと、その方は体育会系自転車部タイプのようでした。
わたしは家庭科系自転車部ですからね。必死でした。)

手元にある地図(NPO法人一粒の会発行)を頼りに、24の建築をご紹介。
ただし、個人の住宅も多いですし、立ち入り禁止の場所もありますので、
くれぐれも事前に調べて訪ねてみて下さい。

ヴォーリズ記念病院内(1〜3)
 1ツッカーハウス
 2旧五葉館
 3礼拝堂
 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 4恒春園
 5滝川邸
 6クラブハリエ日牟禮カフェ(要予約)
 7近江兄弟社ハイド館
 8ヴォーリズ記念館(要予約)
 9旧八幡郵便局
 10旧岩瀬邸
 11アンドリュース記念館
 12旧近江八幡兄弟社地塩寮
 13八幡商業高校
 14市立資料館
 15旧ミッションダブルハウス
 16旧ウォーターハウス
 17吉田邸
 18石橋邸
 19内炭邸
 20前田邸
 21浪川邸
 22柿元邸
 23宮川邸
 24近江金田教会

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近江八幡教会は、3度の建て替えを行っているそうです。これはヴォーリズによるものではなく、ヴォーリズ建築事務所の設計によるもの。ですから時代的には新しいですね。夜の祈祷会に参加させていただきました。今回の旅の素敵な出会いの数々は、祈っていただいたおかげですね。

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会堂を見せていただきながら、牧師の奥さんと立ち話をあれこれ。さすがに写真には撮りませんでしたが、納骨堂が隣にあり、それがとても素敵。先に天へ行かれた方々の写真がずらりと並んでおり、いつでも先輩たちのことを思い出すことができるお部屋でした。牧師館はヴォーリズ建築ですよ。いいなあ。しかも、かつて近江兄弟社の社員寮だったところですから、部屋数がたくさんだとか。もしも暮らすチャンスがあるとすれば、ムーミンのおうちのようにゲストにどんどん泊まってもらいたいなぁ。

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アンドリュー記念館。教会のすぐ隣にあります。これはヴォーリズが1907年に日本で最初に設計をした建物です。YMCA会館として使われていたようです。今は、ときどきカルチャー教室的にも使われているそうです。(見学は外観のみ)

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シンボル的な煙突がヴォーリズ建築のひとつの特徴。たくさん見ているうちに、あ、ここにもまたあった、と嬉しくなるカタチ。
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太陽の光を取り込むことが十分に考慮された設計ももうひとつの特徴。いろんな形の窓がたくさん。昔の窓はかわいい。
(*このブログにおける「ヴォーリズ建築を歩く」シリーズの建築に関する説明は、NPO法人ヴォーリズ建築保存再生運動一粒の会が制作した「近江八幡のヴォーリズ建築」のマップを参照しています)
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by Annes_Tea | 2011-10-04 22:45 | まちを歩く | Comments(2)


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